みなさんこんにちは。
ユニフォーム研究家のともさんです。

いよいよワールドカップ2022カタール大会が開幕します。
我らが日本代表はスペイン、ドイツというワールドカップ優勝国と同組というワールドカップならではの痺れるような対戦が待っています。
どんな戦いをしてくれるか楽しみですね。

先日発表された日本代表のORIGAMIユニフォームも世界的に好評を得ているとのこと。

各国の戦いぶりはもちろんですが、どの国のユニフォームがかっこいいか、好みかなどを考えてみるのもいかがでしょうか？
ということで今回はユニフォームで参加国を振り返るとともに、サプライヤーの分布を検証してみたいと思います。

※今回は1stユニフォームのみを紹介します。
※2022年11月16日現在の情報を参照。実際には別モデルを着用する可能性もあります。

ワールドカップ2022ユニフォーム一覧

グループステージの組み合わせごとに並べてみました。
ぱっと見は赤系のユニフォームが多いのかな？
日本のような青系はフランスとウルグアイくらいなんですね。
各国ユニフォームを色別で検証するのも面白いですね。

それではこれから各グループを詳しく見ていきます。

グループA

A組はカタール、エクアドル、セネガル、オランダ。
開催国のカタールはNikeを使用。
エクアドルのmarathonは地元メーカーです。

グループB

B組はイングランド、イラン、アメリカ、ウェールズの4カ国。
イングランドvsアメリカ、イングランドvsウェールズ、アメリカvsイランなどサッカー以外で話題になりそうな対戦が予定されています。
イランは地元ブランドのMajid。
袖や脇に見えるチーター柄が可愛いですね。

グループC

C組はアルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランド。
相変わらずのメキシコの柄使いが素敵です。
adidasとnikeが2チームずつのグループになりました。

グループD

D組はフランス、デンマーク、チュニジア、オーストラリア。
フランスは渋めのネイビーが良いです。
フランスは2020年から国旗の色も濃紺に変更（元に戻した）、それに伴ってのディープネイビーの配色でしょうか。
デンマークは1992年のユーロ優勝モデルのデザインを踏襲しながらもカタールでの開催に抗議する意味で、あえて模様が目立たないカラーリングにしたことが話題になりました。

グループE

G組はご存じ日本が属するグループ。
強豪スペイン、ドイツ、曲者コスタリカと同組という日本にとってはかなりの苦戦が予想されています。
同じグループにadidasが3チームという、こんなことありますか！？笑

グループF

F組はベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチアの4ヶ国。
赤系が多いグループですね。
ベルギーは炎をモチーフに、クロアチアは定番のチェッカー柄です。

グループG

G組はブラジル、セルビア、スイス、カメルーン。
ブラジルはジャガー（オンサピンタダ）柄を採用。
Nikeサイトによると"オンサピンタダは、ブラジル国民の精神性や剛毅さを表現し、ブラジルチームのプレースタイルにも例えられます"とのこと。
カメルーンはle coq sportifとの契約を一方的に解除して"One All Sports "というブランドと契約。
このブランドはモータースポーツへのアクセサリーと衣料品サプライしているアメリカ発祥のブランドとのことです。

グループH

H組はポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国。
ポルトガルは国旗を纏ったかのような大胆な斜めの切り替えが特徴。
ガーナのブラックスターも伝統ですね。
韓国は虎柄グラフィックを袖に配置。

ブランド別にみる

参加32ヶ国をブランドごとに集計しました。
Nikeが13ヶ国でトップシェアを確保。
ついで大会スポンサーのadidasが7ヶ国。
さらにPumaが続きます。
この辺りは本戦以上に各ブランドによる熱い戦いが行われているようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ワールドカップ2022カタール大会に参加する各国ユニフォームをみてきました。
それぞれが国の威信と誇りをかけて戦う世界で一番を決める大会。
ユニフォームにも各国、各ブランドの魂が込めれていると思います。
5年後、10年後に振り返った時にワールドカップカタール大会の思い出が滲み出るユニフォームはどれになるのか。
ユニフォーム観点で見るW杯も楽しいですね。
お気に入りのユニフォームは見つかりましたか？？

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