釣行記-29【アカハタ新聞その8 なごり雪舞い散る星屑☆ロンリネス】
どうもこんにちわ。釣行記の第28回目です。いつものアカハタ新聞です。あと二回くらいは星屑☆ロンリネス(後述)が続くことでしょう。
例えばカレーを作る際、まずは材料を調達しますよね。お肉、玉ねぎ、にんじん、カレールウ、などなど。その何れもが密接に不可分で、そのどれかが欠けてもカレーとして成立しない。そんな感じで、今回釣行は自動的にメンバーに組み込まれ成立していたので、そうね、さしずめにんじん、ってところかしら、わたしは。なので行ってきました、いつものところ。メンバーはいつものキャプテンF、G3氏、新人のMr.オマリー(女性)、です。
とある著名な方、ぺーぺー使う奴はアホ、と罵倒されてましたが、まずは軽くアテてから到着し、タックルをセット、ボートに荷物を積み込みつつ、桟橋でメインタックルの稼働チェック。
フリップします。
釣れます。お疲れ様でした。黒すぎです。もう帰っていいのかな?って感じ。
でも向かいます。
つきます。道中赤潮が酷く、ボートが撹拌する海面と飛沫が、とても強い真夏の朝日を浴びたように赤くなります。シイラやカツオなんかは、この赤潮の影響で、梅雨時の恋が冷めるように、シガーの煙のように、どこかに去っていったようです。
つります。
え?
つれます。寝溜め、食い溜めするかのように釣ります。つれつれなので途中で飽きます。そうなるとその飽きている気持ちが海中のみなさんに伝わっちゃうのでしょうかね。遊んでくれなくなります。なので音楽を聞きます。ルアーに触ってね、という願いを込めて。
オ・ネ・ガ・イ!タッチ!タッチ!リグにタッチ!と、処女のまま老成した修道女が歌う賛美歌のように静かな波にお願いしながら、呼吸を止めて一秒、わたし真剣なキャストをしたところ。。。
星屑ロンリネス!!バルトのラメを星の欠片と思ってバイトしてきたのでしょう、きっと。丸呑みしてますね。かなりロンリネスだったのでしょう。でもきみじゃないんだ。ていうか星屑ロンリネスってなに?
これまで、なんとはなしにそう感じていたのですが、さかなって音楽聞いてるのかもしれませんね。その後もこういうのをかけると。。。
つれます。お前も蝋人形にしてやろうか!!いや、お前は冷やし中華にしてやろうか!!
無事、冷やし中華になりました。
まぁ釣れるんですよ。途中から定番以外のワームでどこまでやれるのかの挑戦、になるくらいには、ね。
パワーシャッドすら無くなったので、「パワー」しか共通点は無い気もしますがパワーイソメ(極太、ブルーベリーフレーバー)で代用しましたッ!!釣れました!!
さすがに430出船はなんか疲れてきまして、その疲れを見透かすかのようにイルカが揶揄いにきます。
この方々がくると回遊魚は逃げるのであまり好きじゃないです。食料が欲しいのか、船の真下までやってきて、錦糸町や池袋あたりの娼婦が媚を売るようにうねうねと泳ぎます。銛とかワルサーPPKなんかがあれば攻撃できた気もします。あるいは100gくらいのシンカーをフルパワーでキャストしてぶつける、とか。やらなけいどね。
まぁ折角きてくれたわけだし、イルカはサカナ以上に耳がいいみたいなので、なかまたちのお歌を聞かせてあげます。
ところがこれが大失策。ふざけすぎた季節をすごしていたせいなのか、その後イルカががどんどん寄ってきて、最後は四方を十頭近いイルカに囲まれました。7.1chのジェットストリームアタックを被るのでは無いか、と少しだけ、雪が落ちては溶ける刹那くらいの時間ではございますけれども、こわかった。疲れたので納竿します。食料を確保して終了。
バイバイ、楽しかったよ。またいつか。
親戚に振舞うようなので多めに確保。
酒とつりの〆はこれ。にぼしチャーシュー麺
にこり
https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14051010/
たぶん、今日本で一番行列作るパワーをお持ちの飯田商店さんのセカンドブランド。おいしいよ。
今回のタックル
--
ロッド Fishman BC4 5.10LH
リール シマノ カルカッタコンクエストDC201
ライン ラパララピノヴァ1.2
--
今回の音楽
--
タッチ 岩崎良美
なごり雪 イルカ
蝋人形の館 聖飢魔II
Don't Look Back in Anger オアシス
Rock with you マイケルジャクソン
--
総括
・根掛かりをさらに避けるためのリグの開発が必須。死ぬほどロストしたのでね
・PEは1.0に落としてもいい感じ。根掛かりロスト後のリカバリーを考えリーダーは12lbにしていたけれど合わせ切れが数回あった。都度リーダーの状況確認必要。次回は5メートルくらいは巻いていく
・釣れる曲教えてください
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?