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理系大学生にiPadは必須? 現役大学生が解説。

こんばんは。僕です。
いやあ早くも11月終盤ということで、いよいよ年明けがチラつく季節となりました。早いですね。高校3年生の方の中には進路が決まった方もいらっしゃることでしょう。

今日は理系大学生にiPadは必要なのか、という点について書いていこうと思います。

手っ取り早く結論を書くと、(ほぼ)必須です。

ほぼ、と書いたのは、大学の学部学科のカリキュラムによる部分があるからです。

どんな人が必要で、どんな人は必要ないの?
求められるスペックは?
実際どんな使い方しているの?

などなど、少しでも多くの方の疑問に答えられれば幸いです!
それではいきましょう。


なぜiPadが必要なのか

まずはここですよね。なぜ必要か。という点について。
一般に「大学の授業」を思い浮かべると、大きな階段教室でパソコンをカタカタさせながらメモを取る、といった姿を想像するかと思います。が、あくまでもそれは文系の話で、理系だと大抵の場合そうはいきません。特に1、2年生に顕著ですが、理系は講義ではなく演習の授業がとても多いです。ここで一つ想像してみてください。数学や物理の授業の板書を取るとき(or資料に補足のメモをするとき)にキーボード入力が使えるでしょうか?答えはNOです。記号を多く含んだ数式をキーボード入力で済ませるのはかなり至難の業ですし、その上時間がかかります。またテキスト形式のメモはビジュアル情報が消えてしまうので、メモを残したとて後から見返すと何のことやらわかりません。やはり演習においては手書きという作業を強いられるのです。

ですが、ここまでだと「高校の時と同じようにノートとペンでいいじゃない」と感じる方もいらっしゃるでしょう。ただ、ここで一つ問題があります。それは、大学の講義資料は全てオンライン配布されるという点です。大学では基本的に紙ベースの資料を手渡しで配布する、というようなことは行わないので、各自がネット上で資料をダウンロードする必要があります。また、その資料もオンラインで閲覧することを想定して作られていることが多く、プリント形式ではなくスライド形式であることもしばしば。いちいちPowerpointのスライドを紙に印刷するなんてことは馬鹿馬鹿しいですよね。手間もかかる上に使い勝手も良くありません。それに加えて、課題の提出の際にも問題が生じます。演習問題を解いたレポートを課題として課された際、自分が解いた過程をPDFにしてオンライン上で提出しなければなりません。課題を紙に解く場合、それを一度スキャンしてデータに取り込む必要があるのです。もうここまで来たら「iPad買うしかないよね」となる方がほとんどでしょう。大学で授業を受ける際、iPadで書き込みを行った方が何から何まで都合がいいのです。

iPadのスペックは?他のタブレットではダメなの?

ここでは、どんなiPadが必要?他のタブレットじゃダメなの?という話題について少し触れます。結論から言うと、AppleのiPadシリーズであればスペックはどれでもいいと思います。最近ではHUAWEIをはじめとして様々なメーカーがタブレット端末を発売していますが、アプリの互換性や"書く"際の操作性から考えるにiPad一択だと思います。実際、大学でタブレット端末を使っている人の中でiPad以外を使っている人は見たことありません。高校とかですと割と価格が安い中華メーカーのタブレットが導入されていますが、大抵書き込み機能に乏しいので使い物にならないと考えた方がいいでしょう。(あまりタブレットに関してはApple以外の製品を知らないので、もしもiPadを凌ぐようなものがあればコメントでご指摘ください🙇)

僕が現在使用しているのは、iPadAir第5世代(64GB)。若干容量が気になりますが(動画をダウンロードしておくと結構パンパンになる)、iCloudと大学提供のOnedriveにデータを移すことで特に不便を感じることなく使用できています。スペックに関しても文句なしです。とはいえ、Airでもだいぶオーバースペックなので、僕はApple Pencil第二世代に対応していない無印iPad(第9,10世代)で十分だと思います。少し値段も抑えられますからね。公式の整備品なんかを狙ってみるのもありだと思います。それと、iPadに物理キーボードをつける必要はないと思います。僕自身Logicoolのワイヤレスキーボードを購入したのですが、ほとんど使っていません。持ち運びか容易いノートパソコンであれば、わざわざiPadにキーボードは不要ですね。

実際どんな使い方をしているのか。

ここからは完全におまけみたいな内容です。
僕が大学でどのようにiPadを使用しているのかを少し紹介して終わろうと思います。

まず、iPadでノートを取る上で欠かせないのがGoodnoteというアプリ。これはApple純正のアプリではないので、別途AppStoreから取得する必要がありますが、正直学生のiPadユーザーなら誰しもが使っている王道アプリ。最近、バージョンが5から6になって仕様が少し変わりましたが(個人的に使いにくくなった)、手書きの機能も充実している上にファイル管理なども簡単なのでiPadを手に入れたらとりあえずこれを入れましょう。(買い切りかサブスクかを選択できますが、有料です。年1000円とかだったと思います。)

授業資料をここに載せることができないので、少し限定的でわかりにくいですが、実際の僕のノートはこんな感じです。↓

線形代数のノートメモ。iPadも紙も書く感覚は変わらないので、元々汚い僕の字でも問題なく勉強できます。
材料力学のレポート。図や簡単なグラフが描きやすいのもiPadでの強みです。

最後に

ここまで理系大学生にiPadは必要?というテーマで書いてきましたが、ポイントとしては

・演習の授業がある人にとっては必需品。
・課題提出の際に手書きだと全てスキャンする必要がある。
・iPadであればスペックはどうでもいい。
・キーボードまで合わせて買う必要はない。

といったところでしょうか。他にもご意見・ご質問がありましたらぜひコメントをお願いします。

長々となりましたが、この記事が読んでくださった新入生の皆さんの一助となれば幸いです!ぜひしっかりと準備して大学生活を迎えてくださいね〜。(最初が肝心。)

それでは今日はこの辺で👋

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