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THE NORTH FACE問題

どうも、こんにちわ、ぼくを取り巻く種々の問題への取り組みについて、です。今回の研究対象はノースフェイスです。

THE NORTH FACE
https://www.goldwin.co.jp/tnf/

 クズネッツ循環みたいに、20年周期くらいで大流行するのでしょうか?前回は1996年頃、みんなノースフェイスのダウンジャケット着てたし、今よりユルい世の中だったせいかパチもん溢れてたし、ぼくも誕生日にママにフリース買ってもらったりしました。売っちゃったけどw

クズネッツ循環
約20年の周期の循環。アメリカの経済学者サイモン・クズネッツが1930年にその存在を主張したことから、「クズネッツの波」と呼ばれる。約20年という周期は、住宅や商工業施設の建て替えまでの期間に相当することから、建設需要に起因するサイクルと考えられている。子が親になるまでの期間に近いことから人口の変化に起因するとする説もある。なお、クズネッツはシュンペーターの景気循環論に対して批判的だった。

へー。

前回はよくわかりませんが、今回はあれですよね、Supremeとのコラボ商品が転売屋にバカ売れしてるからですよね。なんというか、嘆かわしいというか、正直羨ましいですよね、こんなに売れて流行ってると。

そろそろ暖かくなってくるから目にする機会も減ると思いますが、1ヶ月くらい前であれば、肩に入ったロゴを見ない日はなかったと思います、世田谷区でも。

このロゴね。

昔はオートバイに乗っていたりしてたので、防風対策が必須でした。最近はつりで防風対策が喫緊の課題となっており、そのソリューションとして、パタゴニアとかノースフェイスの透湿性素材のパーカーってすごく便利なんですよね。モンベルでもいいですよ。アークテリクスでもホグロフスでもなんでもいいです、この際。

パタゴニア
https://www.patagonia.jp/home/
モンベル
https://www.montbell.jp/
アークテリクス
https://arcteryx.com/jp/jp
ホグロフス
https://haglofs.jp/

ぼくは長らくパタゴニアの奴隷というか、養分だったかと思います。先日、NHKの「チコちゃん」で、別れの言葉についての回がありました。「さらば」というのは
ーー
「 さらばこれまでと観念する」 といった、使い方が転じたもの。〜であるならば〜、例えばホステスであれば「今日も沢山お金使ってくれてありがとう、そうであるならば、また稼いで来てね♡」みたいなこと
ーー
的なずいぶんな解説があったように記憶してますが、ぼくでいえば「これまで色々買ってきただろう、さらば、これからも買い続けるんだぞ」という奴隷連鎖ですね。

10年前に、とあることの記念品として買った、シェルターストーンジャケット、というのがとてもよくできており、今でも使っています。

豪雨の中とかじゃない限りまだまだイケる。

名作を持ってるブランドって得で、一つの名作を軸にして、周辺機器が欲しくなり、最後は同じものを欲しくなっちゃうんですよね。これはその典型。全く同じものが欲しい。が、しかし、もう売ってません。そのうち再販するのかもしれませんが。。。

気にいらない点は、袖口のベルトがゴムみたいな素材でできていること、くらいですかね。10年も使うと加水なのか、デロデロしてきます。

そんなわけで、防風のみならず防雨の必要性も出てきたので、買い替えを迫られておりました。そして、白羽の矢が立てられたのがこちら。
(因みに、白羽の矢、というのは生贄の目印らしいので、ネガティブな言葉みたいですね。。。)

RTGフライトジャケット

 聞いた話なんでアレっすけど、そのシーズンに作ったものは売り切っちゃって、同じのは作らないらしいですね、ノースフェイスさん(真偽の情報欲しい)。今サイトみたら確かに掲載されてない。シーズンアウトしてるから、なのかもだけど。

 こちら、欲しい位置に欲しいポケットがなかったり、背中のパターン(縫い目とか)が妙だったり、見ててとても楽しいです。着るとフツー。

 よくよく考えると、この上にライフジャケットを腰に巻くので、フツーの位置にポケットあっても使わないというか使えないので、このジャケットにふつー在るべき位置にポケットがないのは、不幸中の幸い的に、なくてよかったパターンなのかも。

 そして、このRTGフライトジャケットの後に続々と悲劇が発生するのです。完全防寒を目指した結果、正確な商品名は忘れてるのもちょっとあるのですが、
・インナーダウン(ウインドストッパーゼファーシェルカーディガン)
・フリース(アンタークティカバーサロフトジャケット)
・サロペット
・ダウンパンツ(アコンカグアパンツ)
と大物だけでもこれだけ装備品が増えることに。おかげでさっぱり寒くなかったけどな!!

ゴールはこんな感じかしら。動かないので船上は寒いのです。

 「なんかの宗教ですか?」ってくらいに全身がノースフェイスで、おまけに剥いても剥いてもノースフェイスのロゴが出てくる玉ねぎみたいな感じになっちゃって、無事新たな精神的宿主に飼われることになったわけです。そうなると、その格好見た人から「高いもの着てるんですね」みたいなことを言われるケースも出てくるんですね。そうした時、ぼくはこう言うようにしています。

 うん、おっしゃることはわからんでもないですよ。でもね、もしあなたが江戸時代の役人だとして、黒船来航の知らせを受けて浦賀に行きました。フネからペリーが降りてきました。その時、ペリーがヨレヨレのTシャツとステテコで出てきたらどう思いますか?「くっwこいつチョロいな」そう思うでしょ?ペリーがパリっとしてたから、いいか悪いかの議論はさておいて、今の日米関係があって、今のあなたがあるわけですよ。なので、つりに行く際、さかなだけじゃなく、同船者とか、乗り合いなら船長になめられないようにした方がいいと思うのですよね。
 それに、あなた、結婚してましたっけ?え、お子さんもいる。ならよくわかると思うのですが、プロポーズする際に奥さんがデロデロの服着てたとしたら、やる気失せるというか、違う人と結婚してませんでした?婚前交渉で捨てる間際の下着とかだったらどうしてました?住宅ローンもある?なるほど。なら担当の銀行員が破けたスーツ着てたらどう思いますか?なんかの詐欺だと思いませんか?
 僕も相手が居ないところであればテキトーな格好しますけれど、つりって魚との試合じゃないですか?試合相手には失礼の無いよう、全力で正装して臨むのがオトナとして正しい姿勢なんじゃないですか?
 あと、値段のこと言いたそうですが、あなた、月に何回飲みに行きますか?4回くらい?そうですか、月4万円くらい使ってます?年間だと48万円。これ、高いですか?まぁ、必要経費ですかね。だとするとぼくのこの上着も必要経費なんですよ。5年で償却、年間20日は使うとすると延べ100日使うわけです。50,000円を100で割れば@500円ですよ。飲みに行く時の準備と変わらなくないですか?

 ここまで立板に水の如く語ると、大抵狐につままれたような顔して、みなさん不承不承納得されているようです。

 そうしたわけで、しばらくは安泰ですね、冬の装備は。

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