エベレスト

FTインプレッション-6 【SHIMANO ステラシリーズ】

 どうも、こんにちわ、ぼくの釣り具紹介です。今回はリールです。紹介するのは、ルアーマンのアコガレ、リール界のロールスロイス、最高峰、つまりエベレスト、そんな感じなシマノのステラです。だがステラがロールスロイスならダイワのソルティガはなんと例えればいいんだろう。。ベントレーとかかな。

ロールスロイスとベントレー。まぁこんな感じかな。見た目も似てるし。

 ぼくがステラを知ったのは1996年、大学の先輩が使ってました、ステラ。当時、一般的なスピニングリールの値段が1万円くらい、それに対しステラは6万円くらいしてたかと思います。新卒と重役のサラリー、くらいの違いですかね。なんともブルジョワ的で、その性能とかよりも存在そのものに価値があるような感じでした、当時。

 現代になり、すこしばかり趣味に時間が使えるようになった際に、買ってみました、中古で、96年製のオールドステラ。

古いね。

ロールスロイスだとこのくらいの古さ?

 主な用途はこのリールで出来る釣り全部、とざっくりしすぎですけれどもー、買った当初はサーフから狙うヒラメとかで使ってました。釣れなかったけどな!!

 その後、結構忙しくなっちゃって、釣りどころじゃなくなっちゃって、しばらく使ってませんでしたが、再開してからもやはりサーフから狙うヒラメとかで使ってました。釣れなかったけどな!!

 サーフだけでなく、ボートでもつりに行ってみて、ようやくカツオ、シイラ、サバなんかが釣れました!!!

目が可愛い。

 このころはまだ平和で、つれてよかった!で全て済んでおりましたが、つりの対象が増え、道具が増え、またつりの対象が増え。。。というデスなスパイラルに突入するとまぁ地獄ですよ、こんなの。地獄のメーカーが作る悪魔のリールですよ、こんなの。

2014年モデル一覧です。
1000(ます、とか)
2500(ブラックバス)
3000(大型ブラックバス〜シーバス)
4000(シーバス〜小型オフショア)
番手ごとで筐体の大きさ、スプールのボリューム、ギア比の違いはありますが、わかりやすい基本4パターン。2500で全部やればいい気もするけれど、微妙にそうもいかないのが悩ましい。惜しまれつつというよりかはステラジャンキーたちの「もっとキクやつくれよ」「もっといっぱいくれよ」というアツい要望というか禁断症状に応えるかの如く2018年にモデルチェンジ。

ほらよっ!(シマノの声)

悪魔人口爆発!

7機種→16機種と中国経済のような大躍進。ダブルハンドルなんかがまぶされているので目が眩んでしまいますが、
1000(ます、とか)
2000(新番手。刻んできたな。強めのアジとか?2500でいい気が。。)
2500(ブラックバス)
3000(大型ブラックバス〜シーバス)
4000(シーバス〜小型オフショア)
5000 (新番手。4000でも、SWの6000でもいいのではないかしら。。)
軽度のジャンキーはリプレイスしたり、末期の常用患者は2000と5000買っちゃう、ていうかもうダメな人は全部買い直したりするんでしょうね。

ぼく?勿論、末期ですよ。精神的にサナトリウム入っています。


新しい道具を買う際「ま、不要になったら売ればいいしね」という人が居ますが、大抵売りません。なので際限なく道具が増えるのですよね。。

 そしてインプレッションですが、剛性感とかギアの強度なんかは誰でもかいてますし、なによりそれを感じるほどの魚はまだつっておりませんので、なんとも言い難い。。とはいえ使ってみて感じるのは、
・4000番なら1m越えのシイラ、ブリあたり
・5000番ならキメジあたり
この辺りがステラの性能的にマッチザタックルな感じがします。あとは、他製品に比べてラインの巻量が多いのがいいですね。

 冒頭の例え話で、ロールスロイスとかエベレストとか出しましたが、そんなの現実的に所有したり登頂したりするのって難しいじゃないですか。でもステラなんて、大金ではありますが10万円出せば買えるわけです。狭い世界ではありますが、10万円で世界一のものを購入し使えるって、なかなかない体験というか、コストパフォーマンス的にはすごくいいんじゃないかと思うんですよね。不要になったら売ればいいし。売らないけどね。

 ことしは頑張って大きいの釣ろうと思います。

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