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日本の保険業界を変える事はお客様の為

骨髄ドナー給付サービス(DNB)誕生の物語

「血液難病に苦しむ人を一人でも多く救いたい」との願いが多くの人を巻き込み、3年という長い月日をかけて2005年4月にDNBは商品化に至りました。

2002年のある日、日本の血液難病患者の現状がテレビ放映されました。救うことができるかもしれない命が白血病などで失われていく現実を見て、プルデンシャル生命のライフプランナーが「私たちにできることは何か」と自問しました。

白血病や血液難病は、子ども特有のものではなく、誰にでも発症しうる難病です。治療には主に骨髄移植が行われます。正常な造血が行われなくなった患者の骨髄を、健康かつ白血球の型が適合した人(ドナー)から提供される骨髄に置き換えて、病気を根本的に治そうというものです。

一人でも多くの血液難病患者の命を救うには、ドナー登録者を増やす必要があります。ドナーとして手術を受けた方に生命保険から手術給付金をお支払いして、ドナーとしての経済的な負担を軽減できれば、登録の推進に役立つのではないか。このような思いから、DNBの開発が始まりました。

一人のライフプランナーの思いがプルデンシャル生命の思いとなり、商品化に向けて動き出しました。一番の課題は、骨髄移植のための自発的手術を手術給付金の支払事由として認めていない保険業法という法律を変えなければならないことでした。

骨髄等の移植を必要とする一人でも多くの患者を救うためには、より多くのドナー登録が必要です。

私たちが始めたDNBが、日本の保険業界全体に広がりつつあります。より多くの保険会社がこのサービスを導入すれば、多くのドナーの助けになります。また、このサービスの認知度が高まれば、より多くの方が骨髄バンクの現状に目を向けるはずです。それがドナー登録者の増加につながり、結果として多くの方の命の救済につながります。

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医療保険は本来、治療を目的とした入院、手術に対して給付金が支払われます。
ドナ-として手術をした場合には、これに該当しない為、対象にはならないと言う現実がありました。
そこで保険業法を変えると言う事で認可されています。
より多くの日本で生命保険に契約しているお客様の経済的支援となりますので、他社においても、このサ-ビスを開始してもらいたいと願うばかりです。

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