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釣行記-112【タマール紀行2021、多摩川とナマズとスモールマウスバスとその他の小動物たちとわたし】

どうもこんにちわ。釣行記の112回目、ていうか特殊回というかシリーズものです、こちら。

たま川で釣れる魚、代表格はナマズとかスモールマウスバスだと思います。多摩川+ナマズ=タマズ、タマズ+スモール=タマール、です。今年もやってみようと思います。昨年、世田谷区在住13年目にしてようやくマナマズキャッチできておりましてちょううれしかったです。お疲れ様です、ありがとうございます。

でも冷静に考えたら、一昨年テナガエビを釣ってました。なんかすみません。

では今年もやっていこうと思います。

戦績

2019年
・何回か行ったとは思いますがテナガエビで1勝
2020年
・諸々あって8戦全敗。ナマズがいるので1分けでいいかな。。。なので0勝7敗1分
2021年
・マルタウグイ戦:2勝1分
・テナガエビ戦:1勝
・オイカワ戦:0勝1分1敗

通算戦績(2021.8月2日時点)
15戦、4勝8敗3分。練習試合も多数あったことを付け加えておきましょう。

これまではいわゆる「惨敗」というやつでしたが、2021で盛り返しつつあります。頑張るぞ!!

1回戦マルタウグイ-リコーグラウンド〜二ヶ領堰:ここまでの通算成績1勝7敗1分

春なのでマルタシーズン開幕です。釣ったことがないので釣ってみたい。

このサムネイルはですね、婚姻色が出てないタイプサですね。まぁ、出てなくてもシルエット自体がキモいのですが、そこに婚姻色が出ると地獄からの使者、みたいな感じになってキモいというよりもコワいです。でも釣ってみたい
。釣ったことがないのでね。

そして、開幕、といいつつ、実は今回の前にも非公式ながら偵察してました。

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釣れないぜ。そして気がつけば終盤戦に差し掛かっているようでした。

今回なのですが、いつも通り起床し、前夜からの情報収集をしておりますと、早朝に釣った友人が、満面の笑みで釣果報告してるじゃないですか。なのでGOです。魚が居る時に、釣れている時に行かねば!近いんだしさ。

まず、マルタ、なのですが、マルタといえば一般的に認知されているのはこっちじゃないでしょうか。

行ってみたい気がする。ダシール・ハメットの小説も有名ですね。

が、釣り人にとってのマルタといえばマルタウグイなのではないでしょうか。マルタ、ていうかまるちゃん、座学っぽく知っていることは以下です。

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・瀬に居る(らしい)
・スプーンとかミノーで釣れる(らしい)

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え?こんだけ?そう、この二つだけ。迷わず行けよ、行けばわかるさ。ちょっと重めのスプーンと一個だけミノーを持って出かけてみました。

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のどかですね。

当初、釣ったことはないのですが、不朽の名作、の誉れ高いダイワのクルセイダー(10g)を投げておりました。

これでいい気もするのですが、より広範囲を探るためにかえるくんに出動を願いました。

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かえるくんは東京を、世界を、なによりぼくを救うことが出来るのでしょうか。

うんともすんともいいませんでした。救われなかったので散歩です。さんぽ、○んぽ、と書くとなんかアレですね。

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歴史がありそうな、由緒正しそうな東京電力の建造物がありました。

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見上げれば空は青く、高い塔には杜王町とは違い誰も居ません。

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そして花は白く咲き誇ります。なずなでしょうかね?

さて、どうすっかな。。。当初は上流に向け、リコーグラウンド→東名付近→宿河原と小刻みに釣りあがっていく計画でしたが、鯉のように、むしろ昇り竜の如く一気に溯上することにします。そういうアドバイスがあったので。

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海で魚を探す時は鳥を探すのが近道なように、まるちゃんを探すのには釣り人を探すのがショートカットでした。たくさんいます。

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いい感じっぽいですね。人が「ヤッてる」感って。

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そして現地に到着です。むちゃくちゃいます、人も魚も。魚に至っては100匹くらい居たんじゃないでしょうかね。群れの中にかえるを投げ込むと底とは違う手応えが。これは。。もしや。。。

が、多分バイトしてなくてスレなんですよね。この際スレでいいので釣らねばなりません。かえるからクルセイダーにチェンジしますが、大差ないのでピンテール6cmにチェンジしますと何かがあたりまくります。

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フロントフックにうろこがついているのでスレっすね。ていうかよく見るとこの時点でリアフックがひん曲がっております。そりゃツラい。

この後、ワンキャストツーヒットみたいな感じになるのですが、フックが小さくて曲がっているし、スレなためすぐ外れます。一度、いい感じにひっかけましたが外れます。困ったな。しかもまるちゃんじゃなくてノーマルのウグイだったっぽい。残念すぎるぜ。

でも諦めずにルアーを群れに放り込み続けます。ここで考えたのは、二つです。まず一つ目、きちんとフッキングする→やってみたらすっぽ抜けました。

なので、二つめ、CUSGスゥイープで仕留める。「は?CUSGってなに?」ですよね。

説明しよう!!
CUSGとは超ウルトラスーパーグレート、の略である!!かかったらフックアウトしないよう天に祈りを捧げながら泳がせジリジリと引き上げるストラテジーのことである。つまり積極的には何もしないのだ!!

1回目はほぼ陸まであげましたがフックアウトし脱走されました。が、2回目で成功。

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ていうか口にかかれば楽勝ですね。しかし見た目キモいし、なによりたま川で釣れたのが久しぶりすぎるのでいろいろ困惑しました。そしてこの色というか配色は最近流行っている(但し自分のみ)公家スタイルですね。

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まるちゃんスタイル。

この後、ちょいちょい、っと釣れ始めましたのですが、フックが折れたし、なんか飽きたので撤収しました。お疲れ様でした。マルタじゃないウグイもいるみたいなのでもう一回くらいは行ってみようかな、と思っています。

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魚は受け口の方が迫力ありますね。

道中、居合わせた野良の釣り人と少し話しましたが、小田急-東名間の堰付近でスモール釣れるみたいです。去年は1時間で4-5匹釣れた、と言ってました。ほんとかな?

今年はいい調子かもしれませんね、これは。1回戦で釣れただけではありますが。

2回戦マルタウグイ-東名高架下付近:ここまでの通算成績2勝7敗1

よもやよもやの連戦です。

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前日のポイントよりも500m程度下流から開始。少し歩くいてみると群れを発見できました。先行者に断ってからキャストします。

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すぐに釣れます。スレの跡が痛々しいですね。かわいそうに。。。

この後、背の奥の島状の石にルアーを引っ掛けてしまい取りに行く途中で水没。まさかのウェットウェーディング開始となりました。

細かいことは気にしないでウェットウェーディングのまま溯上します。今回の靴、船用のダナーなのですが、水洗いしようと思っていたので逆に嬉しいくらい。途中、ばっしゃんばっしゃんヤッてるとこを見つけましたが、今回のタックルの射程距離外。諦めて前日のポイントへ。

到着してみると、群れは薄くなっておりました。多分前日の7-8割。このペースで行くと、明日は前日の半分、明後日は前日の4割程度となるので、あと数日でしょうかね、このペースは。

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この釣り、不思議なもので、同じところで同じような釣り方をしているはずなのに、さっぱりアタリを出せない人もいます。ルアーの差でしょうかね。まぁそうだとして、どの程度変わるのか試してみました。以下まとめときます。

◆春のメガバス大感謝祭の記録
1.ドッグXジュニアコアユ

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一番期待していたので一番最初に使いましたが空振り。流れのある激シャローだとボトムを叩くことは当然ありませんし、滑りすぎるというか水流に違和感あるカレントを呼び起こすこともできないので、まるちゃんからしたらゴミにしか見えないのかも。

2.X70

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万世一系、不朽の名作。これは釣れました。20年以上前に買ったのにすごい。リアに鱗も付いてますね。

3.X48アクロバット

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なんの気まぐれで買ったのかはさっぱり覚えておりませんがあったので使ってみました。ヒットはありますがフックアップしませんでした。

4.バイブレーションXナノ

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これが一番ヒットがあったのかな。一回もフックアップしませんでしたけど。。。

お疲れ様でした。

まとめ
・この釣りのコツですが、アタリがあってからほんの少しラインを送り込むような挙動、肉体関係が発生する前の恋の駆け引きのようなロマンチックでデリケートな挙動が必要みたいでした、ぼくのやりかたでは
・フロントとリアのフックはある程度距離があった方がよさそう

ウグイをなんとかして釣りたい

◇マルタウグイについての考察

たま川のマルタフィッシングですが、プロ連がいるみたいです。その名も「多摩川森林組合」。その構成員のお一人と話しました。コツを聞いたら「詳しいことは本を読んでくれ」とのことです。まだ読んでいません。

で、二回やって感じたことをちょっとまとめます。

0.ポイント探索について
これできないと話になんないですね。
0-1.シーズンであれば人が集まっているところ
間違いないです。そこに行けば魚もいることでしょう。ただ、行ってみて魚がいなければ全員が勘違いしてるだけかもですね
0-2.瀬
これも間違いないのですが、瀬ならなんでもいい、って話ではありません。魚がいる瀬です。いるところはバシャバシャやってるか、魚影が見えるので釣れる場所はすぐわかると思います。魚影のない瀬からはすぐに立ち去りましょう。

1.スレ掛かりについて
キープする魚なら兎も角として、リリース前提の釣りでは避けたいものです。発生のメカニズムについて、この釣りの構造的問題とともに感じたことをまとめてみます。

原因:魚の進行方向に対して垂直にルアーを撃つため
魚は上流に向けて泳いでおります。川に立ち込まずに撃つ場合、魚に対して垂直に撃つことになってしまいます。自然、ルアーは魚体を撫でるように陸に戻ってきますので、その過程で刺さってしまうのではないか、と感じました。とりわけ、シンキングのルアーの場合は顕著だと思います。

実際、アップに投げて、川に対してラインが垂直になった状況ではスレが多く、ダウン気味に入り、ルアーを川の流れに逆らう感じで泳がせていると口へのフッキングが多かったように思えます。

解決策
a1.魚に対して水平にルアーを撃つ

→魚と正面に立つ、あるいは背後に立ち、水平に撃つこと。こうするとスレの減少ばかりでなく、バイトで釣れることになる可能性が上がる、と思う。ただし、ウェーディング装備あるいはウェットウェーディングを辞さない覚悟が必要になります
a.2.トリプルフックは使わない
→魚体を撫でる際にフックポイントが上を向いていれば刺さらないですね。シングル、あるいはダブルだとスレは減り、バイトでしか釣れなくなると思います、多分

立ち込まない場合で、スレを避けたいのであればシングルかダブルを使う、ですね。

2.タックルについて
2-1ロッド
2-1-1瀬にいる群れを狙う場合
Lクラスのバスロッドがベストな気がします。レングスは6ft前後でいいんじゃないですかね。キャスト距離はせいぜいが15m程度ですので、5g前後のルアーを正確に投げれるロッドがベストかと思います。
2-1-1淵や対岸を狙う場合
どうしても釣りたい場合、このケースもあると思います。この場合であれば7ft前後のトラウトロッド、バスロッド、シーバスロッドの手持ちのどれかで、15-20gくらいのルアーをキャスト出来るものがよいかと。シンカーつけてボトムを叩くあるいは対岸付近までぶっ飛ばす必要があるんじゃないですかね。

いずれも弱い吸い込み系のバイトぽいので、できればベリーまでティップに追従してくれるような調子がよいと思います。

2-2リール
ロッドのパワー次第でドラグを使うか決めますので、ULならスピニング、MLならベイト、みたいな使いわけで良いかと思います。

2-3ライン
PE0.8のリーダー16lbでやってましたが、PE0.4のリーダー10lbくらいがちょうどいいのかな、と思いました。

2-4ルアー
プラグであればシンキングのミノー、他はスプーン、スピナー、マイクロジグなんかでしょうか。水底の生き物を食べているみたいなので。サイズは5cm程度が良い気がしました。フリリグでワームなんかも良さそうですね。次行くことがあれば試してみます。

3.やりとりについて
ポイントは二つかと思います。
1.フッキング
「ビシッ」と合わせようとすると大抵すっぽ抜けると思います。なので、バイトがあったらゼロテンションの状態を1秒くらい保ち、ロッドに重みが乗ったらロッド全体でテンションをかけるようなイメージでかけるのが良さそうです。フッキング後はどのルアーフィッシングでも共通の鉄則、テンションを一定に保つ、でお願いします。
2.ランディング
寄ってきたらリールゴリ巻きでタモングをキメたくなるかもしれませんが、テンションを一定に保ったまま、後ずさりしながらのランディングが確実な気がします。まぁまぁのファイターですので、ジャンプもします。また、水にエラが入っている限りは諦めないので、確実性を選択するのがいいと思います。

3回戦マルタウグイ-東名高架下付近〜第三京浜下流:ここまでの通算成績3勝7敗1分

水曜日時点でフィックスしていた釣行です。その時点では「土曜日まで保つかな。。。」と不安だったので、木曜に確認したらなんとかなりそうな予感。なので、木曜時点の確信のもとにGOでした。

合流し、ルート説明、安パイルートで行くことにします。そして第一ポイント。魚影が全くありません。ちょっとやってみて、不在を確認してメインポイントへ向かいます。すると、上流から流れ落ちるかのように、釣り人がやってきました。竿を出してなかったので、漁協か?と思いましたが釣り人らしく少し話します。ニヶ領堰から下りてきて、道中まったく魚影はなかった、とのこと。そりゃ準備しないよね。。。メインポイントに人は居ますが、なんとなく集まっているだけ、らしい。

ここで分かれ道です。
1.堰の上流にいることを期待して溯上するか
2.次の便が来ていることを期待して降下するか
この二つ。

上記組合員っぽいパイセンは「第5陣が来てるかも。。」的な、相当な手練れ感あることをおっしゃっていたので、空振り覚悟で一気に降下します。

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いました。バシャバシャやってます。

相棒は早速かけて、3分ばかりのナイスファイトの結果、無事にキャッチ・ザ・まるちゃんです。が、なんていうかおかしげなアトモスフィア。見るとすげー銀色です。まるちゃんはまるちゃんなのですが鈍い銀色。ノー婚姻色で、なんていうか独身なのは間違いなく、かつ、「婚活してる?」と聞きたくなるそっけない雰囲気なのですね。

ここで思ったのは、もしかすると新二子橋の先に行かないと婚姻色が出ないのか?という疑惑。まぁそんなわけはないとは思うのですが。。。

その後こちらもヒット。あげてみると。。。

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あれ?しっぽに微妙に色が。。。

この後、数回ヒットがあり、一回はいいところまで来たのですがフックアウト。色合いからするに鯉、つまりカープだった気がするので惜しかったなぁ、と。

そして群れも散ったようなので納竿となりました。おつかれさまでした。

4回戦テナガエビ-六郷土手付近:ここまでの通算成績3勝8敗2分

過日、釣り餌の超大手メーカーの方とたなごを釣る機会に恵まれました。地味におもろい。竿はずいぶん前に気まぐれで買ったツララのベリタスを持っておりますので、今後の練習次第でいくらでも遊べるターゲットです。なので、こつこつ練習してみようかと思い、釣りの予定がキャンセルになった、ある日曜日にキャスティングに行ってみました。

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まず針です。がまかつがいいらしいのですが、こっちの方が安いのでこっちにしました。チチワ仕掛けだと再利用しやすそうです。

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えさです。グルテンの方がいいとか黄身練りがいいとか、ケースバイケースだと思いますが、まずはこっち。そのうちエサについても語れるよう経験を積みたいものです。

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しかけ。これがポイントらしい、気がしました。

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うき。スローシンキングで沈めるのがいいらしいです。実際に釣って理由がわかりました。

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しかけまき。木製の方が風情がありますが、こっちの方が小さくて安いのでこちらでお願いします。

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エサポンプ。地味に高い。

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いとおもり。家にあるワイヤーでいいんではないだろうか、とも思いましたが、一応購入。

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以上、たなごセットです。片手で全部持てます。

そして練習会場は以前行った六郷です。汽水に近いのでたなごは居るかどうか正直微妙ですが、テナガエビは居るので練習は可能なはず。

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エサも買います。

で、到着。めずらしく先行者が居ます。話しかけてみると「ここにはテナガエビは居ないよ、さっぱり釣れない。去年はよかった」的に話されました。。。

まじか。キャップがゲーリーなので、まぁまぁガチなひとかもしれず、あながち変なことも言わないのだとしたら困ったなぁ、という感じ。

しばらく話していたら、先行者ズのどなたかのお子さんに懐かれてしまい「あたし10がつ15にちがたんじょうびなの」と何かのアピールをされます。あいかわらずモテますね、わたし。

今回、もともとの予定が渓流だった関係上、タックルはたなごではありません。

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置いて準備してましたら、さきほどの子供が自己PRしに私に寄ってきます。モテモテです。が、しかし、その際ティップを踏まれそうになります。こどもなので何回注意しても寄ってきて踏みそうになります。二回目くらいの踏みチャレンジはさすがに危うく、焦ってうきゴムをぽろりと落としてロストしてしまい、ノーうきでやることになりました。こどもだからといって何をやっても許されるわけではないと思いますし、自分のモテっぷりも少しはセーブした方がいいな、とも思います。

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釣れるじゃん。ディープジギングよりも明確なアタリが出て楽勝でした。

前日、当日の雨で増水が少し心配でしたが杞憂。

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こういう感じで、流れに面していないテトラの影側に潜んでいるみたいですね。居場所特定のコツがわかれば簡単です。といっても、アタリはでるものののらない状況にすぐ飽きちゃって、一匹しか釣れませんでしたがw

5回戦オイカワ-登戸付近:ここまでの通算成績4勝7敗2分

年に一回、都合があえば「リベンジアオリイカの会」という、名称とはさっぱり異なりぼくが参加してからはアオリイカなんて狙ったこともない五目釣りの会合に参加しております。そこで知り合ったNさんが登戸在住で、週末ごとに釣果を送ってくれております。年賀状みたいでありがたいですね。

そんなわけで行ってみました。登戸です。最初に出来た彼女、いや最初じゃないな、が大学受験の際に寝泊まりしていたその彼女の叔母の家があるそうです。今もあるかは知らんけども。

この時は釣りが中止になったか何かで、Nさんも釣りしてることだし行ってみようかな、と相成りました。オイカワを狙ったライトゲームです。

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すげーライトです。

この辺はたま川のどことも違って生命感に溢れております。大人になったばかりの都会の雑草も、梅雨を振り払ったばかりの初々しい初夏の陽光を乱反射させる水面から時に飛び出す小魚も、活き活きとしており、生きる喜びを謳歌しているように感じます。そんな小魚に生の厳しさを知ってもらいたい、そう思ったりは全くしてませんがなんか釣りたい。

キャストを繰り返すたびに小魚たちはルアーを見学しにきます。興味深々なのでしょうが、食べていい、ということに気づいていないようです。ごく稀になんらかのアタックがありますが、バイトなのか単なる体当たりなのかわかりません。困ったな。

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針を小さくしてワームのカスも付けてバイトを誘います。特に何も起こりません。困ったな。

N氏と痛風とかの健康問題について語りながらキャストを繰り返しますが、ポイントを変えたのが逆に悪かったのか却って何も起こりません。困ったな。

困ったので元いた場所に戻ります。戻るとたまにボイルが発生しております。メトロノームやスプリンクラーのようにほぼ等間隔にボイルが発生するようで、ボイル→近辺に投げる、を繰り返していると5投目くらいでバイト発生。ツン、とかじゃなく完全なバイトです。

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うぐいでした。なかなか大きい。お疲れ様でした。あれ?オイカワは?

加えて惜しむらくは止めた駐車場から100mくらい先にもっと安い駐車場があったことでしょうか。

6回戦オイカワ-登戸付近:ここまでの通算成績4勝7敗3分

今年はいつになく調子いいですね。前日の余勢をかって連戦です。駐車場はもちろん安いほうに停めました。

夕方のたま川はのどかですね。三味線を繰りながら「なだそうそう」を歌い上げる若者や、愛を語り合っているのでしょうかそれほど見た目が麗しくもない50代半ばの行く当てもないカップルやらが川面を眺めています。

そんななか、ナマズを狙いキャストを繰り返します。たまに巨影が動きますがコイっぽい。しばらくやって何も起きなそうなので撤収しました。お疲れ様でした。



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