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ハグのすすめ〜友人と同僚と家族と〜

私はハグが好きだ。ただそれだけなのだけれど、ハグにまつわるエピソードが3つあるから、せっかくなのでお伝えする。(『ハグのすすめ』というタイトルをつけておきながら、ちょっと恥ずかしいのです。)

ひとつ目は、友人とのできごと。

年始に2年ぶりに会う大学の友人と再会したとき、会うやいなや、待ち合わせ場所の駅の改札でハグをした。

友人とハグをしたのはいつぶりだろうと思ってしまった。「ぬくもり」というやつが伝わってきた。私のハグに対する想いをふつふつとさせるできごとだった。

留学生が半分いる国際的な大学だったので、国籍や学年や性別に関わらず、ハグをするのが日常だった。そんな大学時代に思いを馳せた。

ふたつ目は、ハグと仕事にまつわるいい話。

え?ハグと仕事??と思ったあなた。私もそうだった。

株式会社CRAZYでインターンをしていた知人が「CRAZYではハグをする文化があったんだけど、ハグするとその人のその日のコンディションがわかるんだよねぇ」と言っていた。そんな素敵なカルチャーがあるのかと私は感銘した。

この記事によると、

握手やハグといったスキンシップがお互いの信頼感を高める。さらに、相手への嫌悪感などのストレスが減少し、共感や協力の感情を増幅させるため、成果に向かいやすい状態になる

とのこと。ハグやスキンシップは、仕事仲間同士でもステキな効果があるみたいだ。

最後は、ハグにまつわる家族の話。

独自の育児論、恋愛論が好きな下田美咲さん。彼女も、家族で挨拶はしないけれど、ハグしたり触れたりすると言っていた。

私たち夫婦の生活には、挨拶が一切存在しない。起きた時は第一声の前にまず触る。もう少ししたらお互い仕事の時間で、別々の1日を過ごさなきゃいけないから、名残惜しくて触る。触っているうちに彼が起きるから、どれだけ触っていたかと、どのくらい起きなかったかを教える。彼の方がたくさん眠るのであまりないけれど、触られていて起きる側になることもある。それから「朝ごはんはどうする?」と訊く。「おはよう」と言うタイミングなどない。

家族でもパートナーでも友人でも職場の同僚でも、私はハグがしたいし、ハグが好きだ。

ハグは、相手への信頼・愛情・気づかいを伝える。ハグには、言葉では伝わらない何かがある。だから、私はハグが好きだ。


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