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【世界酒場放浪記#5】アメリカ・ロサンゼルスにおける酒・タバコ・マリファナの話

LAでは話題の店を中心にバー巡り。
流行の先端をいく街だけに、どこも素敵で乙女心を鷲掴み♡
おしゃれといってもそれぞれ個性たっぷりで、適度に力が抜けてるかんじがカリフォルニアっぽくていいんだな。
サンタモニカのビーチを一望するルーフトップバーだったり、ハリウッドに沈む夕日がきれいなオープンバーだったり、ダウンタウンの摩天楼を見下ろすラウンジバーだったり、いちいちロケーションがロマンチック。

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基本的にひとり飲みが好きな私ですが、この時ばかりはひとりで来たことを悔やみましたよね。
ほかのお客さんもカップルやグループばかりだし、みんなちょっとおしゃれしてるし、小汚い格好の私は完全に浮いてたな。とほほ。。

普段頼まない気取ったカクテルをちびちび飲みながら、ふと思ったのは、
日本のバーだって負けてないよね? ということ。
ロケーションやインテリアに凝った尖ったお店多いですよね。というかそもそも飲み屋の数が多い。日本人お酒好きだからなー(私も含め)。
世界中を見渡しても、こんなにお酒に寛容な国ってないと思うんですよね。
24時間、公園でも電車でもどこでもお酒飲んでいいなんて、海外ではあり得ません。

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ちなみに、ロサンゼルスのあるカリフォルニア州では、2018年からマリファナの所持、売買が合法化されています。
なので、お酒・タバコ・マリファナの3つが合法のリラックスツールとなるわけですが、
LAの知人曰く、今や
タバコ > お酒 > マリファナ
の順で、より「悪い」「ダサい」ものと見なされているのだとか。

理由を聞くと、
・タバコは体に悪いうえ依存性も高く、副流煙で他人の健康も脅かす
・お酒は依存性が高く、飲んで暴れて人に迷惑をかける場合がある
・マリファナは依存性が低く、攻撃的にもならないので人に迷惑をかけない
からなのだそう。

確かにLAではタバコを吸っている人をほとんど見かけませんでした。ホテルも飲食店も当然のように禁煙だし喫煙所もない。「今どきタバコ吸ってるのなんて、チンピラかホームレスくらいじゃない?」とのこと。

若者のお酒離れも進んでいて、どこのバーにもノンアルコールカクテル Mocktailが必ずあるし、マリファナ成分入りのノンアルコールワインなんかも登場しているのだとか。もう何が何だか。。

それにしても、マリファナがお酒やタバコより社会的に優位だなんて、時代も変わったものですな。
もちろん日本ではマリファナは違法なので法律に従わなくてはいけませんが、ひとつの時代&場所の価値観に固執してはいけないなー。とつくづく。

バラエティ豊かなマリファナアイテム

LAのマリファナ専門店では、薬局みたいなクリーンな店内に、マリファナそのものはもちろん、マリファナを使ったドリンクやクッキー、キャンディーなどがずらり。21歳以上でID提示すれば誰でも入れます。(例えカリフォルニア州を旅行中でも日本人が大麻を所持したら日本の大麻取締法で罰せられます)

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