魔法乙女レモンシフォン各話紹介

■第1話「魔法乙女レモンシフォン誕生ぷん!」

私立探偵沢渡鉄太郎と病気がちな娘の真帆は空気の良い町に引っ越してきた。その日新しい家の屋根裏部屋に住みついている小人のしふぉんは、キールから小人族が生涯に1本だけ与えられる魔法の杖を授かった。魔法の杖で良い魔法をたくさん使うと願い事が叶うのだ。しふぉんは真帆を元気付けようと早速真帆の前に姿を現した。

■第2話「魔法探偵レモンシフォン?」

魔法乙女レモンシフォンとなったしふぉんは、魔法を与えられて有頂天だった。真帆から鉄太郎の職業の話を聞いて探偵に興味を持ち、体が弱くて父親を手伝えない真帆のかわりに自分が探偵をする、と言い出した。しふぉんは外に出て情報収集、真帆はしふぉんが持ってきた情報を分析したりレモンシフォンの衣装を作ったり、ふたりの探偵ごっこが始まる。新しい家に来てからいきいきしはじめた真帆を見て鉄太郎も喜びを隠せない。万事順調といった感じに霧生は微笑む。

■第3話「初仕事だぷん!」

とにかくちゃんが見つけてきた仕事は定番の迷子猫探し。あっさり見つけ、飼い主の老婦人からお礼に美味しいお菓子を貰い、すっかり味をしめたしふぉんは今後報酬はお菓子で貰おう、と決めた。マイペースなしふぉんに戸惑いながらも自由に外を飛びまわれるしふぉんのおしゃべりが新鮮で真帆はしふぉんの決定についつい頷いてしまう。

■第4話「真帆の淋しいお留守番」

ときめくような事件がなくてちょっと不満なしふぉん。時計台の上から町を見下ろしていると、怪しい男を発見。尾行を開始した。部屋で待つ真帆はなかなか戻らないしふぉんがもうこのまま帰ってこないような気がして不安になっていた。落ち着かず玄関まで降りて行くと、扉の向こうで霧生とつぼみが楽しそうに語らっているのを聞いてしまう。霧生に密かに想いを寄せていた真帆は更にショックを受ける。

■第5話「名探偵真帆?」

しふぉんは真帆が淋しくないようカエルの置物ケロビンとゲコゲコを魔法で動けるようにした。少し元気を取り戻した真帆は、鉄太郎が受けた行方不明の社長を探すという依頼で事件を推理し見事解決してしまった。自分に少しだけ自信を持てた真帆はその晩しふぉんにも好きな人がいるという話を聞いた。

■第6話「本当の美味しいお菓子」

しふぉんと真帆がお気に入りの洋菓子店が突然閉店することになった。大ショックのしふぉんはすぐに調査を開始した。天才パティシエ東海林さんに理由を聞いている時、しふぉんが以前見かけ尾行に失敗した怪しい男が現れた。

■第7話「ぽこぽこ祭だぷん!(前編)」

小人族のお祭り、ぽこぽこ祭をどうしても真帆に見せたくて、しふぉんは真帆に魔法をかけ小さくした。祭の力で特別魔法が強くなったしふぉんのおかげで一日だけ健康を手に入れた真帆は、ぽこぽこ祭をおおいに楽しむのだが…

■第8話「ぽこぽこ祭だぷん!(後編)」

つぼみが霧生とキールとに二股かけていると思ったしふぉんは、つぼみをナメクジに変えてしまおうとした。ところが魔法が弾き返されたばかりかキールに見つかり魔法の杖を取り上げられてしまった。

■第9話「目覚めない真帆」

体の不調から真帆はしふぉんに八つ当たりしてしまい、看病していたつもりだったしふぉんは怒って家出してしまった。静かになった部屋の中で真帆はこの家に引っ越してきてからのことを思い出していた。次第に淋しさのほうが強くなり、真帆はしふぉんを捜すため雪の中に飛び出した。

■第10話「消えたしふぉんの魔法」

目を覚まさない真帆を看病するしふぉんのもとにキールが現われ、真帆を助けるには魔法の杖の力を全部使わなければならないと話した。しふぉんは自分の願い事を叶えることより真帆を助けるほうを選んだ。

■第11話「真帆の魔法」

真帆はしふぉんに感謝していたけど、罪悪感もあった。人間サイズの美しい乙女になってキールに告白しようと思っていたしふぉんの恋に協力したい、そう思い悩んでいた時真帆はつぼみから衝撃の事実を聞かされる。

■第12話「最終回・魔法乙女レモンシフォンは不滅だぷん!」

特例として2本目の魔法の杖を授かったしふぉんだが……。しふぉんと真帆の恋の行方はどうなるの?


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