瀬央さんの次回作が決まった

2023年10月31日。世間がハロウィーンに興じ、街が黒やオレンジの装飾で彩られ、パンプキンやゴーストや黒猫やらで溢れ、子供たちの可愛らしいトリックオアトリートが響く中、一部の界隈に激震が走っていた。
瀬央さんの次回作が決まった。

「HiGH&LOW THE 戦国」

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今朝見た時は時間帯も相まって本当に夢かと思ったし、半信半疑で母にこのことを話したら「ハァ???」とちいかわのうさぎみたいな反応しか返ってこなかった。(どうでもいいけど「ちいかわ」の予測変換で「血威華我」が出てくるのは何なの)

瀬央さんの次回作、ハイローだってよ。
まさかの外部。しかもハイロー。LDH。
どうやら昨今の劇団は「オタクの予想の斜め上を行く」がブームらしい。ほんと誰が予想できたんだこんなの。
「来年の瀬央さんの出演作、花組さんかな?月組さんかなぁ?」と出演者一覧が出るたびにチェックしていた可愛い私を30mくらいの助走をつけて「次回作は外部でハイローでぇぇぇぇぇす!!!!」と劇団が後ろから殴りに来た。
ハイローというだけで充分集団幻覚案件なのに、しかも戦国。
週刊連載だったら「設定盛りすぎて読者が感情移入できなくなる」とか言われてボツになるだろこんなん。

ともあれ、瀬央さんの次回作が決まった。
それ即ち、瀬央さんの舞台姿がまた見られると言うことだ。
先だっての舞台挨拶で壇上に上がる瀬央さんを見て、「ああ、私はやっぱり舞台に立っている瀬央さんが好きだ」と、そう再認識したばかりだ。
まぁ専科異動後の初舞台にしては刺激が強くないかとか、初めはもうちょっと親和性のある組でかけ湯的な感じで専科デビューを噛み締めたかったな!?とか思わないわけでもないが。
それでもどんなに予想できない舞台だとしても、しかし瀬央さんが必要とされて板の上に立つということだけは確実なわけだ。それは素直に嬉しい。

ハイカプとザワクロは見たことあるけど、正直未だにLDHとハイローのことはよくわかってない。むちゃくちゃエンターテイメント性の高いお兄さん達の集団とその作品ということしかわからん。
そんなエンターテイナーお兄さん達に「男役」としてカチコミをかけていく瀬央さん。
それは宝塚の枠を超えて「男役とはかくあるもの」という姿を外部にお披露目することであり、その相手がリアルな男性の中でも特に格好良かったり踊りや歌が上手い人々を選りすぐったLDHなのだから、これはもう瀬央さんの男役としてのあり方に対する大きな信頼以外の何者でも無いと思う。(どうでもいいけどタカラジェンヌが喧嘩する時って「オメーどこ中だよ!」「宝塚音楽学校だコラァ!」みたいなやりとりするのかな。広島女学院じゃあ!とかいわれてもそれはそれで瀬央さんがいうなら可愛いかもしれない)
組を超えての活躍どころか、宝塚の枠まで飛び越える新たな扉を開かれた瀬央さんに、ますますのワクワクが止まらない。
劇団からのとびきりのトリック&トリート衝撃と供給を受けて、10月は暮れてゆく。

追伸:メンバーカラーだけは早めに教えてください


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