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ダナンという地方都市

韓国や中国では何だか物足りない、かと言ってヨーロッパや北米となると、費用もかかり距離的にも遠い。

低コストで海外を感じたい欲張りなあなたにオススメするのが、そう、東南アジア。

一丁前にこんなことを言っている私ですが、東南アジアには、タイには3回、ベトナムには1回という何とも言えない回数しか行ったことがありません。

とはいえ経験者としてみなさんに、現地の様子を少しでも感じていただけたらという思いで、今回はベトナムを紹介したいと思います。

イメージしやすいように、写真多めで行きますよ!

ダナン➡ホイアン➡ホーチミンの順番で紹介します!

ダナンはどんな町?

一言でダナンはどんな町なのかと言うと、”観光地化しつつある地方都市

「観光地化しつつある」という表現がポイントです。
完全には観光地化していません。

ぶっちゃけ、そんなにやることないです。

町中の観光スポットが少ない。
移動手段も観光客向けに整備されているわけではないので、基本はタクシー移動。

ダナンは、数少ない観光スポットが点在しているようなイメージです。
その点、ホーチミンの方が観光は圧倒的にしやすい。

個人的に思うダナン観光の醍醐味は、ローカル感を味わえることだと思いますね。

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ダナンの町並みを写真で紹介します。

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バイクに乗っている人たちは、マスクをして長袖一枚を羽織っている方が多かったです。

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ベトナム語はアルファベット表記。

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とにかくバイク。
現地の方々の足として活躍するバイク関連のネタをひとつ。

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現地ではバイク移動が基本。
例えばどこかの店に行くときも、到着したらバイクを店の前まで持ってきて停めます。

車道ではなく、歩道にバイクを乗り上げさせて、文字通り店の前に停めます。

車道と歩道の段差をなるべく無くして、スムーズにバイクを歩道側へと乗り上げさせるための工夫?がなされています。

上の写真、車道と歩道の段差が丸みを帯びているのが分かりますか?
(この写真は割と鋭角なのでわかりにくいです)

もし段差が直角だと、バイクで乗り上げた時に上に弾んじゃいますよね。

みんなバイクから降りることなく、なかなかの勢いでバイクに跨ったまま、これまた器用に歩道へと乗り上げて行くんですよね(笑)

実はこの一工夫が、歩行者にとっては気を付けるべきものになってしまいます。

現地のベトナム人にとっては全く問題ないと思いますが、観光客は気を付けないといけない。

足元を見ないでボーっと歩道を歩いていると、丸くなっている所に足を置いてしまい、”ズルーっ”と滑ってしまいます。

これは本当に気を付けてください。

歩道と車道の段差が高いので、一度足を滑らせると大股を開いて車道側へと体が傾きます(笑)

運が悪いと水溜りになっている所に足がズルーっと落ちてしまいます。

どんな材料でコンクリートを固めているのか分かりませんが、丸みを帯びた個所がやたら滑る。

スニーカー履いてても全然滑るので、サンダルなどを履いてる方はもっと気を付けてください。

マ・ジ・で・滑ります。

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歩道など関係なしにバイクがあります。

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足滑らしそうな場所に限って水溜りがあるんです。
ちなみにこの写真、虹がかかっています!

写真の加工をしていないので、少し色が分かりにくいかなー。
あんまり色が出ていなので目を凝らして探してみてください!

ダナンのローカルフード

町並みを見ていただいたところで、次はローカルフードを紹介します。

【Cơm Gà A Hải】
こちらのお店はチキンライスで有名。

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宿泊先の近くにあったので立ち寄り、多くのお客さんが食べているチキンライスを注文。

私が注文したのは、チキンを蒸したタイプのやつですね。
一番人気はチキンを揚げたタイプ。

美味しい。しかも安い!!
チキンがドーーーンって感じ。

これが250円ほど。

後々調べたら、このお店が人気店であることを知りました(笑)

【Little Mango】
マンゴースムージーのお店。

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こちらのお店は、先ほどのチキンライスのお店から歩いて1分くらいの距離にあります。

どのドリンクも230円ほど。

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ダナン滞在中、何度もここで買いました(笑)
私が選んだのはマンゴーサイダー。これはもっと安かったと思います。230円もしなかったはず。

甘ったるい飲み物が好きではないので、さっぱりしたサイダーを選びました。

その他にはマンゴーヨーグルトやフラペチーノのようなものもありました。

ドリンクですがマンゴーの果肉がしっかりと入っています。
日本で似たようなものを注文したら、値段は倍以上しそう。

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がっつりマンゴーが乗ってるこのドリンクでさえ45000VND(約230円)です。

チキンライスを食べた後のデザートに、ぜひLittle Mangoへ!

【Bánh Xèo Miền Trung】
ベトナム料理バインセオ

バインセオは”ベトナム風お好み焼き”なんて表現されていますが、全くお好み焼きっぽさはありません(笑)

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パリッとした固めの生地の中に、もやしやエビ、豚肉が入っています。

おやつ感覚で食べれるバインセオですが、思った以上にお腹に溜まる。
見た感じ軽く食べれそうなんですけどね。

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右側の肉味噌が美味しくて、これ単体で食べれるレベルでした(笑)
白いご飯に乗せて食べれば間違いない。

ダナンでバインセオのお店を調べると、こことは違う、もう一つのお店が出てきます。

そっちのお店の方が観光客に知られているかも知れません。
ここのお店は超ローカル。探すのに一苦労。

【Kome's】
ベトナム料理レストランのお店。

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こちらのレストランは、ダナン大聖堂の正面にあります。

2階の窓際の席に案内され、大聖堂がよく見えました。

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生春巻き。

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フォー。

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ベトナムコーヒー。

ベトナム料理のレストランなのでザ・ベトナム料理を頼みました(笑)
どれも日本人の口に合う。

値段もリーズナブル。
日本で食べたらいくらだろう、、、

【Thien Ly Danang-style】
こちらも同じくベトナム料理レストラン。

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ミークワンという汁なし麺と春巻き。

日本で食べる油そばのようなものではなく、そうめんに近いあっさりした麺に、甘辛いタレ(出汁をベースにしたサラサラしたタレ)をかけて食べます。

野菜もたくさん乗っていてヘルシー。
ただ、食べているうちに味に飽きちゃうかもしれませんね。

タレの味付け自体が薄味で、野菜から水分も出るので、全体的に水っぽいというか。

日本の汁なし麺(油そば・まぜそば)とは全くの別物と考えて食べたほうが良さそうです。

ダナンの観光スポット

【ダナン大聖堂】
ダナンの観光スポットと言えば、まずはダナン大聖堂。

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ピンク色の可愛らしい大聖堂。
インスタ映えします。

あいにくの曇り空でしたが、多くの方が大聖堂をバックに写真を撮っていました。

ダナン大聖堂でググると、「ダナン大聖堂 入り口」という検索ワードが出てきました。

みなさん大聖堂への入り方に困っているのですね。
私に任せてください。

大聖堂の敷地に入るには、2つ方法があります(私が知る限りでは)。

ひとつは大聖堂の裏側から。この写真で見ると、ちょうど大聖堂の裏に回ったところに入り口があります。

もうひとつは、先ほど紹介したKome'sというレストランがある道路沿いから入る方法。

大聖堂を正面にして(Kome'sを背中に)、右手に門があります。
多分、曜日によってこの門が開いている。

なぜ私が2つの方法を知っているのかというと、2日連続で大聖堂に行って、2回とも違う方法で入ったから(笑)

1回目の時にカメラの広角レンズを持っていくのを忘れてしまい、2回行くことに。

1回目は運よくKome's側(大聖堂正面右手)から入れたのですが、2回目に同じように入ろうとしたら、門が閉まっていました。

でも、中には人がいるから入り口が他にあるんだろうとグーグルマップで調べてみたことろ、大聖堂の裏手に入り口がありました。

正面から裏手に回るのがめんどくさいんですよね。
かなりグルーっと回らないといけない。

実際のところ、どちらの入り方がオフィシャルな方法なのかはわかりません。

なんとなく、大聖堂の裏側がオフィシャルな雰囲気出てました。

【ミーケビーチ】
ミーケビーチなのかミーケービーチなのか。
これもまた、どちらがオフィシャルな呼び名なのかはわかりません。

ただひとつ言えること、それはビーチがあまりにも閑散としているということ。

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人いなさすぎ問題。

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意図的に人がいないところを選んで写真を撮っているわけではありませんよ!(笑)

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雑誌やネットで見る限りは、「ミーケビーチ激熱」みたいな感じ。

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熱いのは砂浜だけです。

海そのものはとても綺麗で、砂浜もサラサラしています。
でも閑散としすぎ。

ベトナム人は夜行性で、昼間はそんなに活動しません。
そのためローカルの人は、夜にビーチに来て遊んでいるようです。

百歩譲って、ローカルの人はそれでいいです。

でも、観光客は昼間にもっとビーチでわちゃわちゃしてなきゃダメだろ。

ビーチって人で溢れてなんぼじゃないですか。
こんな閑散としたビーチ見たことないですよ。

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ビーチ沿いではホテルの建設ラッシュ。

冒頭で私が言った”観光地化しつつある”という言葉の意味が、こういう部分で伝わりませんか?

すでにホテルはいくつかあるのに、観光客いなさすぎですよね。

夜に一度行くべきだったかな、と今になって後悔。

【ハン市場】
ダナン大聖堂からも近いハン市場。

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1階・2階からなる市場。

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1階が食品や雑貨で、2階が衣類。

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イメージと違ったところは、売る側の人たちにあまり売る気がないこと(笑)

観光客と売り手の値引き合戦をしているイメージありますよね?

観光客:「ディスカウント、ディスカウント!」
店員:「NO(客に興味なし)」

電卓持ってお互いカタカタしないんかーーーい!
客もあっさり諦めるんかーーーーい!

全く想像と違いましたね。

【ドラゴンブリッジ】
ロン橋にかかるドラゴンの建造物。

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こちらのドラゴンブリッジ。
週末になると、口から炎と水が出てきます。

そういうパフォーマンスがあるんですね。

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パフォーマンスまでの待ち時間、ひたすらスローシャッターで川を進む観光船を撮っていました。

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待った時間だけの価値があるかと言われれば、ないです(笑)
こんなこと言うのもあれですが(笑)

普通にドラゴンの口から炎と水が出て、そのたびに見物人たちが「おおーー、おおおーーー」と言うのを眺めるっていうアクティビティ。

人それぞれ感じ方は違うので、たまたま私には退屈だったという話です。

これ見るまでに1時間30分は待ちました。

でも、ロン橋を渡ったこの周辺は結構にぎやか。
ナイトマーケットもあるし、バーや食べるところもたくさんあります。

そしてひとつ注意点!
ドラゴンのパフォーマンスが終わった瞬間に、大勢の人が一斉に移動を開始します。

すぐホテルに帰るとなっても、なかなか身動き取れません。
「こんなに人いたんだ!?」ってくらい大混雑。

直後にUberを呼んだのですが、そのUberを探すのにまず時間がかかり、乗車後は橋を渡るのに時間がかかり。

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地元の人はみんな、バイクですいすーーいって帰っていきます。
夜でもマスクしてる。

ダナンからミーソン遺跡、ホイアンへ

ざっと私のダナン観光について紹介しました。

ダナンはベトナムの地方都市のローカル感を味わうには良い場所です。
治安も良いし(滞在中危険な目に合うことはなかった)、食べ物は美味しいし安い。

でも、観光地としての物足りなさは正直なところあります。
旅行雑誌やネット記事で語られるダナンは盛られすぎ。

でも、ダナンには高級ホテルもいくつかあるので、そういうホテルに滞在すると、ひと味違ったダナン旅行になるのかもしれませんね!

物足りなさという意味では、これからの観光地としての発展に期待しています。また何年後かに行きます。

そして、次回は世界遺産のミーソン遺跡とホイアンを紹介します!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。みなさまからのサポートは、今後の活動費用として使わせていただきます。