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釣行記-21【浅き夢見じ鱒の夢】

もくじというか釣行記
https://note.mu/tonuma/n/n9c3618aa34ec

どうもこんにちわ。釣行記の第21回、久しぶりにソロ釣行です。行き先は中禅寺湖。

遠いっす。

このくらいの距離になると、おいそれと釣り仲間を誘いづらくなります。ていうか、釣れればいいんですが、半々で釣れない、となると「すげー美味いラーメンありますよ」とか違う方向で興味を惹起してもらった後「近くに中禅寺湖ありますから、釣りでもします?」的に提案しないと、後の人間関係がギクシャクしかねません。「釣れなかったけどラーメン美味かったですよね!!」的に。そんなわけで、まずは下見としてラーメンを食べに行くことにしました!

佐野SAのこってりラーメン。なぜかとても滋味豊かな気がしました。なぜなら前日に動物性脂質を摂取しすぎているから。。

中目黒の「わ蔵」。博多天神と同じ系統のおやつ系な軽い味わい。

食べ比べ、ってことで。。。

なんだか、ラーメン食べたら満足感出てきて、軽く観光でもして帰っかな、とか少し思い始めましたが、今後のつりライフをより豊かなものにするには避けて通れないのが中禅寺湖、なのです。だってこれですよ。

参考:https://blogs.yahoo.co.jp/masuosuke/55392711.html

でえええっけえええええええええええええええええええ、なんだこりゃ?

レイクトラウト(Salvelinus namaycush)は、主に北アメリカ北部に分布する淡水性のイワナの一種である。英語では「mackinaw」、「lake char(またはcharr)」、「touladi」、「togue」、「grey trout」と呼ばれている。日本においては1966年(昭和41年)、カナダ・オペオンゴ湖から水産庁淡水区水産研究所日光支庁(現・増養殖研究所日光庁舎)に導入された。釣り人が日本で狙える場所は中禅寺湖のみである。
Wikipedia

デカい上に固有種となると、俄然興味が湧きます。北海道のイトウ、中禅寺湖のレイクトラウト、琵琶湖のビワコオオナマズ、四万十川のアカメ、レイクトラウト以外は淡水三代怪魚と言われてるようですが、レイクトラウトも入れて四天王でいい気がします。個人的にはそうすることに今決めました。

一昨年くらいに日帰りでいろは坂に紅葉を見に行ったことがあったので、距離的には不安はなくすいすい行きます。ただ、何度来ても意地悪ないろは坂、急カーブごとにプレートが立てられています。1い、2ろ、3は...といった感じ。往路は20回分のプレートを見つつカーブを曲がり現地到着。車酔いしやすい人であれば、いろはにほへとちりぬるをわ、あたりで嘔吐。復路はあさきゆめみしゑひもせ、あたりでもう一度嘔吐しちゃうんでしょうね。

そして到着。絶景。

かつては女人禁制だったらしい。女子力は高くても大丈夫。

そして予定通りに釣り券を購入。

6枚綴りだと1回分おトク。ただ、釣り券売ってる場所が少ない上に、回数券買っても毎回黄色い用紙に住所氏名等を書いて日釣り券に替えてもらわないといけないシステム。ボート借りる際に必ず「釣り券買いましたか?」と聞かれます。観光地のシステムですね。。。

ファンキーなボート屋さん。

長崎のグラバー邸で有名な、ジャーディンマセソン商会→三菱の役員なトーマスグラバー氏が中禅寺湖の釣りに大きく貢献したそうですが、それにしても歴史を感じるルアー。

で、準備してスタートです。事前準備として、立ち入り禁止区域の確認、ネット上に落ちてるポイントと深度を照らし合わせておおよその場所までは特定してきました。

なるほどね。だが、しかし、ボートを借りる際の注意事項として
・浅いところは通らないでください←了解
・おかっぱり(フライの人多数)優先なので(え?嘘でしょ?)、釣り人いたら100mくらいは岸から離れてください←岸から100m離れると、ひどいとこだとすぐに水深50-60mくらいになります
・立ち入り禁止区域まで歩いて行くと2時間半くらいかかります。でも釣り人はいます。夕方になるといなくなります。
ってあたり。

作戦としては
・事前に調べたポイント近辺で流し、基本はジギング、場所によってはノイジープラグでブラウンを狙う
くらいしか考えてきておらず、場所によっては難しそうな注意事項。。。

まーとりあえずやってみます。

まずは立ち入り禁止地点まで来て戻っていきます。

ブラウンがいそうな倒木。

こちら、たぶん手漕ぎに5馬力くらいの船外機つけただけの超小舟で、あっという間に流されます。流し変えても気がつけばすぐに200mくらい流されている感。そうなると岸辺に寄りたくなるのですが、足場がよさそうなところには必ず釣り人がいます。そして恐ろしいことに、みなさん結構立ち込んでやってます、ウェーダー履いて。ウェーダー着用のまま山道を歩いてきたのでしょうか。。。

浜辺でみなさん休憩中。。。

良さげな場所は大抵すでに人がいて、近寄れないため、50-60mくらいの深いところのジギング&人がいない崖っぷちでのキャスティングを繰り返しますが。。。

「なんとしてもボウズは避けたい」こう思っていたところ、出船する際に桟橋付近に大量の仔鱒を見ていたため、最後の手段を使えばなんとかなる、と思い、今回はまずはポイントの確認かな、的なゆるい気持ちで釣りを進めていると、急にエンジン停止。ロープを引っ張ってセルを回すタイプの船外機でしたが、何度やってもかからない。かからないうちに岸に流されてきたので、こりゃいかんと思い、ボート屋さんにSOSを出します。が、しかし、待ってる間にあえなく岸に到着。すると近くでやってたフライの人、どう見たってこっちにトラブル発生してるのに「ここいいポイントなんだよね。あっちの方に座礁させておこう」といいながらボートを引っ張ってくれました。人が困ってるところで自分の都合優先させられるって、やっぱ釣り人ってサイコーな人多いぜ!!と思いました。

その後、トラブルは解消され再び沖へ。↑のフライの人に「釣れませんよーに(-人-)」と呪いのオーラを送りましたが釣れてたみたいで何より。

そうこうしているうちに結構いい時間になってきたので、かなりの大場所であるフランス大使館前に向かいます。時折、ボイルがあるものの。。。

でタイムアップ。桟橋でサビキ揺らしてもダメ。ギブアップ。そんなぼくを嘲笑するかのように、70cmくらいのブラウンぽい魚が悠然と桟橋付近を泳いで行きました。。。

「ま、最初だしな。このくらいにしといてやるぜ(号泣)」

これ、軽い気持ちでやってもダメなやつです。時間帯含め、作戦練り直します。地形図も読み直さないと。。。あと魚探もあった方がいいな。。。


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