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伝説の近大スピーチから学ぶ

こんにちわ!3日坊主という壁を乗り越えるために、テーマから内容を選ぶのではなく、写真から書く内容のインスピレーションを得ようとしているため、そもそもの目的を見失いかけている亀岡です。

#半分ウソで半分ほんと

#@satoshi_stさんありがとうございます

#めっちゃ良い写真

さて今日は、西野さんのトピックの中でも世間の注目度が高かったものの一つである、近畿大学の卒業式でのスピーチからの学びを書きたいと思います。

上記のリンクは、卒業式スピーチではなく、西野さんがこのスピーチで仕掛けたことを解説している動画です。

僕的には解説動画を見てから、本編を見ることをオススメしてます。

#どちらでも楽しいんだけどね

この近大スピーチの中で話している内容で、「時計の長針と短針の話」があります。この話だけ切り取られて紹介されている名言まとめサイトや、動画もたくさん存在するのですが、近畿大学が上げている公式の動画で全編を見ることで、話の深さが全く違うトークだということがわかると思います。

それではまずトーク内容のまとめです。

・舞台に立つからには、歴史上ナンバーワンのスピーチを行うために、味わい深い話は年齢を重ねてる方にかなわない

・伝えたい内容は「挑戦しよう」。それをどう伝えるか?

・16分のスピーチ時間の中で自分自身が失敗する→それを取り戻すという展開を入れる(失敗は取り戻せるよを実感してもらう)

・過去の失敗トークをして必ず沸かす(沸くかどうかは会場の空気を感じながら展開を進めなきゃいけないので、どのネタを使うかは事前に決めない

・過去の失敗を笑ってもらうことで、「過去は取り戻せるから、こわらがらずに挑戦しよう」をこれから社会に出る卒業生に伝える

・時計の話でクロージング

こんな展開です。

上記の動画では、このスピーチを成り立たすための仕掛けを解説してますので、我々はこのライブをリアルタイムで楽しめなかった以上、もうライブのドキドキを味わうことができません。なので仕掛けの意図を知った上で本編を見た方が本編動画が一粒で2度美味しくなってるように僕は感じます。

#でも多分人それぞれ

さあ、ポイントを踏まえた上で本編を見てみましょう。

・・・何かもう、凄くないですか?流れがわかってても定期的に見返したくなるスピーチです。

ここは学生目線で喋る

#タメ語多め

ここはロジカルに喋る

ここはロジカルに語気を強める

ここはストレートに情熱を伝える

スピーチの目的地(オチ)は決まっているけど、経由地(失敗談エピソードトーク)は決まっていない。この経由地に向かう交通手段(上記のいくつかのような口語表現の違い)もその状況によって変えていく。

この手法は、綿密に準備してたら絶対にはまらないんですよね。

なぜなら、ライブイベントが盛り上がるかの半分は、演者ではなく参加者側に委ねられているから。いや、もしかしたら半分以上かもしれません。

自分たちの表現を100%作り込んでしまわずに、ゴールだけを決めて遊びシロを作っておく。クリエイターの間でも「余白をデザインする」なんて言葉がよく言われたりします。

自分が好きだなあと思う表現は、この考え方の仕組みに成り立っているものが多いです。

例えば、ジャズという音楽。

ジャズはアドリブの音楽だと定義されますが、もちろんそういう側面もあります。ただ、このアドリブには様式美とも言えるフォーマットが存在していて、この様式美を理解したもの同士のアドリブが重なり合うところに本当の美しさがある。そこにたまらない魅力を感じるのです。

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最近会社の中で社内研修を担当することが多くなってきました。

コロナがなかなか収束しないために最前線で勤務できない社員向けに、毎週土日に講師がかわるがわる座学を行うのですが、そろそろ暇な人間が自分しかいなくなってきたのか、毎週打席が回ってきます。

#イベント業界なので会社は平日休み

#暇を鵜呑みにされると物申したくなるがダサいので言わない

この研修に関しても、目的地は決めてますが、経由地や移動手段を決めずにやるのが好きです。

この場合僕は何かを教える側のはずなのですが、おもくそ受講メンバーを巻き込んで、自分がこの時間で受講メンバーの感受性を識り、学び、持ち帰るようにしてます。

少しでも今の会社のメンバーが今の環境を楽しんでくれる時間を提供する。

この会社で仲間と一緒に戦っていきたい。

そう思ってもらえるよう、自分にできる限りそれを目指していこうと思います。

#カッコつけてるけどもはや来週のネタはない

今日もありがとうございました。




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