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過去と未来と【第113回:ミャンマー言いたい砲台ラヂオ放送後記】

改めましてみなさん今晩は。
モリンガ緬が凄く気になっている今日この頃、たまに健康オタク、45歳絶賛単身赴任中オジサンです。
1週間程、風邪で物凄く調子を崩しました。
年の初めの月から全く生産性の無い日々を過ごしてしまいましたが、めげずに頑張っていこうと思います。

本題の前にお知らせです。
第二弾チャリティーライブがいよいよ明日開催されます。

皆さんこぞってご参加ください。

それでは本題です。
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番組で紹介したニュース

KIA、ミャンマー空軍の戦闘機を撃墜
地上戦で負け続けるミャンマー国軍にとって唯一絶対的な有利を取っていた空からの攻撃でしたが、ここに来て戦闘機やヘリが撃墜される事例が増えてきました。
これは軍事戦闘においてはかなり大きな事だとみています。
というのも単純に金額的にとんでもない差があるからです。
この状況が続けば続く程、国軍側の損耗は激しいものになります。
いつまで続けられるのか、(特に国軍側が)いつまで続けられるのかがポイントになってくると思います。

「ミャンマー軍上層部で内部分裂」米国防大教授が指摘(RFA)
どこまで信憑性のある情報なのかは判断しかねますが、圧倒的有利が無くなったミャンマー国軍内にこういった動きが出てくるのは間違いないと考えられます。
問題はそれがクーデターが終了するという流れにどう繋がるのかという事です。
仮にトップが入れ替わるだけでは何も変わらない、むしろより酷くなる(人によっては)という可能性があるということをミャンマーの方から聞いた事があります。
全ての国軍兵士(特に現場に近い人間)が今の司令部全ての人間に不信感を持ち、反目にまわるような状態になる事を願っています。

市民不服従運動参加者による総会を開催へ(RFA))
軍事作戦と同等、もしくはそれ以上に政治的な動きというのは大事です。
ある意味一番わりをくってしまったのはCDMに参加している(参加せざるを得なかった)人たちなのかもしれません。
大事な事はそういった人たちが連帯を取る事、沢山の人が連帯を取るキッカケとなることだと個人的には感じています。
全てのCDM参加者が報われるよう政権を取り返した後にはNUGが頑張って欲しいと思います。

テーマトークではこちらの記事を参考に話しを展開しました。

この記事を見ると改めてクーデター後の様々な事が思い出されます。
私は家に引きこもった状態というのが非常に長かったと思っていますが、この方は身近なミャンマー人と動き回って情報を取っていたのだなという事がわかります。
恐らくかなりのリスクも追っているのだと思います。

番組内でも話していますが、人材に関しては活発になっているという事。
これは私の現在の仕事にも大きく関わっているのでよく理解できます。
ある意味、最も勢いがあり、唯一と言って良い程のことなのかもしれません。
数で言うと圧倒的に隣国であるタイが多いようです。
日本では考えらないくらいミャンマーとタイの国境はあいまいなところも多いので多くが不正規な形だと予想されます。

そして推定ではありますが、正規な形での海外への移動で言うと4000キロ離れた日本ではありますが、かなりの上位だと思います。
事実、在日ミャンマー人の数はクーデター以降倍近くになり、今では在日アメリカ人を抜いて8位に位置しています。
今後更に在日ミャンマー人の存在感は大きくなっていくでしょう。
そのことによる弊害も確かにあると思います。

しかし、現実問題として、陸続きのタイと違い、日本へ行けるミャンマー人というのはそもそも優秀な人が多いです。
勿論、日本に行った後問題を起こす人がゼロということはないでしょうが、少なくとも簡単にいけるところではありません。

つまり日本からすれば優秀な外国人を獲得できるチャンスという事になります。
この考え方には色んな意見はあると思いますが、現実増え続ける在日ミャンマー人に関して様々な対策を取る事は日本国にとっても大きな国益に繋がる事は間違いありません。

単純な労働力という事以上に文化交流などで価値ある動きにしていけるよう私たちも引き続き頑張っていきたいと思います。

それではまた、来週。



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ミャンマー言いたい砲台ラヂオ【ヤンゴン放送局】
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