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「おい、お前はどうがんばんだよ?」

タイトルは自問自答しています。

いきなりですが、僕から素朴な質問ですが皆さんはやりたい事をして生きているでしょうか?

僕と同い年の人は社会人一年目が終わろうとしている頃だと思います。
一年目なので兎に角がむしゃらに働いた人、社会の現実を見て落ち込んでる人、様々な人がいると思います。

僕はというと大好きなサッカーでお金を貰い生活するという小さい頃からの夢を叶える事には成功しました。
勿論、まだまだ満足してないですし、もっと高みを目指しています。
そんな向上心を持てる仕事を手に取る事が出来るのは本当に幸せな事です。
僕はどちらかというと好きな事を仕事に出来ている側だと思います。

そんな僕でもサッカー選手を辞めたいと思った事は正直この約1年で何度かありました。
いっその事やめた方が楽になるのではなないかと何度も思いました。

辞めた後の事考え、他の仕事に就く自分の方がもっと嫌だと思ったので「明日からまた頑張ろう」と切り替えて朝を迎える事もありました。

???
お前なに頑張んの?
現状変える為に何頑張んの?
気付きたくないもう1人の自分が何度か呟いていました。
確かに頑張ってはいると思います。
てか、頑張るのは当たり前ですし、この業界結果が出ないならクビですから兎に角頑張らなきゃ明日が無いんです。

実際には頑張ると気合いを入れ直してただ恐怖と闘っていました。
誰にも分からない明日、敵しかいないグランド、毎日罵声とミスで叱られるグランド、そんな形の無いものと毎日正面から闘い、憂鬱な気持ちは弱気と言い聞かせて現状を打破しようと頑張っていました。
今思えば何度も助けの手が伸びていた気がする。
過去のnoteや長年海外でサッカーをしている人の思考を見たら解決出来たかもしれない。
しかし、矢印は常に自分。
ミスしようが、常に自分そんな気持ちが自分自身を追い詰めていたかも知れない。

人には人のやり方がある。
僕には黙って矢印を自分に向け、何を言われようが我慢するのは自分には合わないやり方だったかも知れない。

ある南米の方に言われた。
「なぜ言い返さない?」
「批判の的になってるだけだろ?」
「あなたは素晴らしい選手なのは私は知ってる。努力したからここまで来れたのが想像出来る。あなたは芯の強い人だ。だからこそなぜ言い返さない、自分のミスじゃないのに」
正直なんとなく分かっていた。
自分は文句を言われると凹むタイプだと。
勿論自分のミスはあるだってサッカーしてるだもの。
しかし、チームのミスを押し付けられる時がある。
経験がある人もいるのでは無いだろうか?

正直クソ泣いた。
23歳成人男性とは思えない程その人の前でクソ泣いた。
声出るほど泣いた。
その時自分がそこまで我慢していた事に気付いた。
と、同時にもっと人の為にサッカーを頑張りたいと思った。
勿論まだお金持ちになりたい、モテたい、有名になりたいという気持ちある。
けど、本当の意味で俺を見てくれる人、応援してくれる人、色々な人に夢と希望を与えたいと思った。

まだまだ弱いが自分以外のミスをなすりつけられた時は相手の目を見て指を指してお前だと言い返せた。
次のプレーはなぜか気持ちが良くスッキリ感覚でスムーズに出来た。
こんなストレス発散の仕方もあるのかと知った。

日本人以外の価値観や、考え方にまだ戸惑いは勿論あるけど、色々な事に遠慮しなくていいのだなとなんとな〜く思い始めてきた。
もう7ヶ月程経つのに。

自分を変えたきゃ環境変えろって言うけど、案外時間も掛かるし、労力も掛かるんだなと思いました。

元々自分自身が弱いから時間が掛かってると思いますが、そんな弱い自分もやっと受け入れる様になれたかな?

気持ちのコントロールって本当に大変ですね。
僕に沢山の励ましの言葉をくれた人達ありがとう

残り少ない契約期間。
次こそ本当の自分自身と闘いながら
「頑張りますよ」

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