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*1 結婚式の撮影で使っている機材を公開!

先日、instagramで質問コーナーを行なった時に
一番多い質問が機材についてでした。

どんな機材を使っていますか?とか
レンズは何を持って行ってますか?っていうご質問です。

僕もカメラを始めた時はとても悩んだし
このレンズを使えばカッコ良く撮れるのか!
な〜んて参考にしました。

なので、今回は僕が使っている結婚式機材を公開しちゃいますね。
【2019.07 最新版】

僕が始めた頃の機材

僕がウェディングの撮影を始めたのは2011年の頃。
カメラの世界では、CANONかNIKONの二択しかありませんでした。

今みたいに、ISOが10000を超えることなんてなかったし
ISO1600でノイズザラザラ、納品ギリギリレベルでした。
たぶん、フィルムで撮影していた方はもっと大変だったでしょうね、、

その当時、会社の方針でCANONを使用していました。
そうなるともちろん、カメラは全員CANONを使いますよね。

同じ会社であれば、当たり前ではありますが
同機種・同機材を使うことをおススメします。
何かのトラブルの際に救済措置があるだけ、マシだからです。

というわけで
この頃に使用していた機材はこちら

《2011年当時機材リスト》

CANON 1D mark3
40D
24-70mm f2.8
70-200mm f2.8
10-22mm f4
ストロボ二台 580EXだったかな


はい!シンプル!
そして1D使ってるのにサブ機40D笑
僕の中で、APSーCでもすごいなぁって思ってたのですが
やはりこの当時、1Dの連写やフォーカススピードは抜群でした。

そしてなぜズームレンズか。
それは社長の想いがこのレンズに現れています。

当時から会社の方針は、
人の自然な表情にこだわることでした。

だからこそのこのレンズチョイス。
レンズや機材の設定をしているくらいなら、人の表情を残せ、と。
一瞬の表情は一生の宝物。
もう二度とこの方の笑顔は撮れないかもしれないのです。

だから、とにかく明るく、画角に気にすることなく撮れる
ズームレンズがチョイスされているということです。

メインはもちろん、1DMark3。

僕が会社勤めだった時はずっとこの仕様でした。
途中、初めて結婚式で使ってみた50mmの単焦点は
変えている時間が惜しくて、あんまり使わなかったことを覚えています。
というか、使えこなせなかっただけです。笑

そして一度、結婚式の現場を離れました。

広告撮影のアシスタントを27歳の時にはじめて、(かなり遅めのスタート)
結婚式とはまったく別ものの世界に飛び込みました。

その時に使っていたカメラマン達は、フェーズワンとかばっかりでした。
そりゃそうだ、広告撮影なんだから画素数は大事。

実際拡大してみると、超綺麗!!
でもデジパック付きのフェーズなんて一台200万〜300万するし
到底買えるものでもありませんでした。

なので、僕が個人的に所有していたカメラは確か6D。
約1年間のアシスタント業を終えて、フリーランスになる決意をしました。



フリーランスになってからの機材|2014年4月始動〜

フリーランスになったら機材を揃えないといけない。
今まで会社に甘え、いつも使わせてもらっていた機材はありません。

だいたい200万超くらいの出費をし、ウェディングが撮れる一式機材を揃えました。
その当時の機材リストはこちら

《2014年当時機材リスト》 

5Dmark3 2台
6D 1台
24-70mm f2.8
70-200mm f2.8
16-35mm F4
50mm f1.4
85mm f1.8
ストロボ580EX 2台くらい?

そのあとにこのような追加機材を。


5Dmark3 一台を売って
1Dxフルサイズに変更

35mm f1.4
Fisheye lens
100mmマクロ


実際撮影内容や規模感によってレンズはチョイスして現場入りしていました。

やっぱりレンズは望遠ズームレンズが楽だけど
絵も変わらないし、単焦点の魅力にはまっていったのもこの当時です。


2015年頃からフリーランスカメラマンの方々と交流したり
2016年頃からウェディングのワークショップなどに通い出したところで
かなりの機材変更を行なっています。

《2016年当時機材リスト》

Nikon 850D 
Nikon 750D x2
24-70mm f2.8
70-200mm f2.8
16-35mm f4
Nikon 50mm f1.8
Sigma art 50mm f1.4
28mm f1.8
35mm f1.8
85mm f1.8
tamron 90mm macro
godox 580EXⅡ x2

キャノン、売っちゃいました!!笑

キャノン時代に試しに750Dを買ってみたら
それはそれは写真撮ってる感が凄い。
レンズもやっぱり良いし、描写が綺麗。
ピントフォーカスは遅いけど、RAWのダイナミックレンジがありえないくらい広い。
というより、キャノンが狭すぎなのか?

ってわけでこりゃNikonのほうが、自分の求めている写真を撮れるんじゃないかと
全部売って機種変しました。笑

でも、ぶっちゃけニコンはとても安くて
全部売ったのにお釣りがきたくらい。

それくらいニコンはお買い得でした。


ニコンで撮る中でちょっとした心移りしたのは、それから1年後くらい。
カメラマンがみんなミラーレスに変えるんです。

ミラーレスが流行り出したのはここ最近のこと。
特にSONYがずば抜けて威力を発揮してきたのが、2017年頃だったと思います。

僕も一度、テストで使わせてもらった時に
今までにない感覚が!!

そもそも、僕は一眼レフの時でもライブビューにして撮るくせがあった。
数値や露出など、もちろん感覚でどのくらいというのは身についていたし
モニターを見ないで撮影するのも出来たけど
結局モニターで見たほうが正確だよね、って思って。

キャノンの時のライブビューはまだまだ使えないレベルだったし
(5DMark 3あたり)
ニコンはバリアングルだったけど、起動に凄く時間がかかる。
実際に結婚式の時にちょっと高めから狙おう、って思ってライブビューを起動すると遅い時は10秒ほどかかる。
本当に、え?って思うスピード。

理想にはほど遠かった。
しかし、それを変えてくれたのはSONYだった。

SONYのα7ⅲが出てから
それはもうミラーレス時代が完全にやってきたのだ。

まず、他社にはないSONYの強みとして

・電池が長持ち*確か700枚くらい撮れたはず
・起動が早い
・ブラックアウトほとんどしない
・サイレント機能が付いてる
・もちろんバリアングル
・軽い
・追尾システムが凄すぎる
・位相差とコントラストAFの組み合わせで今までのフォーカスの遅さを改善
・顔追尾する*最近は動物の目も追尾する
・レンズが軽い
・撮ってる感がない*いい意味で
・SONYセンサーのため、ダイナミックレンジが広すぎる
・ISO10000は普通



って具合に、とにかく良いことしかないわけです。
まぁデメリットといえば、若干くらいところはフォーカスが苦手ってことかな。。

それ以外は僕的に完璧だと思うし、
これがカメラって感じするんですよね。

僕の中で、ぶっちゃけカメラ機材は何でも良かったりして
なぜ頻繁に機材を変えるかというと
それが自分のやりたい理想に近いかどうかってこと。

とにかく、撮影中にストレスフリーにしたいっていうのがあって
常にその選択をしています。
ウェディングや家族写真はとにかく一瞬が大事だから
そこにこだわった機材をチョイスしています。

と長くなりましたが
今使っている機材をご紹介!!

《2019年現在使用機材リスト》

Nikon D850
Nikon D750
16-35mm f4
28mm f1.8
35mm f1.8
50mm f1.8
sigma art 50mm f1.4
85mm f.18
90mm マクロ

SONY α7ⅲ
55mm f1.8
85mm f1.8
135mm f1.8
24-70mm f2.8
24-240mm 遊びレンズ

50mm オールドレンズ2本
ストロボ
Godox V860Ⅱ x 2 
Godox V1 x 2
Godox AD200 x 1 

こんな感じです!
実はまだ、ニコンは現役です。
ぶっちゃけ、全部変えたいところなんですが
撮影場所によってはまだ一眼レフじゃないと難しいような風潮もありまして。。

今後、変えていきたい機材としては
SONYのαシリーズボディと
Eマウントレンズ 35mmなんかも楽しみ!

どんな機材を使うかは、それぞれの現場でチョイスしています。
ウェディングはほぼほぼ単焦点、家族写真などはズームレンズなど使います。

今のウェディング機材は

D850 
16-35mm f4
35mm f1.8

SONYα7ⅲ
55mm 
85mm 

以上です!


気になることがあれば、ぜひコメントくださいね。
お答えできる範囲でお伝えしていこうと思います。




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