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あの日、松野莉奈さんと話した話の内容を私は覚えていない

ずっと応援している推しの1人に、いつも伝えている言葉を言いそびれた日に限って、その日が、本当に「会える最後の日」になってしまったとしたら、皆さんはどのように感じますか?どのように思われますか?


最後に松野莉奈さんと話したのは、2017年1月15日の修学旅行写真集のお渡しイベントだった。

とても寒い日だったと記憶している。

エビ中メンバーとは、いつも通りの何気ない会話。高校卒業してやりたいこと・台湾楽しみだね・よく分からない食べ物の話…話す内容の全てに、当時の松野莉奈さんと、エビ中の明日が…未来が…ぎっしり詰まっていた。

いつも通り、数十枚の券を買って、ループを済ませ、最後の1枚。

当時の私は、最後の1枚の時は「今日はこれ最後だよ。今日もありがとう。またね!」と伝えるのがマイルールだった。

順番に最後の挨拶を済ませ、松野さんの前に立ったら、何やらくだらない話をしてくる。 

ニコニコと人懐っこい笑顔で話す松野さんの話を聞いている間に、剥がされてしまい、松野さんは次の人と話し始めてしまった。


「あっ…いつも言ってる最後の挨拶言えなかったな…まぁ…でもまた次の機会があるか!」と思ったことを、残酷ながら明確に覚えている。


ちなみに、その時に、松野さんから話された、きっとなんでもないようなことだっただろう話の内容は、全く覚えていない。これもまた、残酷なことだと思う。


それからもう7年経った。
私は未だに、あの時に明確に抱いた「まぁ…でもまた次があるな!」という感情にがんじがらめにされることがある。

それでも、もし今、そんな話を「実は…」って、松野莉奈さんにしたとしたら「えっ?なに?そんなことで?」って笑いながら、たわいもない話をしてくれる気がする。

こうして彼女の人柄・あたたかさに、未だに元気をもらい、未だに救われている。


今のエビ中には、2021年以降に加入したメンバーが5人いる。
ちょうど当時の松野さんと、同じような年齢だ。
本当に尊いことだと思う。

そして松野莉奈さんのお母さまは、ソロアーティストになった柏木ひなたさんのライブにも、よく足を運んでくださっている。

ソロアーティストとなった柏木ひなたの楽曲に「Garden」という曲がある。


この楽曲を聴くと、この曲を通して、ひなたとりななんが同窓会をできているような感覚がして、なんだか救われた気持ちになる。



今年は私立恵比寿中学は15周年。
柏木ひなたさんは、全国ツアーもあり、本格的な始動になると思われます。


なぜ今になって、こんな話題でブログを書いたのかというと、今の柏木ひなた、私立恵比寿中学を見守りつつ、今までにひなたやエビ中に関わってきた全ての方々と「思い出のアルバムをめくるような気持ちで、語れるような、繋がれるような1年」にしたいという気持ちがあったからです。


長い文章になりましたが、読んでいただいた方、ありがとうございました。

柏木ひなたアルバムツアー、私立恵比寿中学春ツアーでお会いしましょう!

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