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環境性能に優れた住宅・建築物は人々の健康維持を増進する



高性能・健康住宅の研究開発・普及活動等を推進


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(98)

<株式会社福地建装>
 1967年創業、1980年に設立され北海道北斗市に本社を置く、健康住宅の開発に力を入れており、独自の建材や設備を採用した住宅を販売している地域密着型の工務店で、「エコ電化専用住宅工法」を開発し、全国加盟店の本部機能を持つ、資本金6000万円、従業員数26名の住宅建設業だ。

同社の提唱する「エコ電化専用住宅工法」は”ファースの家”というブランド名を冠し、住む人が健康で快適に過ごすために最適な温熱環境を意識した住宅で、冬は暖かく、夏は涼しく、心地よい湿度を保つために大切な4つの要素 ”温度/湿度/空気清浄/空気の流れ” のバランスを維持する独自の仕組みがあり、さらに、気密・断熱性能が高め外気の影響を受けず、使用するエネルギーの削減を目指した”省エネ性能”にも優れた住宅工法だ。

暖房運転概念図
冷房運転概念図

「ファースの家」ブランド工法をフランチャイズ方式で、全国各地の地域密着型の工務店に向け、加盟店を拡げ200社(2023年現在)が加盟している。全国各地の加盟店が”構造見学会”や”相談会”、”オープンハウス”や”モデルハウス”を公開し、ブランド工法を広める取り組みを行っている。

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★ 創業者の福地脩悦氏(現会長)は、東京でとび職をした後、1967年に同社を創業し、故郷の北斗市に戻り家造りを行ったが、仕様書通りにつくった家でも、施主から結露の発生などでクレームを受けた。専門家に相談しても「腕が悪い」と言われるばかり。これを機に独学で新工法の開発に取り組んだ。そこで注目したのが冷蔵庫だった。これまでの住宅用の断熱板では、どうしても継ぎ目が出来てしまう。より高い密閉性を達成するため、冷蔵庫の断熱材に使われていた樹脂の発泡材に目を付け、「住宅に応用できないか」と思いつき、興味を持った繊維メーカーの協力を得た。

創業者の福地脩悦氏

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◆ 開発した工法は、外断熱板の内側に発泡させた樹脂断熱材をふきつけ、建物全体を覆う。継ぎ目を無くすと、より高い断熱性と気密性が確保でき、少ないエネルギーで効率的な冷暖房ができる。また、夏は涼しく、冬は暖かい日本古来のかやぶき屋根の住宅にも着目した。自然に湿度調整ができるためで、床下に調湿剤を敷いて湿度を調整。窓からの日射熱を蓄え、強制換気システムで屋内の空気を対流させて、灯油やガスを使わずに温度や湿度を保てるよう工夫も凝らした。

❤ 同社は現在も研究開発に余念がない、特許・実用新案・商標登録も100件を超え、公的認証も取得し、施工実績も記録統計は見当たらないが2018年に6千棟を超えたそうだ。
創業者の福地脩悦氏は齢79歳。日記にブログにFacebook投稿も熟し、発信を続けている。
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時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

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◎株式会社福地建装 コーポレートサイト
https://www.fas-21.com/
◎ファースの家 加盟工務店募集サイト
http://www.fas-21.net/index.html
◎株式会社福地建装の取組み(北海道庁)
https://bit.ly/47ib1Uq

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