人間中心設計とは、ユーザーを中心において製品やサービスを開発する反復（PDCA）プロセスである。

PDCAとは、Plan（計画）・Do（実行）・Check（評価）・Act（改善）の4段階を繰り返すことで、業務を継続的に改善する方法。

人間中心設計には、調査・分析・設計・評価の4段階フェーズがある。

①　調査

主に市場調査とユーザー調査を行う。利用環境や興味関心といったユーザーの特徴、ニーズを明確にする。

②　分析

ニーズを基に問題点や課題を明確にする。また自身の目的・目標を明らかにする。

③　設計

どのようなデザインやコンテンツを設置するかを考え、コンセプトを決定する。UI／UXデザインに配慮しつつ設計を行う。

④　評価

ユーザーテストを行い、設計に対してフィードバックを行う。数字分析から取り組みを評価し、改善につなげる。

最も重要なフェーズは調査である。調査を正確かつ幅広く行うことで、分析が正しいものになりコンセプトに矛盾が生じなくなる。