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Boogie-Woogie Works

4月に湘南方面へ出かけた際、藤沢の気になっているショップを訪れた。ファッションメディアHypebeast Japanで紹介されていたクリエイティブレーベルBoogie-Woogie Works(ブギウギワークス)のストアである。Hypebeastによれば

高感度セレクトショップ『fathom(ファゾム)』にて〈Chinatown Market(チャイナタウン マーケット)〉や『StreetX(ストリートエックス)』、〈Carrots by Anwar Carrots(キャロッツ バイ アンワー キャロッツ)〉らとのコラボレーションを手がけてきたディレクターの大友寿徳が現在手がける〈Boogie-Woogie Works(ブギ ウギ ワークス)〉が、神奈川県鎌倉市の江ノ島からほど近くにストアをオープン。

とのこと。この記事が気になって、近くに行った際には足を運んでみようと決めていた。

ストアに入るとBoogie-Woogie Worksを主宰する大友さん自らが迎えてくれた。大友さんは前述のfathomでのキャリアに加え、STUSSYにも関わっていたという生粋のストリート人。Boogie-Woogie Worksのアイテムはそんな大友さんのこだわりが詰まっている。品質が高く風合いにこだわった綿100%のロゴTシャツ、何度も重ね刷りして理想の質感を目指したというロンTなどアイテム一点一点を丁寧に説明してくれた。

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ストアには、Boogie-Woogie Worksが80、90年代を中心に映画,音楽,などの言葉をモチーフにユーモアを加えた刺繍、プリントを特徴とするTHE ACADEMY NEWYORKとのコラボアイテムやLOOPY HOTELを手がけていたグラフィックデザイナー/アーティストTEITOによる新たなプロジェクトBottのアイテムも並ぶ。TEITOについてはこちらのインタビューが詳しいのでぜひ一読してほしい。YENTOWNのkZmなども着用しているBottはこれからかなりアツくなるブランドで、各地のセレクトショップとのPop upを積極的に行っている。Boogie-Woogie Worksとあわせてストリートファッションラバーはチェックしておこう。


大友さんに話を聞くとBoogie-Woogie WorksはTEITOとともにCreative Drug Store(以下:CDS)のオリジナルマーチャンダイズを手がけているという。また、Bottのアイテムに関しても互いに協力して制作を手がているそうだ。実際にBoogie-Woogie Worksのスウェットアイテムの特徴である切り返しのパターンがCDSやBottのカレッジロゴパーカーに採用されている。

CDSとともに、Pop Upに同行したり、in-dがストアを訪れたり、Bimがファッション誌のフォトセッションでBoogie-Woogie Worksの表と裏で切り返しになっているコーデュロイパンツを着用していたり、親交は深い。

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そんな、日本のストリートカルチャーのど真ん中に携わってきた大友さんがなぜ、ストアを藤沢を選んだのか気になったのか聞いてみた。

「単純に好きな場所で仕事がしたいって思ったんです。海も近いし、こうやって、Boogie-Woogie Worksに興味を持ってくれた人がわざわざ足を運んでくれるのも嬉しいですし」

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笑顔で大友さんは語る。また大友さんはサーフィンも嗜むということで、この場所は理想的なんだなと納得が行った。

楽しそうに話しをしてくれる大友さんとスタッフのasaさん。話を聞いているこちらも楽しい。1着、白地のロゴTシャツを購入した。こうしてショップで直接、作った人たちと顔を合わせてコミュニケーションし、買い物をするその楽しみを久々に思い出せた気がする。

今ではオンラインでほとんど買い物に関して事が足りてしまうが、Tシャツ1枚を買いに、わざわざ足を運び、手にとって、制作者から直接購入したアイテムは、愛着の湧き方が違う。Boogie-Woogie Worksはオンラインショップを展開しているし、WEBから買っても当然品質は変わらない。しかし僕は物ひとつ買うまでのストーリーに感情を左右されるし、感情移入しがちなのである。僕はアナログで、チョロいやつなのだ。

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Boogie-Woogie Works
住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越3-14-4 エスコート腰越202
営業時間:12:00-19:00
IG:@boogiewoogieworks
WEB:bgwgworks.official.ec


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