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感想:君たちはどう生きるか

2023年7月23日。君たちはどう生きるか。を観てきた。

エンドロールを観ていたら、気がついたら涙がとまらなかった。

あの、大叔父は、きっと宮崎駿監督自身の姿。

あの塔は、宮崎駿の紡いできたジブリの世界。たくさんの本は、それらの物語や、紡いできたものの象徴?

最後に塔から溢れた者たちは。これからを生きる私たち?

そして、ジブリの創作の血を継ぐ者たちへ、紡いでいくべきメッセージの伝承。セキセイインコは、作品を通しても伝わらないものは伝わらない。という象徴?ラストは、映画館を出る人達にも感じた。

あの積木は、資本主義の社会の限界や、人間のエゴによる環境破壊。地球の限界を伝えてる。積木が本物?偽物?石?木?何かしら区別をしていたのは、溢れる情報の中からみつけた本物をみつける難しさの話?

鳥たちは、Twitterなどソーシャルメディアへの揶揄。宮崎監督にしては、鳥が妙にリアルでないのは、twitterアイコンを模倣?魂を食い潰してしまったり、妙に攻撃的(なのに無表情で感情を感じない)な様々な鳥たち。に押し潰されないでというメッセージ?

鳥の大王はエゴでバランスを断つメディア。や、権力者の象徴?

よくわからなかったなって人は、このTwitterみたいな世界ではあの塔の中の世界では、大きい闘う鳥だけど、現実世界ではセキセイインコだって監督に揶揄されてるってこと?

そして鳥の大王(権力者)のエゴで良いとこ奪われて地獄に置き去りにされてるんだよ。って言う皮肉。

燃え盛る炎は、創作の情熱や難しさなのか。

舞台や映画で、創る側のエネルギーが体に流れこんできてしまった時。私はこうして泣きやめない時がある。

なんて重たい置き手紙。

雑だけど、今日どうしても残しておきたくて。


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