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便利な世の中だからこそ不便の良さを知る

僕は子供の頃
とにかく視野が狭かった。

特に経験もないくせに決めつけたり、無理だと思ったら挑戦しない。
今思うと頑固で行動力がなかったし、
人として大事な本質的なものを何も理解していなかった。

そんな僕を変えてくれたのは
ある場所に行ったことであり、
その経験が人生の転機になったと思っている。


それが18歳の時に行った
モンゴルです。

日本と違うところしかない。

田舎すぎて電灯すらない。見渡す限り全て草原

もちろん電波もないから携帯も使えない。

コンビニ?自販機?

5.6時間かかる場所になら。

シャワー浴びようとしたら
水しかでないし、チョロチョロしか出なくて水圧が弱いどころじゃないし

次の日は大丈夫だろう。と思って浴びたら
今度は熱湯で、
カップラーメンできるんじゃないの???ってくらい湯気出てくるからトイレの手洗い所で頭洗うみたいな。笑

虫めっちゃいて、ハエが自分の体にくっついてるのが当たり前。

料理味薄すぎて全然美味しくないし。

言い出したら止まらないほど日本の方が良いことだらけ。

そんなに不便なことしかないのに、


人生で一番心地よかった。 

大好きな場所になった。 

あなたのアナザースカイは?と聞かれたら
即答でモンゴルと答える。

理由はたくさんある。

効率とか、利便性とかそういったことなんて考えずに、人と人が対等に話し、暮らす。

携帯も電波ないから暇つぶしにSNSなんて
もちろんできない。

だからこそ
人と話す時間が生まれる

コミニケーションを取るしか楽しむ方法がないから、自然と仲良くなる。

しかし、モンゴル人って英語のHelloすら通じない人もかなりいて、ぜんっぜんコミニケーションが取れない。

その時に助かったのが、
笑顔、ジェスチャー、テンション

笑顔で身振り手振り話しているとなんとなく言いたいことがわかってくる

言葉はなくても気持ちで伝わることを学びました

やはり人はface to faceだなと感じましたし、リアルが1番最強です

そして、やはり自然の偉大さをとても感じた

なーーーんにもない草原とか日本には全然ない。
何もないって言っても日本は田んぼはあるし、道路もある。

それすらないモンゴルは本当の草原

その草原を馬で駆け走って、風を感じる。

昔は車なんてもちろんなくて、馬で走ってた時代もあったわけで、こういう感じだったのかあ〜とか思ったり

永遠に続く水平線の草原でサッカーしたりキャッチボールしたり

満点の星空の中キャンプファイヤーしたり、
流れ星5分に一回くらい流れるから、もう願い事ないってなるし笑

日本にいて感じたことがない自然の偉大さを知った

人から作り出された人工のものより、自然のありのままの美しさ

言葉ではなく心で通じ合う経験と、自然の素晴らしさに触れて初めて本質的に大事な事に気付いた

日本はとにかく便利すぎて価値観バグってたんだなって。

携帯が使えない状況になったからこそ、
離れた人と会話ができたりメールができる便利さ、情報がすぐに入ってくる便利さなどに気づいた。

分かっていたはずなのに、分かっていなかった

最高な経験をさせて頂いた、旅を好きになった原点。それがモンゴルです。

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