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#129 漫画「シャーマンキング」に学んだ心の在り方。

『シャーマンキング』麻倉葉
"心が無理って思ったら その時点で負けだからな"

シャーマンとは、
「あの世とこの世をつなぐもの」

あらすじ

その王様であるシャーマンキングを決めるために、500年に一度開催されるシャーマンファイトに参戦する少年・麻倉葉。
彼は霊と様々な交流ができるシャーマンの由緒正しい家系の出身でした。葉が現世とあの世をつなぎつつ、様々な困難を乗り越えていく物語です。

古今東西様々な宗教観が入り混じった伝統や文化、宗教が登場します。
心霊的な話は苦手なのですが、シャーマンファイトでは王道的なバトル漫画でもあるので楽しく読むことができます。

作品のテーマは「魂の在り方」

この漫画に出会ったのは小中学生の頃でした。
当時は、水泳競技のひとつである飛び込みをやっていたのですが、そのときから在り方の参考書にしていました。

飛び込み競技では技術や筋トレも大事ですが、毎回毎回恐怖心との闘いの連続でした(経験者の中でも、個人差があるかもしれません)
とくに、一度手痛い失敗をしてしまった技に再挑戦するときには、恐怖心や痛みが頭によぎってしまいます。

数メートルの高さとはいえ、回転力を加えた状態で水面に落ちると、とにかく痛い!水面がコンクリート並みの硬さにもなるらしいです。
恐怖心と痛みが浮かび、足がすくむような場面に遭遇したとき、
『シャーマンキング』のキャラクターや言葉を支えにして乗り越えたことは1度や2度ではありません(笑)

フィクションではなく、現代社会の実生活にもリンクする「自分の在り方」について考えさせられるストーリーが満載です。

ただの力の強さや優劣でなく、メンタル的な強さが描かれています。個人的に理想の生き方や在り方の多くを学んだ作品です。

主人公の麻倉葉の生き方だけでなく、様々なキャラクターの持つ人生観や在り方、言葉が鮮明に記憶に残っている作品でもあります。
これまでの自分の支えになってきた言葉であり、今後も何度も思い出す言葉だと思います。受験や仕事、プライベートで苦しいときやしんどいとき、つらいときに何度も支えになった言葉です。

疲労困憊、心身ともに疲れていたとしても、メンタルが病まなければ何度でも挑戦することができるとおもいます。
身体の疲労は立ち止まって休憩したり、がっつり睡眠をとったり、温泉にはいることで癒すことができます
ただ、心が折れて「もう無理」となったら、マンガの世界だけでなく現実でもなにもできなくなります。

だからこそ、心で無理と感じる前にメンタルケアやストレス発散していくことは大事です
個人的には、漫画、映画、アニメを観ることもストレス発散になりますし、SPAやスーパー銭湯にいくことも好きです。
最近は買い物に行ったり、友人と他愛ない話で盛り上がったり、将来について真剣に語り合ったりすることでもメンタルケアしています(笑)


コロナ時期にケアが足りず、メンタルが折れてしまった人もいるかもしれません。なにかの気持ちが完全に途切れてしまったらリカバリーが大変です。
アニメの放送がスタートしたこともあり、本作の看板を秋葉原で見つけたこともあります。

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「心が無理」となる前に、何度でも心をケアしてふんばりながら挑戦し続けたいと思います。

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