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釣行記-7【東京湾ナイトシーバス 好きだエリちゃん!】

もくじというか過去ログ
https://note.mu/tonuma/n/n9c3618aa34ec

どうもこんにちわ。釣行記の第7回です。今回はナイトシーバス。仕事が終わってからでもいける、飲みに行くよりは健康だと思われる大都会ならではのアクティビティです。でも酒飲んで帰ってくる以上に遅く帰ってきて、そこから自宅で飲むので、逆にというか単に酒飲むよりタチが悪いかもしれません。

今年2回目のwithさん。前回はこんな感じ。メンバーはチューバーの代わりに渋谷ではたらくIT経営者ドヤ西さん参加で1930出船でやってきました。

到着し、挨拶を交わし、早速聞いてみました。
ぼく「ルアー、何がいいすかね?」(←自分で考えろよ)
船長「そうねー、エリテンあたりから始めてローテーションかなぁ」

エリテン。オカルト地味てはいるのですが、ぼく、他人の名前との相性をまぁまぁ気にします。といっても「田中」という苗字の人や屋号とは相性が悪いのでやだ、くらいですけどね。

田中と相性の悪い私が唯一心を許せる田中。田中そば店(アークヒルズ、末広町なんかにあります。)おいしいよ。

ですので、「エリテン」と言われ、最初に思ったのが「エリ」という名前の人とのこれまでの相性。おそらく女性ですよね、「エリ」さん。正直、いい思い出はないです。記憶にある中で、最初に知り合った「エリ」さんは小学生の時。利発な方で、大学を卒業した後、キャビンアテンダントとなり、今は近所に住んでいるらしいです。次の「エリ」さんは中学生の時。2年間同じクラスでしたが、一回も口を聞きませんでした。
このように、いい思い出はない、というか格別に悪い思い出があるわけでもないのです。つまり、過去に知り合ったエリさんとは袖を擦り合わせることもなかったどころか、二人の間には風すらも吹かなかったので、気にせずエリテンでやります。正式名称はエリア10。通称エリテン。with船長に「持っとけ」と言われたので買いましたが、今回まで使ったことはありません。ルアーケースの中にとりあえず居る、みたいな。「エリ」という名前の人とのこれまでの関係性を象徴するような使わなさ。SMAPで言うと森くんみたいな感じ?AKBでいうと誰なんでしょうかね。まぁいいや、いってきまーす。

そして静かに、前回乗船時に野生の警備員が出現したところから開始。

と、ソッコー釣れた。まじか。すげーなエリちゃん。
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ロッド Daiwa morethan branzino 77 ML
リール Shimano excence LB
ライン ラパラ ラピノヴァ0.8ピンク
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その後もマイクロスズキがバシバシ釣れます。「エリ」モテモテやん。これ多分全部オスだろ。と、思っていたら、恋の予感が届きました。春の夜の夢の如き淡く儚い恋になるのでしょうが、次に「エリ」という名前の人に会ったら無条件で好きになります。スズキエリとかそういう名前だったらサイコー。自動的に恋に落ちる、はず。それが例え男だったとしてもな!!好きになるぜ、エリ!でもエリ男、とかはやっぱ勘弁。待っててもしょうがねーし、facebookでeri suzukiって人探して、事情説明して会ってもらおうかな、とかもう頭おかしい人の考えになりそうでした。

愛するエリちゃん、フックが3つ付いてて、迂闊に触れたら逃げられない仕組み。すぐ「結婚してくれる?」って言っちゃったり、目があったら「妊娠したかも」っていっちゃうような人なんだろうね、人だったとしたら。ルアー界のアリジゴクみたいですよね。いや、フック3つ付いてるのなんていくらでもあるか。。。でも、リーンでフックも小さいのでショートバイトも逃さない、感じがします。が、バイトもその日食べてるもの次第で変わるので、今回はベイトのサイズに合っていた、というのが痴漢みたく触って逃げるバイトが少なかった理由なのでしょう、きっと。

エリちゃんで10匹切りくらい達成して次に向かいます。バイト20、ヒット15、キャッチ10って感じ。もう、完全な恋です。パーフェクトエリーマイラブです。
oh! Ellie my love so sweet
smile for me won't you,seabass
forever you'll be on my mind
と、どこからか聞こえてきたところでまぁまぁ走ります。

次は羽田沖、に来まして、大物を狙います。「とりあえずデカいの使ってみて」的な進言がありました。が、あんまりデカいのは持ってきていない。諸事情あり、今度、遠征しなきゃいけなくなりまして、その際にパイロットルアーとして使おうとしていたのがこちら。ルドラ。今回携行したルアーで多分最大。

お、釣れたか。結構でけー。いわゆるハーモニカ喰い。なんか技の名前っぽくてかっこいいのでぼくもそろそろ発明します。tonuma式デスフッキング、とか。

ここは先ほどのポイントとは違い、深さ5-10mくらいにサスペンドしている魚を誘い出す釣り。明暗の際に落として、少し流してアクションいれてバイトを誘発する。てことはデカいポッパーとかあるとよかったのですが、後述しますが、これまた諸事情があり持ってきておりません。ルドラ、x80マグナムあたりでなんとかしようとしましたが、ならず。ドヤ西さんが75cmくらいの大型をキャッチ。で、移動します。ちょっと走ります。

次は羽田の滑走路の下。30mに近づくと「近寄んじゃねーぞ」といった意味の言葉が、丁寧に言い換えられた自動音声でアナウンスされます。よって、まぁまぁの遠投が必要になります。40-50mくらい投げると良さげで、もっと遠くまで投げることが出来るのなら、それは素晴らしいことになるのでしょう。
で、遠投と言えば遠投界のマイケルジョーダンとも言われるエアメタルジグな緑色のこの方。ぼく、シーバス以外の海つりの際には大抵携行しております。20g、25g、30g、45g、60gと5種各2-10本の合計30本くらい入ったケースを持ち歩いています。

この中が

こんな感じ。まさにサイコ!こんだけあると流石にずっしりします。これほど愛情を注げる対象は他にないかも。右から2番目はキャスティング別注カラーで「一人2個まで」な販売制限があった気がします。でも私はたくさん持っています。いっそのこと、何個までじゃなくて、何個から、例えば50個から、とかの販売制限にしてほしい。
そうしたわけで、ビッグベイト系はおうちで留守番、となったのです。そして、タックルの関係上、25gをライナー性の弾道で投擲します。

ナイトゲームのセオリーとして、浮いている魚から優先して釣る、というかライトに照らされて明暗ができている場所には小魚が集まりやすく、それを狙ってシーバスも浮いてくるので釣れる。水面で捕食していて、何かのパーティーみたいな様子になる。パリピですよ、こんなの。
なのでそうしたパリピを狩るためには、必然的に水面に浮くルアーから始めるものです。ちょろいパリピを始末したら次に少し潜るもの、奥のVIPルームに居る金持ちのオスパリピ(太ったオス)と強いメスパリピ(大きいメス)を狙い、水面から下せいぜい3メートルくらいのレンジを探ります。でもメタルジグって沈んじゃうので釣りにくいルアーなはず、なんですよね。パリピで例えると、エントランスの黒人SP、入り口付近で入館に戸惑っている雑魚、カウンターでドリンク貰おうとしてるフツーのやつら、VIP席って順番だとすると、VIP席の後ろというか出口というか二次会の店から攻め上がってくる感じ。未来からの刺客、とでも言えばいいのでしょうかね。
また、メタルジグの特性というかキビキビ動かして小魚がヒラを打って陽の光を浴びキラキラした動きを演出するのがメタルジグのセオリー。そうなると夜のルアーではない、という仮説が導き出されます。昼の方が効果的。レイブ向け?
であるがゆえに、同行した、確か東大卒でハーバード大MBAのロジカルだけどジャンキーなVCの方、ぼくがTGベイト使ってるのを知り「え?ジグ?アホちゃいます?ていうかアホやろ、まじめにやれや」的な反応でしたが、3投目くらいでヒットwテール部分にアシストつけてただけで深々とぐっさりとはフッキングせず、ヒットで終了。

「メ、メタルジグ。。。だと??」

そんな空気がVCの方とぼくの間に流れ始めたところで移動。少し走ります。

次のポイントは明らかに魚が浮いているところ。VCの方、嫌がらせか興味本位のネタ振りなのかわかりませんが、ここでもぼくに緑色を使うように要望してきます。仕方ないので使います。

はい、つれたー。この前に二発ヒットし、船べりでフックアウト。しかしこの魚「しまった、トラップだったかー」って顔してますね。

「先生、お待たせしましたー!TGベイトからの贈り物です」「え、マジですか?うそですよねwww」とウィットに富んだ会話も弾みます。

やがてTGの甘い時会も終わったくさいのでガルバとかその辺で数稼ぎ。しかしここも釣れたなぁ。着水ヒット含めもりもり来ます。飽きてきたのでつぎー。

そして次でも性懲りも無くTGベイト、しかも25gから45gにサイズをあげてそっと投擲。またしてもヒット。あまりフォールさせずに30°くらいの角度で引いてきて、シーバスがサスペンドしているレンジにくるとバイトする感じでございました。が、キャッチには至らず。たしか、このポイントでは同船のお二人が70cmを超えるのをキャッチしてました。と、ぼちぼち夜も更けてきましたのでお開き、となりました。今回はルアーロストもなく、ただ、フックが2本やられましたが、心静かに沖上がりです。

Ellie my love so brake

今年のシーバスの目標は150匹のキャッチですが、ここまでで55匹(ゴジラ松井)。残り95匹ですので、今回ペースのナイトゲームをあと6回ほどやれば達成ですが、パーフェクトボウズの可能性も往々にしてありますゆえ、もう12回ほど来ると確実に達成な予定。秋、冬のジギングシーズンを考慮すると、まぁ大丈夫そう。つりに行けなくなる何かが起きなければ、ね。起きちゃうんだけどね。

そして次回(5月中旬)はTGベイトとビッグベイトのみで臨もうかなぁ、と少し思っています。

今回も前回同様、ラーメンを食べずに帰宅。つりのあと、ラーメンを食べたくなるメカニズムというか食べたくなるプログラムの発現条件として、寒さが関係しているのでは?という新しい仮説を発見しました。これを解明できたらノーベルラーメン賞をもらえるのでしょう、きっと。今度の週末に解明してきます。

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