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#5 見て覚える、撮って覚える。

前回の記事より

カメラマンになりたい!

そう決めてから入社して約4ヶ月。
まさかの、結婚式カメラマンデビュー決定!?!

の裏にはワケがあったのですが…

前回の記事でも書いたように
入社後2ヶ月ですぐに結婚式場のカメラマンに配属となった僕。

これからカメラの事を覚えたり、結婚式の常識的なことを学んだり
撮影後のデータ処理やアルバム製作、配送&検品処理などなど
やることは沢山あった。

月に一度、お客様にアイテムを紹介できるコンサルテーションがあり
そこで初めてお客様と接する機会を与えてもらえる。

僕の会社の特徴はなんと言っても、
イイ表情を残すということ。


短時間の中で、アルバムの紹介などしてても絶対に売れない。
だから、アイテムの紹介はこのパンフレットをご覧ください!
じゃ、撮影いきますか!!

って、アイテム紹介の時間にも関わらずお客様を外に連れ出す。

撮影ってなんぞや!?
今まで撮影なんて体験もしたことのないお二人が
いきなり大きなカメラで撮られるのである。

初めての体験でワクワクドキドキ、というよりもただの緊張が大きかっただろう。もしくは恐怖であったかもしれない。

でも、言葉でこのアルバムがこうでああで、って伝えるよりも
撮影するほうが簡単だった。
感覚で伝わるのである。

撮影って楽しいのね!とか
こうやって近づけば自然じゃん!とか。

気づけば30分の紹介時間も残り5分。
その辺からアルバムの紹介をしていく。笑

ほとんどのお客様はアルバムを見ることはできないが
撮影は体験できて、そのデータも後日プリントして1枚お渡しする。

そんな流れで打ち合わせを行っていた。


そんな中、
まだまだ新人だった僕とまさかの意気投合をしていただけたお客様!!

話がどんどんと進んでしまう。
え、え、え、?
撮影してほしいって?!
しかも一番高額なアルバム?
しかも夜撮影?!!


人生初めてのカメラマンデビューが指名だったのだ。笑

嬉しい気持ちは1割くらい、
9割は恐怖と不安で潰されそうだった。

上司に相談し、撮影できるか検討した。
でも、まぁいけるでしょ!って言ってくれて?
お客様にも撮影いけます!!ってOKが。。。


そこからの猛特訓が始まったのである。

ある程度の知識は教えてくれたが
撮影に関しては実践あるのみ。

大体のことは自分で写真を見て覚えろ!
撮って覚えろ!だった。

だから、先輩方が撮った写真をとにかくひたすら見る日々が続く。
もちろん就業時間外に。

そして実践してみる。
毎日カメラを持ち出して、休みの日もひたすら撮る。

カメラとお友達になるのだ。
そうじゃなきゃ、絶対失敗する。
しかも本番の撮影時間は夜。
フラッシュの使い方も駆使しなければいけない。

そこから奮闘の日々が続くのであった。。

続く…




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