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全国の人と「初対面」でリモートしてみて分かった意外なこと

コロナ禍を機に、リモートミーティングを導入した企業も多いと思います。かくいう僕も、かつては会議といえば必ずお台場に出社。「PCを使って、リモートで」なんて発想がそもそもなく、コロナ禍に突入してしばらくは、そのリモートも「さぼっている」風潮が社内にありました。みんな声には出してなかったけれど。

主にzoomを利用していましたが、しばらくしたのちに顔出しをしなくてもいい、ということに皆が気づき、やがてカメラ機能はオフにして…となったのですが、この度、久しぶりにそこそこの人数で顔出しzoomを利用する機会がありました。

集まったのは全国各地・多種多様な仕事をもつ10数名。多くの人が、それぞれ「初めまして」。開設から二週間、オンラインサロンメンバーとの初のミーティングでした。

サロンは「コミュニケーション大学校」という名の通り、コミュニケーションスキルの向上を目指しています。コツの配信だけでは身につかないので、実際にアウトプットを練習できる場をたくさん用意しています。そのうちのひとつ、メンバーお一人に「専門分野」のプレゼンをしてもらう企画が、メンバーのご提案から生まれました。

この企画の1回目はこれからなので後日その詳細を報告しますが、利用ツールをzoomに決めたものの、僕がホストとなり開催したことがなかったので、テストミーティングを行ったのです。

ミーティングはアーカイブ化し公開

これまで会議で利用していた時とは全く別物に思えました。

全国各地から、同じテーマをもとに集った様々な年齢の仲間たち。皆が、それぞれに興味津々。自己紹介も盛り上がり「顔を見て話す」という当たり前のことが、こんなにも楽しいものだったとは、と今更ながら痛感させられました。zoomといえば「強制参加」の「仕事」というイメージだったのですが、プライベートで使用するとこんなにも楽しいツールだったとは!

zoomで顔出しをすると、画面で自分の表情も確認できます。どういう顔で聞いているのか、話している時の表情は。さらに他のひとの「うまい」リアクションを学べるし、全員の顔が一同に見渡せるので全体の空気も掴みやすい。

これらが、クローズドでプライベートでできるという新感覚。安心してその場にいられるんですよね。

サロンならではの、オンライン上での「交流」は、皆がコロナ禍で慣れたからこそ、様々な新しい提案につながり、さらなる新しい学びのあり方が生まれそうです。

フジテレビ報道番組プロデューサー
森下知哉


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