有事の中の有事【第１０８回：ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記】

2023年12月14日 13:41

皆さんこんにちは。
汗っかきの４５歳、こころはずっと中二の新町です。
間もなく年末、されど暑いヤンゴン。
年末感は全く感じられないですが、突っ走っていきたいと思います。

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それでは本題です。
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今回は珍しくオープニングトークで真面目な話をしました。
ミャンマー人材にまつわる話です。
詳しくは是非放送を聞いていただきたいのですが、結論だけ言っちゃうと現状日本の外国人の受け入れに関しては特にミャンマー人の受け入れに限らず沢山システムエラーが起こっているという事がわかったというような話をしています。

今回取り上げたニュース３選

ミャンマー、世界最大のアヘン供給国に　国内紛争激化などで＝国連　
（ロイター）
内政干渉はしないというのはどこかの国が言ってた事でしょうか？
あ、国軍も言ってたか。
そのツケがまわってきたという事でしょうか？
決して他人事では無いという事が少しでも早く理解されれば良いなと思います。
良くも悪くも世界は繋がっています。

大学生の8割が市民不服従運動を継続　（DVB、ミャンジャポ）
軍を支持している層がいかに少ないかというのが理解できる一旦だと思います。
本編でも話している通り様々な理由があっての事だと思いますが、どちらにしろその混乱を引き起こした軍の政治ではまともに教育などやっていられｒないというのが国民の本音です。
私たちが行った世論調査との結果とも何ら違いがないというのがこのニュースからもわかります。

中国が仲介？ミャンマー国軍「武装勢力の代表者たちと会談」と発表　
（東京新聞）

こう言っているのは国軍側の発表だけで、実際に話し合ったという少数民族側は正式な声明を出していません。
独立系メディアの取材によると「会談は１０分で終わった」という風に答えたそうです。
少数民族側からすればもはや会談と呼べるようなものでは無かったという事なのでしょう。
ちっちゃい丸いおっさん（軍の広報管）が頑張って吠えていましたが、今世紀最大の「お前が言うな」を送りたいと思います。

さて、テーマトークでは「追いつめられる小っちゃいオッサン」というタイトルで話を展開しました。
少しでもこのクーデターの首謀者が大層な人物では無いという印象をもってもらうためにこうのような表現を使うようにしています。
「王様は裸だ」と言っているようなものだと思っていただければと思います。
愛嬌のあるおっちゃんの時も同じような表現をするので混乱してしまいそうですが、そこは文脈で読み取っていただければと思います。

中国が、ロシアが、～がミャンマー国軍のバックについているというような話が出てくることがありますが、今中国国民からちっちゃいオッサンがもうバッシングしているのを共産党政府が止めようとしないということからもわかるように竹馬の友と呼べるような間柄ではないというのが見て取れます。
全て敵の敵は友というような詭弁で繋がっているに過ぎないので都合が悪くなればいつでも反目に回るのがこういった国々との関係なのでしょう。

もはや外交と呼べるようなモノではありません。
ならず者同士が共通の目的の為にある程度寄り合っていたというような関係に過ぎません。
いざとなったらちっちゃいオッサンはどこに逃げる気なのでしょうか？
もはやそういうことをコチラとしても予想しはじめる時期になったのかもしれません。

英雄ぶって最後まで戦うとかアホな事を言わさないように追いつめるべき（被害が広がるので）とは思いますが、果たして彼はどんな選択をするのでしょうか？
是非最後の将軍としてせめて最後くらいマシな選択をして欲しいと思っています。
若干いつもより口が悪い気がしますが、これでもかなり抑えた方かと思います。
４５歳、まだまだ大人になれない年頃のようです。

それでは、また来週。

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