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釣行記-123【鈴木、伊藤、佐藤、そして田中】

どうもこんにちわ、釣行記録です。今回は「鈴木、伊藤、佐藤、そして田中」です。

はじめに

タイトルを見て「いったいどこに何を釣りに行くの?そもそも釣りなの?」そう思われるかもしれません。でも、その問いに答える前に、逆にお伺いしたいことがあるのです。みなさんの中で、小中高とご自身のクラスに「鈴木、伊藤、佐藤、田中」この4氏の誰も居なかった、という経験をお持ちの方はおられますでしょうか?

ぼくは小中高のあわせて12年間、鈴木さんと佐藤さんはクラスに間違いなくそれぞれ6人はいらしたかと記憶しております。

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まぁそうなるよね。。。

ポピュラーなスズキさんとサトウさんに比べれば、イトウさんやタナカさんなんかはややレア、くらいでしょうか。そうはいっても日本中どこにでもいるわけですね。12年もの長い間、合わせて20人程度あるいはそれ以上のスズキやサトウ、イトウにタナカに囲まれて育ってきた経験をみなさんお持ちかと思います。そんなポピュラーなこの4氏ですが、お一方だけ仲間外れがいます。おわかりになりますでしょうか??

スズキ、イトウ、サトウ、タナカについて

以下、見ていきましょうか。

まずスズキです。

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スズキですね。東京湾の主(アルジ、ではなくヌシ)です。

つぎにイトウです。

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たまに釣れるみたいですね。デカい、ということ以外は結構フツーな外見です。

つぎにサ(ッ)トウですね、アブラソコムツです。

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黒いっすね。サ(ッ)トウといえば腹黒なやつも多かった気がするもんな。。。

そしてタナカです。

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かわいいじゃないか!!

さて、どなたが仲間はずれでしょうか??釣り人であれば

「簡単です!スズキです。なぜならスズキだけが150cm以上にならない、です。」
とか
「スズキだけが出世魚です!」
とか答えるんじゃないですかね、きっと。
でも不正解です。

正解はですね、田中だけがニンゲンなので仲間外れです。なかなかのひっかけ問題ですね。正解の方、おめでとうございます。社会にはこうしたトラップがたくさんあります。みなさん気をつけてくださいね。

上記4氏を改めて見ますと、仲間はずれとはいえタナカが一番可愛い気もします。本来であればカワイイのを釣りたいところですが、今回のターゲットは佐藤というかサットウというかアブラソコムツとバラムツです。

サトウとバラムツ

ターゲットのアブラソコムツとバラムツ、聞けば毒魚みたいですね。食べると大変なようです。そうなると上記の4例の他3種、可食種はいるのでしょうか?

まず、港湾部の鈴木は臭いし、食物連鎖の頂点に居る関係上、水銀含有量が高く食べるのは止めたほうがいいみたいです。

つぎに伊藤、珍しいし食べれるだろうけれどこれも止めといたほうがよさげ。

そうなるとタナカのみが可食で、一番美味しいのでしょうか。

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そうは思えないですね。いろんなタナカがいるんですね。個体差結構あるなぁ。

また、ぼくはタナカと絶望的に相性が悪いんですよね。サラリーマン時代に知り合ったタナカは結構苦手というかダメでしたし、叔父のタナカとか最悪だし。特に新聞社勤務のタナカは苦手中の苦手。

そうなるとぼくが食べることができるのは、イトウ>サ(ッ)トウ>スズキ>田中な感じですね。今回は佐(っ)藤で頑張ればいけそう、食べないけど!!

サトウとバラムツと毒と

で、このアブラソコムツとバラムツ、どんな魚かというと最大で数十キロ後半にもなる巨大魚です。デカくて毒魚って変すぎるのでまずは釣ってみたいですね。

アブラソコムツとバラムツの毒ですが、食べても物理的に死んだりはしないようです。ただ、大量に食べると、うん○こが自動的かつ大量に漏洩される症状を呈して、社会的に死亡してしまうようです。ここのポイントは「自動的」な点。便意を催すことなく漏洩してるって怖いですね。

う○んこくらい漏らしてからが一丁前である、という意見もあるにはありますが、漏らしたくはないですよね。

そして漏洩の原因ですが、マルウェアによるハッキング、ではなく、この二種、なんでも脂分がすごいらしいのですね。魚って大抵は浮き袋を内蔵しており、それを使い沈んだり浮かんだりしておりますが、こやつらは大量のアブラを肉に含有させて浮袋代わりにしているそうなのです。

で、この脂、というかこの二種のは「脂肪」じゃなくて「油」で、エステルワックス、つまりは蝋だとのこと。それ故、この二種の肉を食べると下痢してしまうようなのです。ローソク食べたらそりゃ病気になりますわな。

また、厄介なことにアブラボウズ、という魚もいます。アブラソコムツとはアブラつながりなので両方同じようなもんなのかな?と、やや混乱気味です。そしてこれはそこそこ食用向きらしいのです。

非常に美味、らしい。でもぼうずこんにゃくさんはあてにならない時もある

アブラソコムツとアブラボウズは、普通の人であれば仲間だと思ってしまうんじゃないんですかね。ぼくも同じようなのだと思ってました。アブラボウズも大量に摂取すると大漏洩するみたいですし、その点は一緒。最大の違いは流通しているかどうか、のようです。

東京都ではアブラソコムツ、バラムツは販売等禁止措置。

一方、アブラボウズは売ってもよいらしく、その上、クエに似ていることから、アブラボウズをクエと偽装して売ってる業者もかつてはいたとかいう話も聞きます。クエはアブラボウズの7倍くらいするみたいですから儲かっちゃいますね業者は。食べすぎた人は大変かもしれませんけど。

なので、浅はかでグルメ気取りのやつに「これがクエ(みたいなもん)だよ、美味しいよ」といってアブラボウズと間違えてアブラソコムツを食らわせてやりたいなぁ、とか思っていました。

そんな印象だったサトウと薔薇ムツ、つまり肛門を責め立てる薔薇族ですが、年末に一度企画したのものの、荒天でお流れに。残念です。

そこから月日は流れ、春も深まる頃に行ったジギングで同行した後輩にこの魚の魚の話をしたところ、第一声が「釣りたい!」じゃなく「食べたい!」。ウソだろ?と思いましたが本当に食べたいみたいです。(変わってるね)しかも親類縁者にも食べさせる、って言ってました。(あたまおかCよね)

「いつ行きます?」とノリノリだったのでリベンジと相成りました。とりあえず準備しつつ、前日に確認したところまたしても荒天のため出船不可。またかよっ!!

前回同様、近隣の他の船に聞いてみたところ、今回は応じてくれたところがあり、なんとか出船の運びと相成ったわけでございます。

情報収集編

いろいろ調べました。

釣り方
・100-250mくらいをジギング、みたいな感じで釣る、らしい。ジグのリアフックには餌をつけるのが一般的、らしい
・ジグ、っていうか最早これはただの重りな気もしますが、付いている餌をアブラ&バラムツが齧り始めたあたりからジャークを開始して釣りあがってくるジギング、みたいな釣り方、らしい
・アブラソコムツとバラムツでは釣り方が違う、らしい。早めのジャークかステイに近いようなアクションのどちらかで、どちらかが釣れる、らしい
・集魚ランプがあるといい、らしい
・クロアナゴのジギングをスケールアップした釣り、らしい

タックル
・8ft前後のキハダタックルがいい、らしい。リールは出来ればステラなら18000、らしい
・PE5号くらいを300m、らしい
・フックは45号とか?聞いたことがないサイズ、らしい

事前情報が完膚なきまでに「らしい」のみで構成されており、曖昧模糊としすぎてますね。これほどよくわからん話もないので、まずは言われた通りにやってみようとは思います。ちょっと気になるのが「クロアナゴジギングに似ている」という話。

クロアナゴですが過去に何度か釣った事があります。湾内のがダイナンアナゴ、沖合のがクロアナゴらしいのですが、ぼくが釣ったのはダイナンアナゴなのでしょう。ジグでも釣れるらしいけれども、胴付きでエサの方が簡単な釣りです。

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胴付き仕掛けは確かに簡単。せいぜい5kgくらいなのでサクサクあがります。アブラ&バラもおなじような釣りっぽい。

自身の経験を思いだしていたら、リグについてはやっぱり同じこといってる人がおりました。

そうでしょうね。同意です。てんびんも視野に入れます。

準備編

ただエサなしのルアーでも釣ってみたい、とも思うわけです。もう少しルアーについて考えますと、この前、諸事情があって、試しに160gのタチウオ用のジグにヤマシタのタコベイト+スーパークエ40号でクロアナゴをやってみたらかけることはできました。

小さいフックはワームフックの5/0。これにパワーイソメを総がけにしてやろうかと思いましたが、使うまでもなく、タコベイトチューンで掛かりはしました

だがしかし、フックがスーパークエ40号という禍々しいもので、太すぎたせいか、その時使ったロッドでは完全にフッキング出来ていなかったため水面でさよなら、と。。でも頑張ればジグのみで釣れることは判明したわけです。そうなると、サトウとバラムツもジグのみで釣れそうです。タコベイトつけるけどな。

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いけるだろ、これで。

それにしても変な釣りです。まず針が変。上記はスーパークエ40号なのですが、色々と不安になって他にも用意してみました。ポイントはデカイけど細くて強い、です。ワームフックがいいのかな。

これのでっかい版、を探しまして見つけました。

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持っていた5/0と比べます。これですらまぁまぁデカい気はします。で、見つけたのが10/0。

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ふむ。

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スーパークエ40号よりもさらにデカい。が、完璧を期すためにさらに注文をつけます。大きさはデコイ10/0よりも少し小さくてよろしい、8/0とか、でも肝心なのは軸の太さで、デコイ10/0とスーパークエ40号の中間くらいがいい、と。そんなのあんのかな。。。

あるっぽい。

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でかいです。どのくらいでかいかというと、とてもでかい。

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管部分が平打ちになっていてスプリットリングを通しやすい。ていうか太すぎだろ、これは。10/0から使うかな。20kgくらいならたぶん折れないとは思う。

で、ようやく、とりあえずの準備は揃ったようです。サトウバラたちは、深い海域で水深150m程度を狙うという点でクロアナゴとは異なりますが、ジグとタコベイトでいけるんじゃないかな。まずはエサつきで釣ってジグにチャレンジするか、その逆か。どうしようかな。エサはもうてんびん仕掛けでいい気がするな。

そしてたぶんなんですが、間違えて20kgとか釣っちゃうと結構疲れると思います。なので、ルアー優先か釣果優先かは周りの様子を見ながらやってみることにします。

なんとなく方向性は見えた気がします。持って行く道具は以下とします。

1)メインタックル:
マングローブスタジオのブラックヘラクレス706LMG+ステラ14000
→感覚的にですが、100kgくらいまでは勝負できるロッドだと思います。が、「棒」なのでジグが暴れるかも。ていうか、別に暴れてもいいのか、動かさないもんね。これはステイで釣る用です。

2)実験タックル:
ソルティガRJ60S-3-H+ステラ14000
→多少動かす用。「大丈夫かな?」とは思うものの、ダイワのテスターの方が40kg超のメバチマグロを釣っていたようなので大丈夫な気もします。

3)実験タックル:
ソルティガSJ AGS-3+カルコン401
→ベイトでも釣ってみたい。船底に擦って切れるリスクはあるものの、単に魚の力であればPE2でなんとかなる、はず。あとこのロッドは新しく配備したので変なの釣っておきたい、という希望の結晶として持っていく事に。念のためにPEは3号。

リーダーは全部130lb。もし釣れて疲れちゃって、タチウオとかの小物を釣りたくなっちゃった時用に弱いのも持っていく事にします。

ジグはなまら270、なまらスローチューン300、コニファー310あたりで。と思っておりましたが、お気に入りのジグズをこんなポイズンビースト達に齧らせるのは如何なものか?そう思い始めました。なので安価なのを追加。

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なんということでしょう。圧倒的です。かつ評判もよろしい。

てんびんの重りにもちょうどいいし追加しておきました。

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ずっとこれ使いそう。。。

今回の目的

目的は三つ。
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1)後輩達が食べたがっているので食前、食後の様子をリサーチする。うち一人は新婚なようで、配偶者にそっと食べさせると言ってたのですごく楽しみ
2)ビッグゲームの練習
3)釣ったことのない魚種なので何が何でもキャッチ
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なんにしろ釣る、ってのが目的なんですが、内向きな感情としては2)が気になります。というのが、上記したブログの船長含め、プロジギンガーを最近ウォッチしてましたところ、「ストレートポンピング」の有効性がとても気になってきているのです。

ストレートポンピングっていうのはですね、簡単に言うとですね、ロッドとラインを一直線にして腕を伸ばした状態から腕を畳んで引っ張り、引っ張った分だけ巻く、というメソッド。

こんな感じ。

ポンピングが必要になるような魚って結構おおきいやつです。これまで見知っていたのは、大きいのをかけたら「竿を立てて戦え」というメソッドでした。竿を立てて魚を持ち上げ、持ち上げた分だけリールを巻く、という一般的なポンピングですね。これは腑に落ちやすいです。理由は以下。

・竿の復元力で魚を弱らせることができる、説

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こういうイメージです。これはイメージしやすいし、やりやすいし、せっかく買った高価な竿に仕事をさせている感があってかなり得心できます。

でも、他に合理的な理由がない気もしました。竿を立てれていない状態を「のされている」と言うようで、この状態はよろしくないように言われています。わかりやすく言うと、魚に負けている「ダサい」状態。

竿を立てたほうがテンションがかかりっぱなしになりやすいのでバレにくい、という利点はありますが、竿を立てる合理的かつ明確な理由は少ないのに加え、のされている状態はよくない、というイメージから、竿は立てるべき、となっているのでしょうか。

が、しかし、竿立ててファイトするのって疲れるんですよね。。。疲れるだけならいいんです。想像の範囲内で「あー、しんどかったわー」とか言いながら釣り上げられるのであれば。10kgくらいの魚ならそれでいいんじゃないかとも思いますが、想像を絶する魚がかかっちゃった場合、精魂尽き果てます。

この後、2時間ばかり動きたくなくなりました。そしてこの後、2週間ばかり酒飲んで暮らしていたと思います

怖いのは絶対に切れないラインシステムと絶対に壊れないタックルで、こちらのHPがゼロになるケースです。竿を持ってるので精一杯、みたいな。まさに上記の状態。

しかもサメがいたりしたらタイムリミットも設定されます。この場合どうするんでしょうね。その状態で竿を立てろ!!って言われてもそれは「気合い」とかそういう話で、合理的ではないと思います。

そうした状況を打破する可能性があるのがストレートポンピングだと思うのです。もともと、竿の復元力を使いづらい道具立てで大物をキャッチするための非常手段みたいな感じだったようですね。

竿は立てるもの、というバイアスというか言い伝えは理解できます。ストレートポンピングなんて竿使ってないので釣りじゃなくない?という意見も非常に共感できます。高い竿必要ないだろ、と。

が、体力の限界が訪れる前に「かけた魚を確実にキャッチ」するのも釣り人の責任だとも思うので、ストレートポンピングの練習もしておきたいのです。今後、大きいのをかけることができるかはわかりませんけれど、サトウたち薔薇族はデカいのは確か。いい練習になりそうです。

実釣編

で、行ってきました。

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海老名でメロンパンを買う、という緊急ブームが到来し、当日だけで4個食べてしまいました。

てんびんで早めに勝負をかけようかと思ったのですが、取り込みの際に面倒になるのでやめてね、というお願いが。。。仕方ないのでジグで勝負です。

釣り方は100-150mくらいのタナを探ってくる釣り。巻いて止め巻いて止め、パターンとか、デッドスローパターンなんかです。

開始早々、140m付近で「おや?」というバイトが発生しますが続きません。ポイントを変えるたびにサバはアタックしてきてくれますが、スーパークエ40号はサバ程度のアタックには「お前らごときにはフッキングしてやらん」と言わんばかりにものともせず、海面まで頑張って餌を咥えていたものの釣り上げられなかったサバが多数発生しておりました。

同船者はライトタックルを持参していたためサバを何匹か釣り上げ生き餌にしたてあげます。

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タックルは結局この1セット。ライン太いし、ロッドがゴツすぎて回収のたびに乳酸の蓄積量が精神上の許容値を軽くオーバーしてきてくれます。

しばらくすると胴の間でやっていた同行者にヒット。ロッドはグラップラーか何かで、ゆうゆうと引き上げてきます。

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釣れたバラムツ。とりあえず釣ったけど、デカいし暴れるし、皮が鎧みたいで痛いからいいや、といったていで、真っ白なまま放置されてますね。10kg前後くらいかと思いきや、後ほど計測したところ、頭だけで5kgあったらしいので、全体では15-20kgくらいはあったのかもしれません。

この後、風が強くなってきて、あまり盛り上がることなく納竿となりました。残念。

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死後、裁きを受けたのでしょうか、当初、天使の羽根のように真っ白だった魚体は真っ黒になっております。

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この後、船長に宗教的概念や儀礼ではなく、物理的に捌かれてました。解体中の一部始終を撮影していなかったことが悔やまれますが、内臓は鮮やかなオレンジ色で美味しそうでした。毒だろうけど。

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禁断の一切れ。体央の中落ち部分。毒だと思うけど。

これに醤油をつけて食べてみました。感じたのは、マグロの赤身よりも淡く仄かで、好意的に言えば上品な、普通に言えば控えめな、そんな酸味があること、です。毒だけど。

また、言われているほどアブラというか蝋は感じませんでした。それと食感はもりもりしているというか、それほど肌理は細くない繊維を感じ、魚肉ではあるものの、不思議な食感です。

「もっと食べたいか?」と聞かれたら「どっちでもいいです」そう答えます。たぶん毒なので。

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バラムツの柵です。値札とかつけるとそれっぽくなりそうですね。

この魚、流通していない、という観点から見れば希少かもしれません。でもそれって禁止されているだけでして、身体に害は少ないことになっているドラッグのように、政策上流通が禁止されているわけではありません。単に毒だから禁止されているだけなのですが、売ってないのでレアっちゃーレア。

なら売ってない毒物もみんなレア物にもなりそうな気もしますけど、「希少さ」というパワーワードに好奇心は刺激されるわけですね。そんな探究心に負けてしまった友人のために持って帰ることになりました。毒を。多めに。

この画像のジップロック入りのバラムツのブロック、台になっているのがダイワのビッグトランクです。目分量ですが、これで2kgくらいでしょうか。たぶん、いや、間違いなく致死量に近いのではないでしょうか。これだけあると、何人がつかの間の快楽を貪ることができるのでしょう。毒だけど。

そして後片付けを終え帰宅です。

途中、自分では食べもしないメロンパンを10個くらい買って周囲に強制摂取させようとしたり、コンビニで3,000円くらいお菓子を買ってみて今度は自分で大量摂取していた後輩は、食べ過ぎのためかメロンパン神の祟りなのか、車酔いを起こし海老名のトイレで嘔吐してました。

そして嘔吐した直後にトイレを出てすぐにあった成城石井でガーリックライス弁当とたこ焼きを買って食べるという恐怖体験も目撃しましたが、無事帰宅できました。お疲れ様でした。

総括

・タックルですが、かけてないのでなんとも。。。な部分はありますけれど、釣れた状況を見るに、かけるまでが楽なタックルの方が適しているように感じました

・実際、15kgくらいの魚で、事前にドラグは4kgに設定(ぼくがやった)してあったリールで労せず上がっている感じでした。個体のコンディションの問題もあるのでしょうけれど、見た限り、聞いていたほどの暴君っぷりは見受けられませんでした。ですので、次行くとしたらPE2.5にソルティガR、ジグは200g程度を使おうと思います

・また、エサジグなのですが、めっちゃ暇ですので、ふつーにジャークするジギングでもいい気がしました。次はやってみます。って、リベンジするのかしら、わたし。。。

・ジグですが、今回はリアにスーパークエ40号タコベイト&エサチューンのみ、でしたが、フロントフックに4/0くらいの小さいアシストフックをつけておくと回収時にサバが釣れそうなのでやってみてもいいかもしれません。別にサバを釣りたいわけではありませんけども!!

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