2019.05.14 検証のやりかた

よくチャートを観察し、検証を重ねて実力をつけると言われているけど

よく考えたら正しい検証の仕方がわからない

手間がかかりそうだし、時間も取られそうだし、そもそもやり方もわからない
思い浮かべるのは研究室みたいなところで膨大な書類に囲まれて閉じこもってやるイメージ
頭では重要だろうとわかっていてもそんなイメージのせいで手を付けるのが遅くなってしまったなと思ったので今回はその勉強

まず検証というのはそれが正しいか試すといった意味合いになるんだけど
チャート上では
「こう動いた後はこう動くような気がする」→チャートパターンなど
「このラインの引き方は反応がいいような気がする」→手法?技術の確認
「これがはまったときこのくらい利益が上がるような気がする」→実際にとれる利益の確認
「自分がエントリーしたポイントと決済したポイントは勉強したことが活かせているのか?」→自己分析

とか、今思いつく範囲でこういったことは検証の価値があると思う

チャートパターンは個人的に形だけを覚えてあてはめるような覚え方は意味がないと思っていて、むしろそれだけだと危険かなと感じます
なぜそのチャートの形になってなぜその後そう動くのかを理解すれば使えるようになるだろうけど、多分まともなトレーダーはチャートパターンありきではなくて後で見返したときに頭を整理しやすくするために形に名前を付けているだけだと思う
ただ、パターンの構造の理解は今後活きてくるだろうから別で勉強しようと思う

ラインは練習するしかないとして、あとは記録をつけるのが大事かな
…チャート上の矢印、毎回邪魔だから消してた…
記録する場合何がいいだろうエクセルとかかな?ノート?

あと、検証するならするで何を検証したいかというのと、「〇〇の時△△」ということを確認するからそれを調べるための前提条件がないと意味がないか
ん~何を検証したいかというよりは初心者にとっては何から検証したら効果が大きいのかの方が重要かな?

となるとわかりやすいインジケーター上のサインが出たときに実際にチャートでどう動いているのかを確認するとかなら自分でもできそうだし、今後のエントリーポイントの決定にもいい影響が出そうな気がする

MAとか?まずは検証作業に慣れるためにEMAで見られるゴールデンクロス、デッドクロスでエントリーしたときにその後どうなるかを検証してみよう
期間は1か月分、自分がよく使う5分足
EMAは5-100の2本
交差したポイントは全てカウントして次のポイントを決済のポイントとし、同時に逆ポジションでエントリーする少々無茶なルール
ただし、交差しきらずまた離れるようなポイントは決済のみして次のエントリーポイントまで静観する

4時間足
15分割できたのでそれぞれチェック
まず大きな流れとして144円台から147円台まで大きく上下する中で147円台前半まで上がって前回の高値まで届いたところがスタート地点

スプレッドに飲まれずに利益になったのは黄色の売買だけ
まず1枚目で気づくのが「インジケータのサイン丸々根拠にしたらダメ」を実感
少なくとも一番値幅が出たポイントからある程度戻ってきたら決済するくらいのことはその時の判断でしないと利益は残らない

まぁ、当然だけど細かいレンジ相場に入ったらこのサインは大損害を生み出すようです

ここは特にひどい(笑)
やりようによってはちゃんと利益は残せそうだけどあえてルール通りに

週明けで窓が開いているときは仕方なく開始時点で…

値動きが大きく、トレンドを形成していくタイミングでうまくエントリーできた時はいいけど、実際にはこれよりも損益は悪い結果になると思う
というのも画面張り付きでサインの度にポチポチやってもMAの性質上ゴールデンクロスやデッドクロスを確認できるのはワンテンポ遅れてからのことが多い
だから急な値動きでは既に価格が大きく変動した後にエントリーしてしまう可能性が高くなる

ただ、サイン成立直前からはチャートから目を離さないとか、細かなレンジ相場では手を出さないとか、いったん値幅が大きくなった後おとなしく利益が消えるまで待つということもないだろうから最大値幅の何割まで戻ってきたら前もって決算するとかの回避策をとれば一定の利益は残せそう

具体的にインジケーターのサインを妄信してトレードしても無駄ということを確認できたのは収穫かな?
またテーマを絞って検証しようと思います


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