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30歳前後のわたし いまの優先順位?転職する時に思うこと What I think about my priorities for changing jobs in 30s


30歳。アラサー。

あまり日頃意識したことのないワードでもある。


特に、ユニークな生き方をしている人たちとの出会いや、

時間を過ごすことが自然となり、

ごく世間一般に考えられていることに

疑問を持ち、行動することが当たり前になってきた。


ノマドワーカーや、フリーランサー、2拠点生活、

モバイルハウス暮らしや、半農半X、古民家リノベーション、

会社勤めに、パラレルワーカー

いろいろな生き方の形が存在し、

仕事の仕方もさまざまである。

それは、前はテレビや書籍の中が多かったが、


今は周りの人たちでそういう

仕事の仕方、暮らし方、生き方をしている人たちが増えた。

口だけではない、
自分の信じる生き方を実践しながら、

「今」を生きている、そう思わず思ってしまう人たち。


20代前半の時から、「フリーランス」で働くことをどこか意識していた。

”自分にしかできないことがしたい。”
”自分らしく生きていきたい。”

その想いは年月と共に大きくなり、
その当時の周りの人たちと話が合わなくなっていき、

気づけば、似たような考え方の人たちと多く時間を過ごすことが
心地よくなっていた。

若さゆえ、か、
「大事な人たちや苦しんでいる人たちの幸せのため」と、
勢いと溢れんばかり想いの元、
短期間のうちで今までの貯金をほとんど費やして大きな投資をし、
精神的に壊れてしまった経験もした。

「わたしにとってのバランスは、
貯金がゼロになっても、前向きな精神でいれる人たちとは異なるのだ」
と経験してみてやっとわかり、
定職に就きながら、副業で
より自分が挑戦したい事柄に取り組むこともできるのだと、
わかった時期があった。

「現代のマネー至上主義の先へ」と
フルタイムで住み込みで、
ほぼ収入として社会保障が払えない中
貯金を切り崩しつつも、
信じる生き方・暮らし方を
追求した期間もあった。

「20代のうちの失敗は財産だ」
という、20代といわれるゴールデンタイムを
どう過ごすかによって、
きっと30代、40代、と変わっていくだろうとも思ったし、

”自分らしくいれる場所”が
長い間掴めなかったわたしにとっては、
とにかく自分のハートのまま、行動して、経験して、
時には大泣きしながら、大笑いしながら、
「これでいいのか」と不安を抱えながら
「すべてに意味があったんだ」と感謝しながら、
自分にとってちょうどいい、
心地よいバランスや暮らし方、生き方について、
少しずつパズルを集めていくことがとても大事な作業だった。

そんな時を経て、
「このままパートナーに出会えずに、
一人で生きていくのかもしれない」

と漠然と不安を感じながら、
4年交際していた彼と別れて3年たっていた日々。

自分とのパートナーシップがだいぶつかめて、
「本当に幸せだなぁ、本当に感謝だなぁ」と

今まで否定してきた自分も、受け入れられなかったことや、
認められなかった、許せなかったことも、
ひとつひとつ、向き合って、
やっと手放して、
「ああ、もうできないかもな!」と思っていた時、
彼と出会った。

彼と出会ってから、
また優先順位が変わった。

一緒に暮らして、時間を過ごすこと、
それが心から今したいことになった。

でも「彼、彼」とそればかりでは、
きっといつかバランスも崩れる。

私たちのパートナーシップのベースは、
「自立」がある。

そう思うと、仕事はとても大事。

そもそも、二人とも仕事が好きな人間で、
自分が学んできたことや経験を仕事で活かすようなことを
生きがいにもってやってきたから、
「やりがい」は大切にしたい。

でも、「パートナーシップ」を大事にもしたい。
そうすると、「プライベートの確保」がしやすいほうがいい。
「勤務地の距離」「労働時間」「年間休日の日数」

将来のことを考えると、
今まで優先順位の低かった「お金」のことが大事にもなってくる。
「時給」「昇給・賞与」

自分にとって、仕事で何を大事にしたいか、
どういうことに生きがいを持ってきたか、
自分のパッションの根本は何か、
ひとつひとつ、今までの経歴をかき出しながら
自己対話と自己分析を繰り返す。

ブレインストームをしたノートは、
どんどん埋まり、
自分の頭の中が可視化され、
いろいろな思い出がよみがえる。

はて、、、

でも何を一番に取ったらいいのだろうか?

「やりがい」「給与など待遇面」「休みなどパートナーや、自分との時間」

どれも大切だと思った。

また、日本という社会は「30歳」という年齢になると
”転職がしにくくなる、即戦力重視”など
20代の時はそれほど考えなくてもよかったところも、
浮き彫りになってくるらしい。

わたしも28という年齢はぎりぎりで、
次につく仕事は「長く続けられる仕事がいい」と思えば、
なおさら、慎重になる。

自己分析をしても、かき出しても、話しても、
調べても、考えても、
どこか飽和状態になってきたとき、

「きっと世の中の30代近くの女性は同じ悩みを抱えているのではないか」
と思った。

そこで、”30代 転職 優先順位”と検索してみた。

優先順位、と一言にいっても、
優先順位は人によって異なるだろう。
どういう生き方をしたいかにもよるし、
わたしはたぶん大部分の同世代の子たちとは、
多少考え方や、話す内容も異なるほうなんだと思う。

そう思うと、「他人軸で書かれたものをどこまで参考にするのか?」
と一瞬よぎりつつ、
「いや、何かきっとヒントになるんじゃないか」とも思った。

検索した結果わかったことは、
・優先順位を決めること
・完璧な仕事は存在しない
・転職に失敗したという人は、優先順位がついていないまま、
準備不足で臨んだことを後悔している

といくつかのページに書かれていた。

「やっぱりそうなんだ」と思いながら、

自分の今までの傾向や、これから描きたい未来、今の感じていることとを
意識させて、また優先順位をかき出してみた。

わたしにとっては、「ライフワークバランス」を大事にしたいと思った。
なので、そのピッタリ度と、どこまで妥協したくないか、をはっきりさせた。

例えば、だいたい、大事にしたいものを3つ選び、
★1~5の中で、評価した。

こんなかんじ。
①・やりがい★★★★
②・通勤時間・年間休暇★★★
③・賞与・ボーナス★★★

①やりがい
それは、私自身が、いままで好奇心と興味の元、自分が「やってみたい!」「これが好きだ!」とエネルギーがあふれ出すことを中心に仕事をしてきたので、やりがいを大事にしないと、長く続かないからだ。
わたしにとっては、「英語を扉に世界を知ること・つなぐこと」が
一番やりたいことなので、それができる仕事であればOKということにして、
いくつかエントリーをした。

もし、それ以外でしたいことがあれば、(例えば私にとっては英語を教えること)フリーランスでやればいいし、(副業/パラレルワーク)
将来、自分たちの場をもって、そこで英語やいろんなことを時感じながら、学びながら、
人が集える機会を作りたいという想いもあるので、
できることをその時その時一生懸命やっていきながら、その準備をしていこうと思う。

②通勤時間や残業時間、年間休暇は、
それによってプライベートの時間をどれだけ過ごせるか、ということにつながるため、
お金のことよりも優先順位が高いと思った。
近年、あまり物を買わなくなったし、興味があまりない。
使うとすれば、食、か旅か、経験のためだと思う。
だとすれば、
最低限の出費額を把握し、節約すれば、
収入がそれほど高くなくても、心豊かなまま、
パートナーとの時間も大事にしながら、
自分のメンテナンスもしながら、過ごしていけるのではないかと思った。

③基本給は転職をしてしまうと、たいがい下がる。
それは、ヘッドハントだったり、異業種で高収入を狙わない限り、
きっとそうなのだと思う。

事実、わたしも長期的に勤めていた時に比べると1/3は減額する。
でも、賞与や昇給があるところのほうが、モチベーションにつながるし、
契約社員の場合は、やることは正社員とそれほど変わらないのに、
給与などの面で差がある。

これから、結婚、子育てなど、やっぱりお金があって、叶うことも出てくると思う。
わたしにとっては、お金も大事。
そうでないと、精神的バランスも崩れて、
自分らしい自分でいることが難しくなることは
経験上よくわかった。


というわけで、
内容に入るまでもとても長くなってしまったけれど、
30歳に近づいて、彼の存在もできて、
自分の優先順位は大きく変わっているような感覚がある。

特に、仕事は、女性の場合、
子どもも育てたいと思えば、
自分のやりがいの場でもあり、社会と繋がる場ともなり、
とても大事なのだと思う。

メインストリーム以外の、
働き方もあるし、暮らし方もある、
その選択肢も知っていることが支えであるし、
なにかあれば、そっちに移行すればいいとも思っている。

そう思えることが救いだし、
そうできるように準備もしていきたい。

「年齢はただの数字だよ」と胸を張って言える時もあれば、
「そうはわかってはいるけれど、、、」と
転職など、社会一般が相手になったときは
結果が読めなくて不安になることがわたしにはある。

その、どっちもある、のがわたしの等身大の姿。
わたしの等身大の姿を尊重しながら、
「安定」と「挑戦」を紡ぎ合わせた人生を送っていきたい。




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