保護猫カフェの預かりボランティアをすることになりまして。

預かり猫さんと私とビビリ兄弟猫の様子を記録していくブログとなっております。
　

２期生ー143日目
『お隣いいかしら。』

少しずつ年末の空気が流れ始めて、
私の大掃除スイッチがONになりまして。

朝から掃除をして一段落したところで、
ゴロンと休憩をしていたら、
ウトウトしてしまい。

なんだか耳がくすぐったくて目が覚めると、
預かり猫さんが
私の頭をスンスン嗅いでいました。

珍しい出来事に喜びつつ、
再び眠りの世界に行きかけていると。

☺あら。一緒に寝ますか？

嬉しいを超えて、
ときめいてキュンキュンドキドキです。

とっても静かで穏やかでしあわせな時間。

預かり猫さん、とっても優しい顔してる。

実は、
預かり猫さんのことが気になっていると、
お声がかかっています。

猫のいないお宅なので、
里親さんになってくれるといいなー。
　

話は変わりまして、
この日の夜中のこと。

ビビリ弟が泣き続けて
爆睡していた私を起こしたので。

ご飯の催促かと思ったらまだ残っていて。
何？どうしたの？
と思ったら。

預かり猫さんのご飯がないことを
教えてくれたみたいで。

実は、
吐き戻し対策で少しだけご飯をあげて、
追加するのを忘れて私が寝てしまったんです。

預かり猫さんのご飯を入れると
ビビリ弟は鳴き止んだので。

ご飯の催促をしないで、
じっと待っている預かり猫さんの代わりに、
教えてくれたんだと思います。

優しさに感動。
ありがとう。

それから、
ごめんなさいでした。
　

２期生ー144日目
『目は口ほどにものを言うってやつね。』

この日のインスタ用に、
ノープランのままただ写真を撮っていたら。

ビビリ兄が近くに来て。

😺なんでコイツまで来るのよ。

とでも言っているように、
小さくうーーと唸りながら睨んでいました。

😺（弟）ねーみんなで何してるのー？

と、
ビビリ弟が遠くから話かけるとこの表情。

昨日の、空腹のピンチを救ってくれたビビリ弟の優しさが伝わったのかなー。

これをきっかけに、
預かり猫さんの猫嫌いが変化したらいいな。

☺いつも通りみんなに優しくしてくれたら嬉しいです。

できれば、
預かり猫さんと友達になってくれたら。
　

２期生ー145日目
『忍び足は得意なのよ。』

預かり猫さん、猫が苦手なので。

特にビビリ兄に対しては、
うーーとかシャーッとか
強気で文句を言うことが多いけど。

たまにビビリなところが出て。

ゆーーっくり。

忍び足で。

気配を消して、
忍び猫になることがあります。

私が気づいてるということは、
ビビリ兄弟も気づいてるんですけどね。

😺次は忍び猫じゃなくて透明猫になるわ。

☺えらい、えらい。
　ありがと。
　

２期生ー146日目
『目ヤニくらい自分で取りますから。』

ビビリ兄のこと、
好きじゃないならそんなに見なきゃいいのに、
うーーって言いながらよく見ています。

☺そう、いっつも目ヤニついてるんですよー。

☺たまーにね。
預かり猫さんに顔の洗い方教えてもらってください。

😺えー怖いからやめとく。

☺目ヤニ取るの嫌がるんだから、自分で取れるようになってください。

😺じゃあもう目ヤニ出ないようにするー。

☺そんなことできるんですか？

😺で、できないです…

ビビリ兄弟は、
１日１回は目ヤニを取ってあげるんですが。
預かり猫さんは、
目ヤニがついていることがほぼありません。

自分でキレイにしているのか、
目ヤニが出ないのか、
手がかからない猫さんです。
　

あとがき？

優しさとか思いやりとか親切とか。

電車とかお店とか街の中で。

ふわっと心の中に生まれるけど、
勇気が足りなくて、
心から外に出せなくて。

モヤモヤになって
消えちゃうことってないですか？
　

先日、電車で座っていると。
隣に座っていた男性がふと立ち上がって、
若い女性に席を譲っていました。

お年寄りに席を譲る光景は
見かけることがありますが。

若い女性？
と思ってよく見ると、
片方の腕にギプスをしていました。

女性は少しだけ迷った様子でしたが、
「ありがとうございます。」
と、席を譲ってもらっていました。

そして次の駅に着くと、
「ありがとうございました。」
と、女性は電車を降りました。

女性が座っていたのはほんの数分。

女性が少しだけ迷っていたように見えたのは、
次の駅で降りるので、
譲って貰わなくても大丈夫だと思ったのかも。

でも、
勇気と共にくれた優しさを
受け取ることにした女性。

その女性からも
勇気と優しさを感じました。

そんなやり取りを見ていただけの私まで
嬉しくなる出来事でした。
　

優しさは心の中で消えてしまわないように、
たとえ受け取ってもらえなくても、
誰かのために使おうと思いました。