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釣行記-165 【冷やし中華はじめました】

ちょっと関わっている案件がありまして、その案件に関わっている人々で遠足です。
市川の林遊船さんで、シーバスジギングらしいです。遠足とはいえ、目的地は流動的です。

目玉のシーバスジギングですが、何年か前に何度かやったことはあります。すぐ釣れた覚えがあります。まぁ何ていうかアレですね、釣りものとしてはいまいちな気が。。。

だがしかし、今回は遠足です。とりあえず行ってみましょう。そして何かの練習をしましょう。

また、今回、西の方から何名かお越しになるそうで、彼らから話を聞くと「食べたい(シーバスを)」と。何とも奇天烈というか奇特な方々というか。真っ黒なの食べちゃったら危篤になりそうな気が。。。まぁいいでしょう、みなさんに食料を提供出来るよう頑張りましょう。

なので目的は二つ。練習と食糧確保、この二つです。

準備

タックルは4本です。
1)エルホリ80xDCMD(PE2.0):キャストします
2)ジェットセッター510xEXSENCEDC(PE2.0):アナ(と雪の女王)撃ちしようかな
3)ロジカル#0xカルコン201DC(PE1.5):ジギングです
4)モンストロ75xカルコン401(PE5.0):バラムのキャス練です

道程

江戸川から出港、道中、動かないタンカーにシーバスが居着いてないか探しつつ、どこかに向かう、そんな遠足みたいでして、最終的に判明したのが、江戸川を出て、袖ヶ浦の工場で探して、アクアラインの橋脚を撃って、再度袖ヶ浦のシャローで遊んで帰ってくる、というルートでした。

袖ヶ浦の工場地帯にたどり着くまで、何本か船中で上がりました。こんがりとした、どす黒い感じのシーバスが、です。見てますとみなさんワーム使ってますね。なるほど。なら私もワームにしましょう。VJ22です。

シーバスの寄り道

皆さん、「偏愛」って言葉ご存知ですか?偏りのある愛情、ですね。僕にとっての釣魚に対する偏愛を受け続けた最たるものがマゴチです。

一時、無性に恋焦がれて何回かチャレンジしたものの全て空振り。主にサーフです。
その後、船に乗って、サイマキとかギンポなんかのエサでは3匹くらい釣りましたが、ルアーでは処女です。処女。

とはいえ、今を生きる身としては、振り返ってみた昔の実らなかった恋でして、最早どうだっていいんですよね、マゴチは。そのうちタイラバで釣れればいいや、的な。シーバスでもいいよ、と。そしたら今回釣れちゃいました。

マゴチの釣り方について思うこと

餌釣りの場合、ヒラメ40マゴチ20とか言われるみたいですね。餌を咥えてから飲み込むまで、ヒラメなら40秒、マゴチなら20秒待て、という格言。

つり人オンラインより画像拝借

どういうことか言いますと、針が餌の先端にあり、餌の後ろから捕食してるので、針が口に入るまで待ってね、って話ですね。てことは孫ばり使って、尾の部分にもフックポイントを追加すれば即合わせで良い気もします。それがルアーの釣り方ですね。

一方、ルアーだと基本即合わせ、そしてルアーの動かし方として「マゴチはワインドだぜ」的な話をそこかしこで聞きます。でも、「ワインドってなぁに?」なのです。

「ワインド」ですが、よくよく聞くと、ジグヘッドワームをボトムで軽やかにダートさせて釣る方法みたいですね。当たってるのかは知りませんが、バスのトッププラグのドッグウォークとか、ティップランに近い雰囲気。

上から見た場合

横に飛ばしながら引いてくる感じでしょうか。

横から見た場合。リフトというか、ジャークしてジグヘッドを跳ね上げさせるのですね。

横と縦の動きの黄金比を探る釣りなのかもしれません。バスのドッグウォークが平面なのに対して、こちらは3Dに動かすのでしょうね。

とか、迂闊なことを言うと「いやいや、わかってねーな」と言われそうですね。はい、わかんないです、やったことも釣ったこともないので。

と言いつつ、昨年、いわきでヒラメを所謂ワインド的な動かし方で釣ったことはありました。ただ、それがワインドだったのかは誰にも、僕にすらわかりません。着底させてシパシパロッドを煽ってジグヘッドを動かしたら釣れただけです。

この時点での僕にとってのワインドを、例えばスパゲティだとしましょう、仮にイカ墨のスパゲティ。

イカ墨のスパゲティとは、トマトソースとニンニクがベースでそこにイカ墨を加えたものですね。食べると独特な感じです。作り方知ってても食べないとわかんない何かがあると思います。

翻ってわたし、ワインドの概念は知ってます。スパゲティの例えで行くと、イカ墨スパゲティの全体像は知ってる感じですが、食べたことはない。聞いたことしかない。そんな状況です。

なので、その条件で「ワインド風」でやろうとすると、スパゲティの例で言えば「もしかしたら麺はうどんでもなんとかならんか?」とか「黒いのが必須だとして、黒豆の煮汁で色は出せないか?」とか、「ひじきでも。。もしかしたら。。」とか思うわけです。あくまでも想像上の産物ですね。小説や映画の中の食事に似た存在かもしれません。

こんな感じ。

通常、ワインドといえば、ライトめなロッドでシパシパ動かすみたいですね。ラインスラッグを作った方が、ダート幅や高さの微調整がしやすいみたいです。これ即ち、バスのトップの場合、グラスロッドを使った方が動きの演出がしやすいのに似ている気がします。

でもそんなタックル持ってませんので、冒険用品のアマゾン510にエクスセンスDCで、VJ22でやってみます。これで「ワインド」になるの?

おや。。。

モゾモゾっとバイトが出たので、フルパワーでフッキングすると乗ります。頭ゴツゴツ振りながら上がってきます。釣れました。ルアーでは初マゴチです。

今回、ワインドになってるかどうかは知りませんが釣れました。ダート→ステイ→リフト→シパシパダート、みたいな、ホンモノのビリヤニ食べたことないけど、聞き齧りの情報を元に作ってみたら結構美味かった、的な釣果ですね。

多分、マゴチって居れば釣れるんじゃないか?ワインド上手い人はもっと的確に釣るんだろうけども。なんにしろ釣れてよかったですね。

その後シャローで同じような動かし方で追加できましたので、これはこれで合ってるというか、想像で作ってみたけどまぁまぁ美味しい、的な結末に落ち着いたのでこれでいいのかもしれませんね。これでいいのかな。。

復帰

何人かはシーバスを追加しましたが、あんまり釣れませんね。バスのトーナメンターも参加していたのですが、飽きてきたのかアマゾンペンシルで遊んでいたようです。途中、穴撃ちなんかをしつつ、何人かは追加しつつ、私にもチェイス&バイトがありましたが、チュッ、ってされたくらいで乗りませんので、アクアラインに向かいます。

一流し目、ほぼ全員釣れています。フォールで食わせる作戦をみなさん取られているようです。なので真似してみます。が、イマイチです。たまに中層でバイトが出ますが乗りません。ストラクチャーの際オブ際に入れると着水バイトが頻繁しますがバレます。フック小さいんだろうなぁ。。。

なので、これはうわずっているやつを狙うのがいいのかな、と思い続けてやってまして、4バラシ後くらいに漸く船縁まで寄せられました。徐に、グリップエンドをギンバルに押し込んで引き上げました。もしギンバルがなかったらどうなっていたのか。。。危なかったかもしれません。なんてことはなく、この直前のバイトはギンバルに押し込むところでフックアウトしてました。

チヌ

あらま。これはこれでいいですね。ギンバルに入れる感覚も取り戻せましたし。

が、しかし、続かないです。そして、ここで、漸く閃きました。気付くのが遅いですが、これは多分、レンジが合っておりません。あと、着水バイトは多分大方がチヌ。
周りを見るとジグやスピンテールでかけてますが、VJ22のスピードだとリアクションではバイトが出ません。中層に居る個体とはVJ22のフォールスピードが合わない気がします。

こうなるとルアーを変えるのが早い気もしますが、めんどくせーのでボトムを攻めてみることにします。すると連発。そして船縁オートリリース連発です。チヌの着水バイトに騙されてましたが、掴んじゃいました。

やや金色気味のシーバス。黒いけど。

一匹、残念ながらキャッチしてしまいました。。。

おべんとう

冷やし中華始めました

わかっちゃったので飽きてきましたのでご飯にします。この煮卵、美味しいですね。

嬉々としてマヨネーズを投下してる姿を盗撮されたようです。気になるのが左上の巨大なルアーですね。。。

みなさん存分にエンジョイ頂いたので折り返し始めます。
トーナメンターがどうしてもトップで出したいらしいのでシャローを撃ってましたら、こっちはこっちでつれました。足元でマゴチ追加できましたのですね。マゴチもわかった気がしますが、本当にわかってるのか、来月くらいに試してみたいと思います。

その後頑張る人は頑張り、テキトーにやる人はテキトーにやり、無事納竿となりました。お疲れ様でした。

帰りがけに餌とか追加しておきました

まとめ

・釣果はマゴチx2、チヌx1、シーバスx1(バラシが10くらい?)でした
・バラムの練習というか、タックルの練り込みはまた次回ですね。陸上でやった方がいい気がしますけども
・そしてみなさん、本当にシーバスを捌いたようです。「寄生虫がたくさんでしたー」という報告がありましたが、問題はそこではない気が結構してます
・穴撃ちロッドですが、今回5ft10inchのものを使用。もう少し長い方が、6.2ftとか、やりやすい感じですね。でもキリがないので、510で練習しましょう

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