AVERAGE関数の落とし穴

エクセルではテッパン中のテッパンのこの関数
AVERAGE(アベレージ)』関数。

平均値を求める関数です。

お仕事での使用頻度も高いし、
慣れている人も多いと思います。

が、こんな基本の関数にもちょっとした落とし穴があるんですよ。

この表ごらんください。

Cさんの点数は空欄になってます。

Cさん、欠席してたんでしょうかね。点数が入っていないですね。

じゃこの空欄の状態で全員の平均を求める関数を入れてみますね。

61.75点と出ました。

じゃ次は、Cさんは欠席して点がつけられなかったわけではなくって
テストを受けたけど0点だった
というパターンでやってみましょう。

Cさんの点数を『0』にします。

じゃこれでもう一度平均値を求めてみますね。

式はさっきの空欄バージョンと全く同じです。

はいでました。49.4点。
さっきと違いますよね。

これがちょっとした落とし穴なんです。

AVERAGE関数の引数に
空欄が含まれる場合と『0』が含まれる場合とでは
計算結果が異なる
んですよ。

仕組みはこんな感じです。

引数を『( 〇〇 : 〇〇)』で指定した場合、
空欄は完全無視されるけど、ゼロは数値として扱われるんです。

今頃はちょうど上期の集計をしている方も多いと思いますから
平均を出すときはどっちで計算するのか
決めておくとと良いと思います。

落とし穴は、知らないと落ちるけど、
知ってたら飛び越えられますからねー。

んじゃまたー。



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