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ぼくが何等星かは知らないけれど #みんなでポエム書いてみた

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闇夜にちいさく震えていた

遠くに見える巨大な一等星と
自分との凄まじい距離にめまいを感じ

近くに見えるよく似た六等星と
自分の何が違うのかとやっかんだ

闇夜にちいさく震えていた


となりをみると
ちいさな光が震えていた

ぼくはちいさく手をふって
ぼくはやさしく光ってみた

ちいさな光は笑った
ぼくも笑った

ぼくらは光を交換しあった
ずっとずっと交換しあった


ぼくが何等星か知らないけれど
知らなくたっていいのだ

きみが何等星か知らないけれど
ぼくは知っているのだ

きみの瞬きはあたたかい


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だいすーけさんの企画に参加しています。

noteの街を星空に例えてみました。

noteをはじめた頃に、きっと多くの人が感じるだろう「自分なんかが書くものを誰が読んでくれるんだろう」と悲観的になる感情。

インフルエンサー的な有名人と自分は同じ生き物とは思えない。
自分と似たような肩書きなのに自分よりもはるかに多くのスキが付いている人が妬ましい。
どうして自分のnoteは読まれないんだろう。

薄暗い気持ちに陥ることもあるかもしれない。
けれど、書き続けていればいつの間にか温かい光に囲まれている。
ひとりひとりが放つたくさんの温かい光に触れながら書き続けることができる。
noteはそんな街だと思います。


あ。いちおう書き添えておこう。
こちらは『あきらとマリナ1周年スペシャル』2日目のコンテンツですが、ポエム中の「きみ」と「ぼく」はあきらとさんと私を指すわけではありません。

あなたと私のことかもしれないし、あなたと他の誰かのことかもしれません。
すべての書き手に幸あれ。

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