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クリニックの海外進出を考える

バンコクには現在5500強の日系企業があり、
5万人強の日本人が居住しています。
ちょっとした日本人町を作れている世界で最後の国がタイで、中心地ではその気になれば日本語だけでも生活できます。

昨今の日本の偏向報道で勘違いしてる人も多いのですがバンコクは何も安くありません。生活費は東京の多くのエリアより高いです。

タイの貧困エリアの月給ですら月約8万円。
年収300万円を割る人がたくさんいて目に見えない重税の日本人の生活レベルとの差はさほど大きくありません。

一つ前の投稿で書きましたがタイ人富裕層の暮らしは豊かだし
バンコクで暮らしている先進国からの赴任の西欧人の暮らしは豊かだし、
お金さえ出せればバンコクにはなんでもあることを知り尽くしています。
そして、東アジアの人はもう日本人は韓国人よりもシンガポール人よりもお金がないと認識しています。
昨今、バンコクでは「韓国人」だと思われる
ことは賛辞なのだと(美人で裕福)教わりました。
なのでこんなゴリラも時々お世辞で「マダーム
ユーコリアーン?」と聞かれてんなわけあるかいと答えます。

話がそれましたが動物病院、クリニック、ホスピタルなどのメディカル系のタイ進出。

私はたまたまですが個人で進出したから逆によかった点も多く、
こんなオバハン1人にできたからと簡単にタイ進出を考えない方が良いです。

タイの日系で医療系で正攻法で成功している企業は"ありません"。
個人の進出でふるーくからやっている歯医者さんなどが少しいらっしゃいますが個人レベル。

タイの外国人起業に関するルールがとても良くできていて特殊で(この辺りはセミナー開く予定なので細かくそこで話します)
タイローカルより良くなるようにできていないんですね。
日系病院だと勘違いされることも多いサミディベート病院も、日本人何も関係ないタイの企業です。

道理で西欧のメガ資本の進出がなかったはずだわと思うし、いろんな運命でたまたま一匹オオカミならぬ1匹ゴリラ1人でやっててよかったなと思っています。
ここはブルーオーシャンではなかったとつくづく思っていて、それでも「たまたま」私がニーズにはまってて
近頃は欧米人のお客も増えてきて、
たまたまゴリラはラッキーだった。ただそれだけ。

私の役割は日本の高度医療とタイの高度医療をつなぐこと、
機械で検知できない異常を見つけて根本的な解決を提案してあげること。
これはどんな高額な機械にもできない、私の強みだったので、設備投資が全てだと思っていたら痛い目に遭っていたところでした。
資本力はタイ人、タイ企業がすでに数段上だし
富裕層とのコネクションも強固、
わざわざ外国人を仲間に入れてあげるメリットは皆無です。
日本人はタイの最貧困層よりは持ってるけど
わざわざ拾いに行く層ではない、
そこをチラつかせても組もうとはしない。

実は一時期大きな資本のタイ進出を一緒にやる話もあったのですが、あの規模の進出は1番勝率が低く
まあ2年で資金溶かして終わりだなと思うので
いろんな風が吹いて一緒にやらなくてよかったと
心から思っています。
私は自分の資金ですが、他人のお金を溶かすのは私はむりだー。

そんなわけで、
私は薬局カフェの前身となるペットグッズを扱うカフェを(カフェは別経営です)を年明けスタートします。

とっても夢のあるプランで
いろんな人に見つけてもらえたら嬉しいし
西欧人、タイ人顧客への認知度を高めるマーケティングの実証実験を同時に始めます。

ゴリラの挑戦は続く🦍

#海外起業家
#医薬を隅々へ
#バンコク
#動物病院

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