とも。

創作活動をしています。 日々の色んな想いを少しずつ綴っていけたらと思います。

とも。

創作活動をしています。 日々の色んな想いを少しずつ綴っていけたらと思います。

最近の記事

考える

誰にでも、得意なことと不得意なことがあって、 ヒトによって、その数はマチマチで それが、自慢になったりコンプレックスになったり 昨日と今日で、得意事が変わっていたり 毎日の生活に追われながら 心の中で慌ただしく変化していって 少しずつ、少しずつ、『私』が形成されていく。 隣でだらしなく無防備なポーズで眠る猫を眺めながら 今日も色々と考え込んでいる。

    • 何度目かの朝。

      朝です。 朝靄の中、朝日が眩しく光っています。 生まれてから何回目の朝なのでしょう。 計算すればわかりますね。 でも、計算はしません。 朝ですから。 まだ脳みそは夢の中です。 朝靄の向こうから 電車の音や、バイクのエンジン音、 幼子の泣き声や、シャッターを開ける音、 自転車のベルの音や、救急車の音、 おじさんのクシャミや、カラスの鳴き声、 色んな生活の音が聞こえてきます。 私の脳ミソはまだ夢の中でも 町は動き始めています。 何度目かの朝日に目を細めながら、 大あくび

      • 初詣。

        昨日、久しぶりに外出した。 しかも今頃、“初詣”だ。 だってさ、 密にならないよう分散して行くように言われたからさ、 律儀に「様子をみた」わけさ。 そしたらさ、 「緊急事態宣言」がでちゃって外出しづらくなっちゃってさ、 2/7までは「不要不急の外出」はするなって言われちゃってさ、、、 さて困った。 『初詣』は「不要不急」なのか、否か。 気持ち的には、 神様への「新年の挨拶」なのだから行っておいた方がいいと思うし(→不要ではない) 遅くても1月中には行ったほうが良いと思

        • 朝が来た。

          朝6時。 炊飯器がカチャカチャと音を立てて米を炊き始めた。 徹夜仕事を始める前 米をとぎ、7時に炊きあがるようタイマーをセットしていた。 まだ外は薄暗いが、鳥の声や車の音が聞こえ始め 朝が近づいていることを感じる。 作業はちっとも進まない。 猫にちょっかい出したり、スマホをいじったり。 外はどんどん明るくなってきて カーテン越しにも白み始めた空がわかる。 白米の甘く優しい匂いが部屋にも流れ始め まもなく炊き上がりそうな気配がしてきた。 まもなく7時になるのか。 作業

          変わらない日々。

          新型コロナウイルスが猛威をふるい、次々と変異しながら感染拡大を続けている。 人間たちは“今まで通り”の日常から“新たなスタイル”を模索する日々に疲弊しはじめている。 けれど 家ネコたちにはそんなことは関係ない。人間があたふたしようと、ストレスでヒステリックになろうと、ネコたちは“今まで通り”の日常を過ごしている。 唯一変わったのは、 ホッとカーペットでのごろ寝から ヒーターのついたテーブルの椅子へと 寝場所を移動したことくらいだ。 緊張する日々に疲れてきても、 ネコの呑

          変わらない日々。

          リスタート。

          明けましておめでとうございます。 ずいぶん更新せずにいるうちに、年が明けてしまいました。 明けてから三が日も過ぎたので、また少しずつ動き出してみます。 大晦日から新年へと変わった瞬間、なんとなく、リセットされたような気分になりますね。 悶々と考えるの日が増え、ちょっとばかり頭の中が迷走していましたが、新年を祝う打ち明け花火をベランダからボーッと眺めているうちに、色んな事が吹っ切れてきました。 “去年”と“今年”はまだ数秒、数字しかたっていないのに、なんだかとても爽やかな

          リスタート。

          延々と考える。

          しょうもないことを延々と考えるのが好き。 最近は、スウェットやパジャマズボンのウエストの“ゴム”について。 気がつくと、ウエストのゴム通しの中でネジネジなっていませんか? 何度直しても、洗濯干すときにねじれている。 洗濯中にねじれたのか、その前にねじれたのか気になり パジャマで確認したら洗濯する前にすでにねじれていた。 洗濯干したときに直しているから、寝ている間にねじれたのか。 寝ている時、どうやってねじれるのだろう? もしかして、履くとき既にねじれてしまっているのか? そ

          延々と考える。

          傷。

          紙で指先を切った 傷は小さいが ズキズキと痛む 普段はなんて無いものなのに こんなにも痛むキズをつける こんなにも小さいキズなのに 何日も何日もうずき続ける いつの間にキズついたのだろう 何故キズつけてしまったのだろう 小さな小さなキズが いつまでもいつまでも 心の隅でウズき続けている

          春の日

          暖かい春の空 少し強い南風に 鳥が向かう 狭いベランダにも 風が運んだ 薄い桜の花びら 公園の桜は 今年も枝一杯に 花をつけているのだろう 今年は寂しい公園にも 桜が彩りをそえているのだろう ベランダに届いた花びらを見つめながら 公園の満開の桜に想いを馳せる 暖かい春のベランダに 強い南風が吹き込み 軽やかにおしゃべりしている 鳥の声をかき消した。

          扉。

          心の中のモヤモヤで 頭の中が真っ白 何も見えず 何も聞こえず 何も感じられず いくつの扉を 通りすぎてしまったのだろう。 視界が開けない中で 突然 目の前に現れた扉。 開けるか 開けないか 自分の行きたいところに出れるのか 間違ったところに行ってしまうのか 近道なのか 遠回りになるのか 反対に向かってしまうのか 落とし穴が待っているのか 迷っていても 何も変わらない。 こことは違う場所へ進むために 目の前の扉をこじ開ける。

          はじめる。

          少しずつ、少しずつ 一歩ずつ、ゆっくりと 顔を上げて 歩き出す。 未来のために 夢のために 私のために あなたのために 勇気を振りしぼり 一歩、踏み出す。

          はじめる。

          ふたご座流星群が見たくて。

          12/14夜~15未明にかけて、ふたご座流星群がピークだという。 例年、天気が良い年にはベランダに出て流星を見ようと試みているが、毎度寒さに負けて10分くらいでギブアップしている。 今年こそは、と思ったのだが、そもそもどこを見ていれば良いのかが分かっていなかった。ふたご座がどこにあるのか、まったく知らない。 とんちんかんな方向を見ることにならないよう、ネットの記事を頼りに色々と調べてみた。オリオン座、カシオペア座、冬の大三角形、など目印となる星座が紹介されていた。 1時半

          ふたご座流星群が見たくて。

          朝空。

          今日の朝陽と 昨日の酷い土砂降りの名残り、の低い雲。 低い雲がピンクとグレーのツートーンに輝いていて とても綺麗だったので写真を撮ったのだけれど 朝陽のオレンジが強すぎて ピンクもグレーも霞んでしまった。 今日は昨日とうってかわって良い天気になるらしい。

          秋空

          9月最終日。まだ暑さが残る。 遠くにわずかながら、セミのこえが響いているのが聞こえてくる。 夕刻、空を見上げると 秋らしい涼しげな雲が広がっていた。 すじ雲とうろこ雲に夕陽が当たって金色に光っている。 陽が暮れるにつれ、日中の暑さも和らぎ 夜の闇とともに、秋の空気が流れてきた。

          小路のベンチ。

          例年より肌寒く長かった梅雨が7月末にようやく明けた。 8月に入るなり、今までの分をとりもどすかのような蒸し暑い日が続く。 セミたちも、いつも以上にけたたましく騒いでいる。 道路脇の歩道にちょっとしたベンチが置かれている。 石で出来ていて、ころっとした感じが可愛らしく、ずいぶん前から気になっていた。 何でこんなところに設置されているのだろう?と不思議なのだが、 いつ見ても、スマホをいじっているお兄さんや若いカップル、散歩途中と思われるおじいちゃんなど、 誰かしらが座っているの

          小路のベンチ。

          ハプニング。

          夕方に車で外出し、日が落ちてから帰ってきた。 駐車場の自分の駐車スペースの脇には外灯があり、羽虫がたくさん集まっていた。 車を止め、虫が車内に入らないよう気を付けながら車から降りる。 飛んでいる羽虫に気を付けながら歩いていると、頭が何か”線”に引っ掛かった。 ん?と思った瞬間、数十センチ先の空中で慌てふためく黒い塊が目に入った。 蜘蛛だ。けっこう大きい。猫の手のひらくらいある。 おおっっ!とびっくりして少しよろめいた。 すると、蜘蛛もビヨビヨと大きく揺れ動く。 え?と少し後

          ハプニング。