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GLAYのファンのファンになった話

こんにちは。ともちゃんです。
いやーびっくりですね。
30周年を迎えるアーティスト(とそのファン)を今更追うことになるなんてね。


※うっかり検索に引っかかってしまったGLAYファンの皆様におかれましては気分のよくない表現もあるかもなので苦手な方はそっと閉じてくださいね。
末永くGLAYと共に、いや供に人生を送れることを願っています。

GLAYについて

正直に言うとGLAYは一切聞いてませんでした。デビューから30年1度も自分から聞こうとしたことはありません。
というのも私はビジュアル系と呼ばれるバンドが苦手だったんです。
長髪や奇抜なヘアスタイル、メイク、ねっとりした声…ここら辺がどうも私と合わなくてですね。
GLAYがビジュアル系だったかどうかは分からないけれど、当時私が思うビジュアル系に当てはまっていたんですよね。
なので曲はほとんど分かりません。
CMで流れるサビの一部を聞いたことがある、程度です。
私が知ってたのは【函館出身の4人組バンド】って事だけでした。

Instagramのリールで流れてきたTERU語録

私の1年に1度のお楽しみである𝑹𝑰𝑺𝑰𝑵𝑮 𝑺𝑼𝑵 𝑹𝑶𝑪𝑲 𝑭𝑬𝑺𝑻𝑰𝑽𝑨𝑳 𝟐𝟎𝟐𝟑 𝒊𝒏 𝑬𝒁𝑶が開催される少し前の事でした。
家でなんとなくインスタのリールを流し見してたらこんなのが流れてきたんです。

え?待って大丈夫?TERUってこんな感じ?

念の為フォロワーさんに確認。
「天然記念物」だと言うことがわかりました。
函館の天然記念物か。知らなかった。
この時はまだ「TERU語録」なんて言葉は知らず「TERU 天然」「TERU エピソード」等で検索していたら出てきたんですよね、TERU語録という言葉が。

夢中でTERU語録を漁ってました。
出てくる出てくるTERU語録。
やべえぞ…TERUやべえ。
次の日もその次の日もTERU語録を漁ってはTERUやべえwwwって笑ってました。
とんでもねえ逸材を見つけてしまった。

GLAYERのフォロワー

私のX(旧Twitter)の相互さんに厄介なGLAYファンの方がおりまして。この方が私がTERUに興味示したことを見逃さなかったんです。
DMで色々教えてくれたんですよ、TERUの事を。
もうね、曲を知る前にエピソードの知識が増えてくんですよw
え、TERUがそんなことを?どんな状況???ってなるじゃないですか。TERUの言動ってビギナーには全く想像出来ないんですよ。
でもちゃんとね、動画つけてくれるんですよ。
まじでMCでやらかしてるTERUが面白くてしょうがないw
文字でしか知らなかったエピソードを実際の映像で見るとまじでTERUってこんなんなんだwwwってますます興味湧いてきちゃって。
そうなると今度はその時ってメンバーどう思ってんだろ?って考えるじゃないですか。
厄介なGLAYファンは手取り足取り教えてくれるんですよ。助かります。
じゃあさ、それをファンはどう思ってる訳?ってなりますね。なりました。

「保護者」だそうです。

保護者www
見守りwww

ここら辺からGLAYのファンおもしれぇな?ってなりましたね。
(※GLAYに限らず厄介なヲタクは大好物です。)

一応面白MC置いておきます。

「緊張してね〜(手のひらに)米・米・米(パクッ)…米だっけ?違う?あ、人だ人!」
そんなことある?
いや実際あったんだけど。

言い間違いや勘違いなんかはホッコリなんですけどね、ほんとうに意味がわからなくて「?????」ってなることもありまして。
もうそれは向井秀徳なんじゃ?ってなってきて
【TERUの中の向井秀徳】というパワーワードが生まれました。

※向井秀徳に関しても私は履修しておらず、初めて(タバコを何本も咥えて銃口向けてる姿)見た時「なんなんだ?この人は?」となった訳ですが長年のナンバガファンも「なんなんだ?」と思っているのを知り安心したのを覚えています。

改めて考えてみるとこのフォロワーさんとの出会いが良かったんだと思う。
「この曲かっこいいので聞いてください」とか一切言わない。(この曲の時のTERUエロいぞは教えてくれた)私のぶっ刺さるところを上手に布教してきた。
厄介なヲタクだからこそのテクニック。
それにまんまとハマった訳です。

GLAYのライブレポ

私も普段、数は多くないけどライブに行ったりします。
整理番号とか席順とかセトリとか全然気にしないタイプです。
私がライブレポするなら「すごい楽しかった」くらいしか言えない。レポじゃないなこれ感想だな。

一方GLAYのファンのライブレポ。
すごいんですよ。(こちらも厄介なGLAYファンに教わった)
瞬きしてないでしょ?って言いたくなるくらい詳細を極めている。目何個あんの?
あの時あの場面でこんな姿でこんな事言ったとか歌ってる時の様子が似顔絵入りでX(旧Twitter)にあげられている。てんこ盛りのレポ。
メンバーをイジりつつもリスペクトがあり、やはり保護者目線。それがめちゃくちゃ面白い。
厄介なヲタクしかいないのかよこの界隈は。
でも治安が良さそうだなって思いました。
おもしれぇバンドにおもしれぇファン。

この頃にはGLAYのファンのファンになってました。
ちょうどライブがあり、たくさんのライブレポを見れたこともタイミング良かったなと思います。

GLAY出演待ったなし

RSR勢にはお馴染みのこのセリフ。
私、GLAYのことなぁんも知らなかったのでね、何も考えずコンテンツとして楽しんでたわけです。

念の為最新のまとめ置いておきますね。

最新の、です。RSR18からまとめてあります。
私の知ってる限りではありますが6年間言い続け7年目を迎えました。

GLAY(というかGLAYのファン)を知るまではこれファンに怒られない?って心の中で心配してたんですよね。
でもGLAY(のファン)を知れば知るほどこのコンテンツがGLAY愛に溢れていることに気付くんですよ。
よく調べてんな〜と思っていたものは間違いなくGLAY愛です。
ぶっちゃけね、全然GLAY興味無いけど北海道出身のGLAYがRSRに来たらいいな〜みたいなノリでやってるだけだと思ってたんです。疑ってすみません反省してます。


そして先日30周年のあれこれ発表されましたね。
なんと私はGLAYのインスタライブをリアタイしていたんですよ。(厄介なヲタクに教えて貰って)

とうとうですわ。とうとう待ったなし確定です。
待ったなしの時点で確定のテイで楽しむコンテンツなんですけど、確定の確定なんですわこれ。
夏フェス出演ってだけでどのフェスかはまだ発表されてませんが地元を愛し大切にしている彼らが北海道以外で「史上初の夏フェス出演」をするでしょうか?
はい、そうですね。私もそう思っています。
答え合わせを楽しみましょうね。
せーのっ!GLAY出演〜?

                     \待ったなし/


TERU→TAKUROへ推し変

GLAYを知るきっかけはTERUの天然からなので「TERUカワイイネ」「TERUセクシーダネ」とTERU推しだった訳ですが、事態は急変します。

TAKUROがネイティブだったんです。
英語ではないです。私が慣れ親しんだ函館訛りです。
これが私のハートに刺さりまくったんです。

試しに息子にも聞かせてみたところ「ジジ(私の父)を聞きやすくした感じ」と言ってましたね。
さすがネイティブ。
その後色々動画を漁ってると出てくる出てくる函館弁が。
「へくさくなる」「ほんずけなし」なんていつぶりに聞いただろうか。
ずっと隠していた(つもりの)訛りや方言、これからは積極的に使っていきたいとすら思った。

そしてこれを見てTERU→TAKUROへの推し変…とは言ったものの箱推しとなりました。

GLAY仲良すぎるんですよ。
いい年したおっさんの大人たちが高校生の昼休みか!と言いたくなるほどキャッキャしてて微笑ましい。
GLAYのドキュメンタリー撮ろうとしたが喧嘩ひとつ起こらず平和すぎてボツになったって話めちゃくちゃ好きです。

それ、むしろ見たいけどね。
ただ、酒飲むだけの配信とかめちゃくちゃ見たいけどね。
ライブよりトークショーが見たい。(ごめんて)

こんなのをね、5時間くらいやって欲しい。
(ほんとごめんて)

ファンサがすごい

ファンサという言い方が正しいのかはわからないけど、とにかくファンを大事にしてるんだろうなと感じられることが多々ある。
うっかり入会してしまったGLAYmobileには毎日必ず画像があげられている。
満足度が高い。毎日ファンのこと考えてるんじゃないだろうか?と思うしビギナーの私ですら「もしかしてGLAYって私の事好きなんじゃ…///」とすらなる。
それが長年のファンとなったらどうなるか。
紛れもなく相思相愛と思ってる。
自信に満ち溢れている。
間違ってないと思う。

2017年11月に発売された曲の冒頭に「年が明けたら結婚しようよ」という歌詞があるそうだがファンは年末に「突然のプロポーズから6年経ったが皆さん経過はどうか」とツイートしてた。
まだご成婚には至ってなさそうではあるが相思相愛であることは間違いないのだろう。大丈夫。ワンチャン今年かもしれない。

なんかわかるのよ。自分に向けられてるような気持ちになるんだよ。
みんなを見てくれてる。一人一人見てくれてる。
TERUも言ってた。「アリーナ席〜!毛穴まで見えてるぜ〜」って。
毛穴まで見てくれる。そんなバンドマンなかなかいない。
ただ、かっ開いた毛穴を推しに見て欲しいかと言われたら絶対見せたくないけどね。
でもTERUならかっ開いた毛穴も受け入れてくれる気がする。

30周年を迎えて

30周年ですよ。
46歳の私の人生の半分以上活躍されている。
今更GLAYの30年間を遡って知ろうとしたところで私の寿命が間に合わない。
これまでの大まかなエピソードは厄介なヲタクによって履修済なのでこれからのGLAYを見守りたいと思う。

30周年にして史上初の夏フェス出演が発表されている。
30年も活躍しておきながらまだ「初」を見せてくれるGLAY。ありがたい。カッコイイネ。
(先程も書いた通りRSR確定とは思うけど「そっちか〜い」ってズッコケるのもそれはそれでRSR勢的にも待ったなし的にも面白い展開ではある、と私の中のヤクザが小さい声で言ってた)

露出が増え史上初の夏フェス出演もあり、私のようにGLAYを知らなかった一般人もGLAYに触れる機会が増えそうである。

それを見込んでファンが肩慣らしを始めてる。
布教活動に力を入れるべく腕まくりしている。
多分GLAYを知らないって人はあまりいないと思う。
TERUが未だに「名前だけでも覚えていってください」と発言するそうだが名前くらいは知ってるはず。
ただ、私のように30年間触れて来なかった人もいるってことをファンは知っていて何とかGLAYを知ってもらおうとしている。
今で言うとQUEENファンにGLAYを布教しようとしている。
その姿も愛おしい。

さいごに


書いているうちに感情爆発しすぎてタイトルからかけ離れてしまったけれど、流れとしては

TERUのド天然エピソードを知る

厄介なGLAYヲタクに(曲以外を)布教される

うっかりGLAY沼(曲以外)に足を踏み入れる

沼に肩まで浸かってるぬくぬくのファンを知る

ファンの皆さんカワイイネ

である。

ほんと愛おしいんですよ!!
GLAYもGLAYのファンも愛おしいんです。
赤ちゃんとか笹食ってるだけのパンダとか木の上で寝ているだけのナマケモノとか見てる時の気持ちになる。
あ、これか。保護者…
母性本能くすぐられてんのかな。そういうことなのかな。

私はまだビギナーであり、曲もさほど聞かずただおもしれぇバンドを見てるおもしれぇファンを見守っているだけなので何も出来ないけれど、TERU語録は検索して欲しい。