日本が揺れたあの日から10年が経ちました。
ひどく感慨深く、この日を過ごしております。

経緯は省きますが私がいつか日本を出ようと思ったきっかけとなったのは東日本大震災でした。その頃はまだまだそれがいつどうやってできるのかもわからずにただ漠然と決意したのです。

あれから10年が経ちました。

なんかよくわかんないけど2人も余分なのと一緒に海外で生きています。

津波でたくさんの方が突然いろんな別れをしないとならなくなりました。
コロナではたくさんの方々が急に人生をもぎ取られ、家族と別れを言い合うこともなく世をさらないとなりませんでした。

とにもかくにも
生き延びること、健康に生きること。

これが全ての目的であると思います。

私は、何度も死にたいと思いました。絶望の中でお願いだから目が覚めないでほしいと何度も思いました。

でも生きたので
私は今かけがえのない宝物と、今日も笑って大阪王将の餃子を食べることができました。

Life is beautiful. 心から思えるのは子供たちのおかげです。

私は子供が産まれて優先順位が変わりました。
子供より仕事を優先できる自信が全くなくなってしまって臨床に立つのが恐くなりました。
低かった美意識はさらに低くなりました。
お父さんもハンサムだったしお母さんも美人だったしおばあちゃんなんてミス広島だったしまたいとこなんて伝説のAV女優だったのに全く素材を活かすことなくわたしの女性性は終わりました。
それでもいささかの悔いもなく私は満足しています。

子供達と一緒に過ごしたたくさんの大切な懐かしい日々を思い、
未来を思い、
今はまた医療現場に、24時間365日だった頃とは違う形で関わりたいと強く願う私が居ます。
（単純に歳も取ったので、やれないことを無責任にはやりたくないです

明日またタイ人獣医師と面接！

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#診察室をつなごう
#医療を隅々に
#また転校の予感