小さな光を手に入れた





運命だと思った




黒暗から引き出してくれた





その小さな光は一瞬にして消えてしまった






消滅させたのは私自身かもしれない






全ては夢の中だった






サイボーグばかりの世界





お面を被った怪物に私は騙されていた





気づいた。




私自身も心を凍らせたサイボーグだ




心を置きざりにしてしまった

走った




その先には何もなかった。




少し紫掛かった夕日を見て




私の心みたいだと感じた



なんだか美しかった



この感情に嬉しい気持ちになった




まだ私にも心は残っている。

また朝が来る




眠ろう