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Hotel CULTIA 大宰府

旅行をするとき、どこからが旅行の始まりですかね。朝起きたとき、旅行先についたとき、電車に乗ったとき、友達など一緒に行く人に会ったとき。カチッと気持ちが切り替わるタイミングっていつなんだろう。

旅行の”はじまり”をかんがえる

もう一度修学旅行を

高校時代の修学旅行先が長崎・福岡でした。長崎では常に雨が降っていたし、ハウステンボスもまだリニューアル前、高校生にとってとても魅力のある旅行先ではなかったんです。福岡では、高校3年生ということもあり太宰府天満宮をメインに回った記憶があります。覚えているのは、大宰府のスタバきれいかったなぁっていうことだけ…

ただ、学んだ内容はゼロに近しい…

学ぶ環境が与えられてたときって、勉強したい欲というよりは勉強しなきゃっていう気持ちが勝ったり、逆に勉強なんていいって反抗してみたり。時間が過ぎて、大学生、社会人になって自分の”知らないこと””経験してないこと”の範囲が分かってくるから、その中で勉強しよう、やってみようとなると思うんです。

あとは、ちょっとの後悔が後押ししてくれてます。

ありがたや、後悔。

そんな後悔を取り戻すことができるようなホテルに行きたい。そして見つけたのが、福岡太宰府にあるカルティア大宰府です。



ただしい参拝

カルティア大宰府では宿泊者限定の太宰府天満宮への夜間参拝(※有料)が行われています。閉門され、ほかの旅行者が居ない空間に神職と共にご本殿へと参拝することができるんです。神職の方と一緒となると、改めてただしい参拝の方法や、神様とは…といった難しいことまで一緒に考えてくれそうですよね。

また、朝にも朝拝という朝のお祓いがされており、その時間帯にも参拝することができます。太宰府天満宮という空間を朝・昼・夜といった三種類の角度で見ることができるのは、とても贅沢なことではないでしょうか。

また大宰府という土地柄は、1300年以上の歴史が続いており。現”令和”の由来となった『梅花の歌』が詠まれたともいわれているらしいです。…まったくその辺に詳しくないのですが、令和という時代を生きているからこそ知っておきたいと感じるなとも思います。


縁側のある”時”

このカルティア大宰府を運営されているのはVMG hotels&unique venuesさん。日本各地にある歴史的建造物や史跡、神社仏閣内にホテルやレストランを運営されています。

大切にされているのは”時”を重ねること。このカルティア大宰府でも、大宰府が文化の交流場所として盛んであった頃の時と、現代の時を一緒に感じることのできる客室やラウンジになっています。その中でも、とても目を惹かれるのは庭園が見える縁側のある空間。

僕の昔の実家(※2年前に改築しました)には庭はなかったのですが、縁側があり、小さなころはそこで陽に当たりながらぼーっとしてました。懐かしさも感じますが、その空間で”なにもしない”をしたいです。



背景の写真は、昔撮影したものです。まったく大宰府ではないんですが。

このホテルを見つけて、高校時代の修学旅行…なんであんなに楽しめなかったんだろうという後悔がより濃くなりました。

落ち着いたら、しっかりと大人として、後悔を取り戻しに行きたいです。




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