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カタールW杯・イングランド代表メンバー予想

 カタールワールドカップ開幕まで残り僅か、プレミアリーグを愛する者なら、母国の日本以上に気になってしまうのが、イングランド代表のメンバー選考だろう。世界的謎将ギャレス・サウスゲート率いるスリーライオンズでは、フィル・フォーデンやフィカヨ・トモリを始め、ここ数年かつてないほど若い才能が台頭してきており、メンバー選考は熾烈を極める。今回はそんなイングランド代表のワールドカップに挑むメンバーを予想していこう。ガチ予想半分、個人的好みによるチョイス半分といった具合の選考となるため、マジレスは受け付けておりません。読者の皆さんも自分が森保一になったつもりで、自分だったらどんな采配を取るか、ぜひ想像しながら最後まで読んで頂きたい。

GOAT Player

はじめに、このまま順調に行けばほぼ選ばれることが確実なメンバーから見て行こう。
【当確】

(GK)
ジョーダン・ピックフォード(エバートン)
アーロン・ラムズデール(アーセナル)

(DF)
リース・ジェームズ(チェルシー)
カイル・ウォーカー(マンチェスター・C)
キーラン・トリッピア―(ニューカッスル)
ハリー・マグワイア(マンチェスター・U)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・C)
ベン・チルウェル(チェルシー)
ルーク・ショー(マンチェスター・U)

(MF)
デクラン・ライス(ウェストハム)
ジュード・べリンガム(ドルトムント)
ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール)
メイソン・マウント(チェルシー)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
フィル・フォーデン(マンチェスター・C)
ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・C)
ラヒーム・スターリング(チェルシー)

(FW)
ハリー・ケイン(トッテナム)
イバン・トニー(ブレントフォード)

まずは、何といっても押しも押されもしないチームの大黒柱、DFハーリー・マグワイア!!!所属するマンチェスターUでもキャプテンを務め、常にピッチ内外においてファンを魅了するその才能はまさにエンターテイナーの鏡。世界中から注目を集める舞台であるW杯は、彼無しには語れない。何が何でもメンバーに選び、どんな状況でもスタメン、キャプテンを務めて頂きたい。Harry Maguire Goat!!

イングランド代表といえば世界的にサイドバックの層が厚いチームとしても有名だ。CBにも対応できるカイル・ウォ―カーや両SBに対応できるトリッピアー、そしてポンデリンクヘアで有名なリース・ジェームズのメンバー入りは硬いだろう。

ミスタードーナツ

MFは説明不要で順当のメンバーとなる。べリンガム、ライス、マウント、サカ、フォーデン辺りは言わずもがな。先日行われたドイツ戦でも、マグワイア先生の大活躍で2点ビハインドで耐えていた後半途中から出場し、見事に流れを変え2得点を呼び込んだサカとマウントのコンビは圧巻だった。そしてティラノサウルスを連想させる走り方が特徴のスターリングも、サウスゲートからの信頼が厚く、メンバー入りがほぼ確実だ。

ラヒーム・ワタ・スターリング

FWに関しては、PK職人ことハリー・ケインが健在だ。失敗が許されないノックアウトステージもあるW杯においてPKはかなり重要であり、PKが素晴らしいケインは必ず選ぶべきだ。また、好調ブレントフォードのエースFWイバン・トニーにも今回は注目したい。今季ここまでにリーグ戦では既に6得点を記録しており、個人的に顔が好みの為、ぜひ注目してみて欲しい。

トニー

【当落選上・候補】
ここまで26人の枠から19人をピックアップしてきた。個人的に色々思う部分は残るが、イングランド代表の監督はサウスゲートであり、ここでは彼の言う事が絶対だ。ここからは自分がイングランド代表監督ならこうする、という観点から、個人の好みも含めて残りの7人を選んでいきたいと思う。

(GK)
ディーン・ヘンダーソン(ノッティンガム・フォレスト)
ニック・ポープ(ニューカッスル)
サム・ジョンストン(クリスタル・パレス)
(DF)
ベン・ホワイト(アーセナル)
エリック・ダイア―(トッテナム)
フィカヨ・トモナリ(ACミラン)
タイロン・ミングス(アストン・ヴィラ)
コナー・コーディー(エバートン)
マーク・グエイ(クリスタル・パレス)
ジョー・ゴメス(リヴァプール)
トレント・アレクサンダーアーノルド(リヴァプール)
ジェームズ・ジャスティン(レスター)
アーロン・ワンビサカ(マンチェスター・U)
エインズリー・ナイトランド・メイルズ(サウサンプトン)
(MF)
カルバン・フィリップス(マンチェスター・C)
ジェームズ・ウォードプラウス(サウサンプトン)
コナー・ギャラガー(チェルシー)
ルベン・ロフタスチーク(チェルシー)
エべレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
エミール・スミスロウ(アーセナル)
ウィルフレード・ザハ(クリスタル・パレス)
ハービー・バーンズ(レスター)
ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
ジェームズ・マディソン(レスター)
ジェシー・リンガード(ノッティンガム・フォレスト)
カラム・ハドソン・オドイ(レバークーゼン)
ジェイドン・サンチョ(マンチェスター・U)
マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・U)
メイソン・グリーンウッド(プリズン・FC)
ゴミ・カス(別名デレ・アリ)
(FW)
タミー・エイブラハム(ローマ)
ジェイミー・ヴァーディー(レスター)
オリ―・ワトキンズ(アストン・ヴィラ)
ドミニク・カルヴァートルウィン(エバートン)
カラム・ウィルソン(ニューカッスル)
エディ・エンケティア(アーセナル)
パトリック・バンフォード(リーズ)

まずGKだが、ここは好調ニューカッスルのゴールマウスを守るニック・ポープを選びたい。次にDF、ベン・ホワイト、フィカヨ・トモリ、マーク・グエイ、この辺りが残りの枠を争うことになる。クリスタルパレスに所属する22歳の若きCBマーク・グエイ、昨年ヴィエラ監督にその才能を見出されレギュラーの座を掴み、リーグ戦36試合に出場した。そしてセリエAに移籍後抜群の安定感を見せるフィカヨ・トモナリ。スピード、空中戦や対人の強さ、そして特筆したビルドアップ能力で抜群の安定感を誇るベン・ホワイト。私だったらフィカヨ・トモリ、そしてベン・ホワイトを選ぶ。理由はシンプルにそれぞれ名前とルックスが好みだからだ。間違ってもトレント・アレクサンダーザルノルドを選ぶことはしない為、安心して欲しい。その他にも、レスターでここ数年安定したパフォーマンスを見せるジェームズ・ジャスティンも選ばれる可能性を残すが、今回はメンバー外とさせて頂く。

カッコいい

続いてMF。ここまでユーロやネーションズリーグでメンバー入りをしてきたカルビン・フィリップスだが、怪我の影響で今回はメンバー外となることが予想される。また、昨季クリスタル・パレスで大ブレイクを遂げたコナー・ギャラガーだが、今季のここまでの出来を見る限りではメンバー入りはまだ時期早々か。代わりに、ルベン・ロフタスチークとジェームズ・ウォードプラウスを選出したい。191㎝の長身で、足元の技術やパワーも備え、更には今季序盤戦はチェルシーにてWBでも出場していたマルチ能力を備える。また、相手をいなしながらビルドアップに関わる能力も備えている為、繋ぐサッカーをモットーにしている(はず)のサウスゲート下では間違いなく重宝される(べき)存在だろう。また、圧倒的な精度を誇るプレースキッカーことウォードプラウスもメンバー入りすれば大きな武器となるだろう。先日も強烈なボレーを叩きこんだ好調のボーウェン、復調の兆しを見せる112億の男サンチョもいるが、今回はそのタレント性を買ってジェシー・リンガードをメンバー入りさせたい。彼は安定性こそ無いものの一発で流れを変える力を持っており、やはりワールドカップだけありリンガードやウォードプラウスといった、一発のある選手をベンチに置いておくだけで、チームに良い影響を与えるだろう。

ジェシー・リンガード ※画像はイメージ図です

最後にFWだが、私はヴァーディーをベンチに置いておきたい。30代後半に差し掛かっても衰えぬその嗅覚はまさに健在で、後半のラストにヴァーディーが出てくることは相手DFからしたら悪夢ではないだろうか。膠着したゲームの流れを変えるジョーカー的な役割を期待したい。そして何よりプレミアリーグでタイトルを獲得した経験を持つこともチームに大きな影響を与えるだろう。まさかいないとは思うが、得点王は何度も獲っても、リーグタイトルはおろか国内カップ戦のタイトルすら手にしたことのない2流ストライカーと違い、しっかりと勝者のメンタリティーを備えた選手をメンバーに入れておくことがワールドカップを勝ち抜く鍵だろう。
他のFW陣を見ると、ワトキンズも非常に力のある選手だが今季はここまで精彩を欠いている印象だ。可能性として高いのはカラム・ウィルソンの方か。

以上を踏まえ、ガチ予想半分好み半分で選んだイングランド代表の26人はこちらだ。
(GK)

ジョーダン・ピックフォード(エバートン)
アーロン・ラムズデール(アーセナル)
ニック・ポープ(ニューカッスル)
(DF)
リース・ジェームズ(チェルシー)
カイル・ウォーカー(マンチェスター・C)
キーラン・トリッピア―(ニューカッスル)
ベン・ホワイト(アーセナル)
フィカヨ・トモナリ(ACミラン)
ハリー・マグワイア(マンチェスター・U)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・C)
ベン・チルウェル(チェルシー)
ルーク・ショー(マンチェスター・U)
(MF)
デクラン・ライス(ウェストハム)
ジュード・べリンガム(ドルトムント)
ジョーダン・ヘンダーソン(リヴァプール)
ジェームズ・ウォードプラウス(サウサンプトン)
ルベン・ロフタスチーク(チェルシー)
メイソン・マウント(チェルシー)
ジェシー・リンガード(ノッティンガム・フォレスト)
ブカヨ・サカ(アーセナル)
フィル・フォーデン(マンチェスター・C)
ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・C)
ラヒーム・スターリング(チェルシー)
(FW)
ハリー・ケイン(トッテナム)
イバン・トニー(ブレントフォード)
ジェイミー・ヴァーディー(レスター)

マグワイアを中心に、後ろからしっかりと繋ぐビルドアップで攻撃を組み立て、スターリングのダイブからPK職人ケインがPKを決める最強のスリーライオンズにぜひ期待したい。イングランド代表は11月21日(日本時間22時)に初戦のイラン戦を迎える。トモナリFC一同もイングランド代表を、そしてカタールワールドカップを盛り上げて行こうと思う。
Harry Maguire GOAT!!!

文/No.⑦

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