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【悪徳マルチとカルト宗教の勧誘にあった話】

日に日に暖かくなり、春の近づきを感じますね。

来週から4月なので悪徳マルチ商法やカルト宗教が右も左も分からない田舎から出てきた若い人をターゲットに勧誘活動を始めますので注意喚起も込めてこれを書きます。

僕はこういった類に引っかかったことないので特に恨みなどありませんし、本人が満足していたら個人の自由なので勝手にしたらいいと思います。
ただ、これから夢を追いかける大学生や新社会人が引っかかって、多額のお金を失うという悲惨なニュースをよく聞きます。
そのお金があれば、その若い人の夢が叶えられたかもしれません。例えばそのお金はカフェの開業資金とか、音楽活動でのライブ費用とか、学校など学費、だったかもしれません。そんな若者の夢をぶち壊す、悪徳ビジネス系の類は本当に嫌いです。
僕は引っかかったことはありませんがどちらも勧誘を受けたことがあります。
その時の話をします。

まずは、カルト宗教勧誘の話です。


池袋の東口をでて真っすぐ行くと南池袋公園という公園があります。
最近、あの公園の近くを通ることがあり、めちゃくちゃ綺麗になっていたので驚きました。
自分は高校生の時によく池袋で遊んでいて、あの薄っすらとした公園がこんな綺麗で開けた公園になるなんて思いもしませんでした。昔は薄暗い気味の悪い公園で、変な人もいっぱいいたと思います(※変な人というのは僕のことではありません)
その公園の近くに今でもありますが頓ちんというラーメン屋があり、よくそこに行っていました。友達と一緒にそこでラーメンを食べて、僕は先に食べ終わったのでその公園で友達を待っていました。

すると、65歳くらいのジジイとババアの2人組が僕に話かけてきました。
昔のことなので話は忘れましたが、ババアが言うにこのジジイは不思議な力を持っていて、入信して一緒に修行しないか?みたいな内容だったと思います。
すると突然にこんな話になりました。

ババア「あなた、ちょっと手を前に出してくれる?いまからこの人 (ジジイ) があなたの手を触らずに温めますからね」
と言って、僕が前に出した手の平を包み込む感じでジジイが僕の手に念を送り始めました。

ババア「どう?熱さみたいなもの感じるでしょ・・?」
「全然」
ババア「そんなことないでしょ?ふわぁっと温かさを感じでしょ?」
「全然」

おかしいなぁと言いながらバツの悪そうな爺さんが面白かったのでしばらくやらせてあげましたが、そろそろ飽きてきたので

ババア「どう?まだ感じない?」

「あっっつつつ!!!!!!あちぃ、あちい、ヤケドする!!!!」と、めっちゃデカい声で叫んだら。

なぜか、怒って帰っていきました。

当時は面白そうかなと思って対応していましたが、相手のやる気を削ぎ、勧誘意欲を下げて勧誘活動を一時的にでもストップした当時の自分に拍手をしたいと思います。

続いてマルチ商法の話。

大学生の時だったと思います。スタンディングバーみたいなところで飲んでいました。スタンディングバーというとカッコよく聞こえますが、ただの300円バーです。
自分は友達3人とその店にいたんですけど、はぐれてしまい 1 人でお酒を飲んでいました。
コリドーの300円バーに行ったことがある人なら分かると思うんですが基本的に男と女の割合が1:9か2:8くらいで、男ばかりで、ポケモンのエビワラーみたいな顔をした女性でもナンパされているような場所で、大量のサルと少しのポケモンが出会う場所で端的に言うと節操がない空間です。

友達とも連絡がつかないので、そろそろ帰ろうかなと思っていたところ、黒髪の滝川クリスタルを少し日本人風にした本当にこれからキー局のアナウンサー採用試験を受けるような子ともう一人レアコイルみたい顔の子が入店してきました。お察しの通りこの子がマルチ商法の会員だったのです。

話していると副業の話になって、急にきな臭い雰囲気になりました。
その時の会話を再現します。

マルチ「その副業の話してもいい?」
「どうぞ」
「えっと、これはこういう仕組みで、こんなに凄くて・・・(10分)」


「・・・」



僕「なるほど、でもそれってネズミ講ですよね?」


マ「えっ!?どうしてそう思うの?だからね、この商品は・・・(10分)」
僕「でもそれってネズミ講ですよね?」

このやりとりを4回したら、その人は怒って帰っていきました。

要は「こいつを勧誘しても無駄」と思わせたらそれでこっちの勝ちなわけです。
みなさん最初から簡単に稼げる甘い話はないので気を付けましょう。
どうもありがとうございました。
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