若い人、文字読めている?
仕事をしていると、老人によく尋ねられる。
老人は思考力が低下しているので、仕方ないと思いながら案内する。
その次によく尋ねてくるのが「大学生から社会人数年くらい」の若者。
彼らはスマートフォンを使えるはずなのに、わからないのか、よく聞いてくる。
今の若い人は小さいうちからスマホに触れている、スマホ世代である。
スマホによってたくさんの情報を得ており、情報を獲得するのは得意なのでは?と思う。
しかし
もしかして「若い人って文字を読めていないのでは?」
と疑問を持つ、彼らは、検索ができても、スマホに表示されていることが現実社会に落とし込めなくて、理解できないのでは?
彼らは普段、スマホで何を見ているのだろう、と考えたけれど
SNSで交流しているだけ?という結論。
TwitterやInstagramは、文字よりも、画像や動画で交流することができる。ということはSNSを使いこなしていても、文字でのやりとりは少ないのでは?と思う。
そういえば新井紀子さんの「AIvs教科書が読めない子供たち」にこんなのがあった。
教科書が読めない子どもが増えている。
確かに普段、尋ねてくる人たちは平日にも関わらず、スーツを着ていない、ということはフリーターといったところか。
上記の本にはこういう未来予測もある、正直少し怖い。
フリーターの仕事の多くは、AIや機械に取って代わられやすい仕事であろう、ちなみに私の仕事もそうである。
いや、それ、書いてあるやん、てことを本当に聞いてこないでほしい。
仕事をしていると「世の中の人って本当に文字が読めない、文字を読めないことを他人のせいにしている」なと思う。
わからないことを自分のせいではなく、外部のせいにする。
自分で見て考えて、行動して例えばそれが間違っていた場合、自分で責任を取らないといけない。
それを避けている人が多いのかなと思う。みんな誰かのせいにしたいのだ。
僕はあまり迷うことがなく、他人に聞くことが少ないので
そういった人の気持ちがあまりわからない。ごめんね。
丁寧に教えてあげようとも思わない、いや、それあなたの読解力不足だから、としか思えない、サービス業には向いていないのかも。
若い人の気持ちに寄り添う、文字が読めない、思考力の低いお客様の気持ちに寄り添うのは難しい。申し訳ないけれど。
文字が読めないんだから、高給の仕事には就きにくいだろうなとは思う。
ずっと社会に搾取されながら生きていくことになるのだろう、やはり、勉強って大事だ。
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