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献杯の日


今朝、渋谷時代の患者(猫)さんが亡くなったというご連絡をいただきました。

ものすごく若くに腎不全が見つかったのですが
指示に従って食餌を守り、点滴に平均週2で通い
悪化を予防する薬を飲み、
明日15歳になるという今日
虹の橋を渡りました。
純血腫で持病持ちの猫としては奇跡の年齢だと思います。

保育園がみつからず、連れて行ってたクリニックでゆきまるはいつもその子が点滴に来るのを見ていました。
そしてその子もゆきまるのことを優しくいつも見ていました。

ご連絡をいただいたときに、
私もすぐにこのポストを思い出したのですが
飼い主さんもこのポストを思い出してくださって、
ゆきまるくんの記憶にスズナのことも含まれてるのかなって


診察に連れて行ってたことを本当に後悔してきたんですが、
診察室でいろんな方の温かい気持ちに、
犬猫たちの優しい気持ちにゆきまるは包まれて
過ごせたのだから
それはそれで良かったのかもしれないと
7年も経ってやっと今日思えました。

その子はクリスマスにはサンタの衣装をいつも着て
点滴にきていました。大人しく着せられているのが本当にかわいくて、毎年楽しみにしていました。

本当にお客様に私は恵まれていたな、寂しいなぁ
病院を去るときには
いろんなことに追われすぎて当時追いつけなかった気持ちが押し寄せます。

そしてやっぱり臨床が私は好きだなと思います。

SOMAでは、ルル時代とマインドは何も変わりませんが
違う形で医療を隅々まで届ける仕組みづくりをしていきたいと思います。

SNSでは発信していますが、
スペシャリストオンライン外来科の設立が決まり、
医療の国境を超えた取り組みを始めます。

私は微力だけど無力ではない、私の全身全霊で切り開いていけたら😊


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