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油森家の珈琲ライフ【焙煎編:生豆の選別】

みなさーん、コーヒーのお時間ですよ。
ようやくのコーヒー自家焙煎【成功編】です。(失敗編はこちら


今日は生豆の選別について。

油森家ではネット通販(楽天・Amazon)で生豆を買っています。
お試しサイズの100gとかで売っているものもありますが、油森家ではドーンと5kg買っています。
現在家にあるのはペルーチャンチャマイヨと、エチオピアモカの2種類。南米産とアフリカ産ですね。
ペルーはずっしりとした感じ、モカは華やかで軽い口あたりです。

まだまだ暑いので、今回は爽やかな風味のエチオピアモカを焙煎します。

コーヒー屋さんで豆を買うよりも、生豆は断然お安い。
同じモカである、KALDIの「モカフレンチ」は200g/837円。
エチオピアモカ生豆は5kg/6650円。
だいたい……、だいたいねぇ、4分の1ぐらいのお値段です。
(暗算が得意でないので、各自計算してください。)

生豆の保存は、高温多湿を避けた風通しのよいところが適しているそう。
一般的に麻袋が推奨されているので、うちでも麻袋を使っています。

トラさんとネコチャンの麻袋。100均のセリアで買いました。
これで1袋に5kgの豆の半分、2.5kgが入ります。(我が家にあるのは、なくなりかけのペルー豆1袋+モカ2袋、合計3袋)
これを本棚に置いてブックエンドとしても使えます。

では、豆をすくいましょう。

ザーッと、適当に。
一度に焙煎する量をすくいます。
うちでは、自家用ピザ窯で焙煎しており(焙煎編で詳しく)、一度に焙煎する量はだいたい200gぐらい。
IKEAの器がちょうど良いので、それを使ってテキトーにすくいます。

いつもは量らないんですけど、noteに書くので計量してみます。
(忍び寄る次男)

207g。

テーブルにザーッとあけます。

こうやって、手でシャラシャラーっとしながら「欠点豆」を探します。

欠点豆とは。
虫食いや、生育不良など、えぐみや嫌な酸味の元となってしまう豆のこと。
興味がある方は、こちらのブログ↓が詳しいのでどうぞ。

自家焙煎愛好家のブログで「コーヒー農家の苦労を思うと、一粒たりとも捨てられないので選別はしません。」と書かれた文を見たことがあります。
なんと愛情深いのか。
でも私は美味しいコーヒーの方がいいので、容赦なく欠点豆を捨てます。
最高の状態でいただく、ってのも愛情。
愛情の示し方は、人それぞれ。

欠点豆の選別の具合も人によって様々だそうです。
中には、ルーペを使って徹底的に選別する人も。
私はそんなことはやっていられないので、だいたいでOKとしています。

こんな虫食い&発酵豆とか。

割れちゃってるのとか。

生育不良のいびつなのとか。

はい。取り除きました。

203g。最初が207gだったので、欠点豆は4g。
少ない方だと思います。コーヒー農家さん、商社さん、流通業者さん、良質な豆を届けてくれてありがとうございます〜。
(私の選別が雑である可能性には触れないでください。)

さぁ、これで焙煎の準備は整いました。
次回はとうとう焙煎本番!


ちなみに欠点豆は、子どものミニカー遊びに使われてから廃棄されます。
工事現場遊びにちょうどいいみたい。

※ 誤飲にはくれぐれもご注意を!豆遊び中は子どもから目を離さぬよう!

♡を押すと小動物が出ます。