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「新大学1年生向け」パソコン選びのすゝめ

こんばんは。
テストやらで超絶忙しく、お久しぶりになってしまいましたが元気です。

最近大学の近くを歩いていると、やけに物件の案内が多いこと。
もう推薦だと合格がぼちぼち出始めているみたいですね。

受験生の皆さん本当にお疲れ様でした。残りの高校生活を満喫しつつ自分を労ってあげてくださいね。

ということで、いよいよ本題。
「大学のパソコンって何を買えばいいの?」
という話題に触れようと思います。


大学用ノートPCに求められる要件

まずは僕が一年間大学生をしてきて感じた、PCに求めたい条件を整理しようと思います。

・大学が提示する最低限スペックを満たすこと(できれば余裕を持って)
・薄く、軽いこと(場所を選ばず作業をこなせるかどうか)
・長時間バッテリーが持つこと
・静音性

まずは一つ目から。大学からアナウンスされたノートPCの最低限スペック、推奨スペックを確認しましょう。おそらく入学関連の手続きの際(2月くらい?)に通達されると思います。もしもそれよりも先に購入を検討されている方は、昨年度分の推奨スペックを満たすように考えれば良いかと思います。

(ここからは補足ですが、文系の場合はあまりスペックを意識する必要はないかと思います。最低限のWordやPowerPointが不便なくできれば十分です。が、理系はそうはいきませんね。授業中の演習をしていく中で、各自のPCでソフトを動かしながら作業をすることもしばしば。その際、PCのスペックが不足していると授業についていけないという事態になりかねないので、学部学科が指定するスペックはしっかりと確認してください。また、学部によってはOSが指定(Windowsのみ、など)されることもあるので要注意です。建築・機械工学科なんかでは、CAD(3Dモデリング)なども扱うと思うのでその辺りの相性(グラフィックボード等)も見ていた方が安心です)

そして二つ目。携帯性というのは意外にも見落としがちですがかなり大切です。どうしてもスペックのことばかりに気がいってしまい、本体の軽さ、サイズ、薄さというのは軽視しがちなのですが、僕の周囲を見るにパソコン選びで最も後悔が生まれやすいのはこの携帯性という部分です。大学生にとってパソコンは何をするにおいても欠かせません。授業の際はあまり気にならないのですが、課題や授業準備なんかを自宅以外でしたい、となった際に本体のサイズや重量というのは深刻な問題となります。重さはまだ我慢できますが、問題はサイズですね。僕の意見としては小さいに越したことはないかな、といったところです。あんまり大きいと肩がけのバッグなんかに入らないのでリュックが必須となってしまいますし、重さやサイズのせいで想像以上のストレスを抱えることとなります。高校生の時はあまりパソコンを常に持ち歩く習慣がないので気にならなかったのですが、大学生になると結構この辺り気になりますよ。13インチくらいがベストだと思います。

次に3つ目。バッテリーの問題です。僕がパソコンを入学後に買い替えた理由でもあります。もちろんバッテリーの持ちもいいに越したことはありません。講義を受ける教室ではコンセントが席ごとに設置されているところも多いですが、必ずしもあるとは限りません。また、コードを持ち歩くのもなかなかに億劫です。バッテリー容量が大きいのもそうなのですが、電力効率にも注目してあげてください。電池の減りはだいぶこれに左右されます。そして、タッチパネル式のディスプレーは絶対にやめておいた方がいいです。(友人談)まあタッチなんて使わないし、何より鬼のように電池が減るとのこと。別記事でも触れますが、理系大学生だとiPadも持ち運ぶこととなると思うので、パソコンがタッチパネルである必要はないと思います。

そして最後に4つ目。静音性です。これは人によるかもしれませんが、僕は結構気になりました。講義中、静かな教室でウィーーーン、とパソコンの冷却ファンの音を出すのはちょっと居心地が悪いです。気にならない人は気にならないと思うのですが、細かいことが気になるよ、という方は少し気にかけておいてください。

理系大学生にとって、iPadは必須。

もう一つ忘れてはならないのは、これ。iPadは正直パソコンに並ぶほど必須です。文系は必ずしも必要ではないかもしれませんが、理系だとないとかなりしんどいと思います。何せパソコンでは配布される授業資料にメモができないのです。授業中、いちいち数式や記号をキーボードで打って資料に補足している暇はありません。手で書き込む必要があります。基本は手書きなのです。また、1、2年生なんかでは数学などの演習をたくさんさせられます。とにかく手を動かすことが多いです。パソコンでカタカタと文字を打つ時間よりも圧倒的に文字をかく、問題を手で解く時間が多いのです。この際、オンラインで配布される資料を印刷して持参してそれに書き込んでもいいのですが、量も膨大ですし何せ整理が大変なので、これをiPad一枚で解決できるというのはとても魅力的です。周りを見ていても、なかなかこのことを親御さんに理解していただけないケースも多いみたいです。僕から言えるのは「悪いことは言わないからiPadもセットで買え」ということ。買ってもらえないのであれば分割払いでも貯金を切り崩してでも買いましょう。
下の記事で詳しく書いているので、是非ご覧ください。(後日公開)

WindowsかMac問題。

これも結構悩みの種になりますかね。僕自身、入学当初は入学2年前に購入したWindowsの端末を使っていました。そして、その後10月にMacに買い替えることとなりました。そもそもWinの端末が壊れてしまったのが原因なんですが、どちらのOSも扱った身として感じるのは「ソフト環境などを考えてもWindowsの方が好ましい。が、iPadと併用することを考えるとMacも同等に魅力的」といったところです。何度も言いますが、学部学科からOSが指定されている場合、絶対にそれに従ってください。割と理系ならWindows指定のところもあります。Windowsの利点としては、恐らく東大を除くと理系ではWindows製品を使っている人の方が圧倒的に多いですし(友達にソフトの使い方などを共有できる)、製品のラインナップが豊富です。コスパがいいものもたくさん売ってます。なので、特にこだわりがない場合はWindowsを選択するのが無難でしょう。コスパや携帯性などを考慮するとThinkpadなんかはいいと思います。ですが、先ほど述べた携帯性やバッテリーの問題、そしてiPadと併用することを考えるとMacbookも捨て難いと思います。僕が現在使用しているのはMacbookAir(M2/13インチ)なのですが、ファンレス(冷却ファンがない)モデルなのでとにかく薄いですし、Windowsから乗り換えて驚くほどバッテリー持ちがいいです。Airdropで資料などをスマホ↔︎iPad↔︎PCですぐに飛ばせるのもかなりストレスフリー。何より、iPadをMacbookのサブモニターとして瞬時に接続できるのが便利です。なので、携帯もiPhoneでiPadも買うよ、という方はMacbookの方が総合的に見たコスパは上かもしれないですね。(詳しくは上記のnoteをご覧ください。)

最後に。 (コピー機はいらない)

長々と書きましたが、大学用のPCを選ぶ際は初めにあげた4条件を満たすように買ってあげるといいと思います。意外と見逃しがちなサイズや重さは本当に気をつけてくださいね。そして、理系に進学される方はiPadがほぼ必須となるので事前にApple pencilとセットで買っておきましょう。ただ建築学科はいらないかも?しれないです。その辺はシラバスやモデル時間割を見て、数学・物理演習のコマ数なんかを確認しましょう。そして、SurfaceのシリーズにあるようなPCとタブレットがセットになったモデル(ペンで画面に書き込めます、というようなPC)は正直お勧めできません。バッテリー持ちも悪いですし、何せ重くて分厚いです。また、PCの画面で資料を見ながらiPadで計算をするシーンが多いので、結局2画面必要だったりします。潔くタブレットを別で買いましょう。また、一人暮らしをする方だとコピー機はこの時代もういらないと思いますよ。その分タブレットにお金を充てましょう。どうしてもテストの際の資料持ち込みや、提出用レポートを印刷する必要がある際は大学で印刷しましょう。無料なところがほとんどです。僕も月に1、2回は印刷しています。が、その程度です。ほとんどの課題がPDFでオンライン提出なのでね。家になくても問題ないです。

長々と書いて来ましたが、PC関連の話はこのくらいですかね。また気になる点が見つかればその都度追記していきたいと思います。何より高い買い物になるので、慎重に選んで買ってください。大学生の使用感レビューなんかを参考にするのもいいと思います。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでも参考になったな、という方はスキの方もよろしくお願いします。

では今日はこの辺で!



金欠大学生の食費になります()