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【LAA】2023年MLBドラフト

こんにちは、トナカイです。

2023年のMLBドラフトがシアトルのルーメン・フィールドで開催されていますね。

僕たちのエンゼルスはフロリダアトランティック大学の右投げ左打ちの一塁手、身長193cm、体重99kgのノーラン・シャヌエル(Nolan Schanuel)くんを1巡目指名しました。

MLBのドラフトプロスペクトランキングでは26位なので全体11位での指名はオーバーピックなイメージを持ちますが、去年のように1巡目(ネト)をアンダースロットで契約して3巡目以降(QO物件のアンダーソンと契約したので2巡目指名ありません)でオーバースロットな指名をするのかも知れませんね。
2022年も3巡目のジョイスや4巡目のマッデンにはその指名順位にしては多くの契約金を払ってますし、ネトの次に契約金が大きかったのは11巡目のデイナ(カタカナ表記はダナかも)だったので、2日目以降のミナシアンGMの策に注目です。

さて、シャヌエルはフロリダ州パームビーチ郡ボカラトン出身、レイクワースにある高校からボカラトンにあるフロリダアトランティック大学に進学した生粋のフロリダ少年です。幼少期はコーチをつけず家のガレージで録画しながら父親と練習したそう

シャヌエルの大学時代の成績ですが、
1年生のシーズンで244打席に立ち.343/.444/.576
2年生のシーズンで277打席に立ち.369/.477/.658
3年生のシーズンで289打席に立ち.447/.615/.868
の成績をそれぞれ残しました。
三振の数が1年生シーズンから21、22、14に対し
選んだ四球の数量が1年生から28、39、71と三振より毎年多い選球眼を見せています。特に三振14個四球71個のシーズンはすごいですね。
ホームランも11、16、19と増やしています。
盗塁も2年生で11個、3年生シーズンで14個記録しています。

2023年3月にフロリダ大と対戦した試合では3本のホームランを打ちました。フロリダ大は今年大学野球の頂点を決めるカレッジワールドシリーズで決勝まで勝ち進んだ強豪です(優勝は2023年ドラフト全体1位、2位を排出したルイジアナ州立大学)。

フロリダアトランティック大学はNCAAカンファレンスUSA(レンドーンを排出したライス大学もこのカンファレンス)に所属しており、今年のリーグ平均が.275/.373/.444であるところを見るとシャヌエルが突出してることは分かりすね。というより2023年シーズンのリーグのスラッシュラインでシャヌエルより上の選手はいません。
右目の乱視の矯正をしたのが良い結果に繋がったとか。

シャヌエルの構えの高い打撃フォームもなかなか特徴がありますね。

ただトップの位置は高くないと思います。勝手にマット・オルソンみたいな印象を持ってます。全然違う気もしますが。一塁手というだけで。

The Athleticのエンゼルス担当記者であるSam Blum氏がフロリダアトランティック大学のコーチであるジョン・マコーマック氏に連絡を取ったところ、シャヌエルは外野の両翼もやれるだろうとのことだったそうです。二塁も三塁も!?だそうですが、まあそこはゆっくり試していきましょう。ネトのようにゆっくりしない可能性もありますが。

D1(ディビジョン1。大学野球のカテゴリで一番レベルが高いくらいに思って貰えれば。D3まであります。野球に限らず大学スポーツ全体でカテゴライズされており、前述のカンファレンスUSAはそのディビジョンの中にあります)の一塁手の中で2023年シーズンはトップクラスの評価!

カンファレンス内でも野球の年間最優秀選手賞に選ばれています。

チームの今後を見据えると高校生を指名して次の時代に備えるかと思いましたが、トラウト時代に勝負する方針が見える指名に感じました。

2日目以降のドラフトとシャヌエルの今後の活躍に期待しましょう。

それではみなさん、ごきげんよう


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