「状態異常:風邪」についての考察
先週、寝る時間を削って飲みに行くことが多かった。
で、ぼくは睡眠時間が不足するとすぐに体調が悪くなるので、すっかり風邪を引いてしまった。
体温は38度を上回り、手足がしびれ、寒さを感じつつもサウナから出たばかりのような「のぼせた」感じがするあの状態。
熱にうなされ、知らない街で取り残される悪夢も見た。
目覚めると、汗に濡れたシャツが胸に張り付いた。不快だったけれど、石畳の街で寝る場所もなく取り残されたわけじゃないことに安心した。
そんな辛い最中、暇つぶしに考えていた。
「風邪」ってゲームとかでいうと、どういうステータスなんだろう、と。
調べてみると『MOTHER2 ギーグの逆襲』には「風邪」という状態異常があったそうだ。
毎ターン、微小なダメージを受けるような仕様らしいが、これはちょっと風邪の本質を捉えていない気がする。
自分の状態を見るに、風邪は「疲れが一気に出て、体を強制的に休ませなきゃ行けない状態」という感じになる。
だから「頭と体の動作が鈍る」が、その分体力は回復に向かっているはずだ。
その点では体力が一定周期で減る「毒」のような状態よりも、一定時間行動が取れなくなる「麻痺」に近いと思う。
発生条件も相手から付与されるもの、とあってそれも少し違う気がする。
発生は「疲労度が一定を超える」と発生し、疲労度が一定を下回ると元に戻るという方が感覚的にもしっくりくる。
という要点をまとめると以下のような感じかな。
ついさっき、布団の中でまとめてみてすっごいしっくり来たので、這い出してここに書いている。
特に「体力がないと疲労が減らず、治らない」という観点はとても風邪の仕組みをよく表している気がした。減少した体力を維持するために「安静にしないといけない」という力学にもなる。
とまあ、今日はすごく天気がよい日曜日だったのにも関わらず、ぼくは熱暴走した体を抱えて、一日中こんなくだらないことを考えていました。
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