見出し画像

真のQOL向上でめざす「社会への価値=皆の幸せ」



”農業の担い手”不足と、”障がい者の社会復帰”のハードルを解決する「共通価値」


★今日は共創の時代・・・サスティナビリティ(39)

<金沢QOL支援センター株式会社>
 2012年に設立された医療福祉事業を展開するソーシャルベンチャー企業。本社は石川県金沢市にあり、主な事業内容は、リハビリや訪問看護などの在宅医療事業、介護支援事業、障がい者の就労支援事業、また企業と福祉の業務マッチング事業、さらにフランチャイズ事業所募集および運営など。全国に40箇所以上の拠点を展開している。資本金901万円、従業員数約170名の中小企業だ。

社名にも掲げているQOL(Quality of life)「生活の質」と訳され、患者の身体的な苦痛の軽減、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度という意味が含まれているが、同社では「真のQOL向上」とは、医療者が掲げるものではなく、利用者が本当に何を求め、どうなりたいか、どうしたいか、を適切に捉え、それを最大限に尊重した上で医療者としての専門的な支援を行うこと。と定義している。

同社の「社会への価値=皆の幸せ」という理念のもと、就労支援では、「障がいを持った方が経済的な自立ができていない社会を変革したい」という想いを持ち、農業と福祉の連携「農福連携」による就農支援を行い、年々高齢化する農業の現場における働き手の確保と障がい者の自立支援を両立させている。

.
★ 以前紹介した株式会社ポタジェとハーブ農園との共通価値の出会いによる結びつきの強い「農福連携」と同様に、障がい者の就労移行支援の足場として、系列A型事業所をめざすステップとしての場作りを行っている。
_

❤ この企業が行うフランチャイズ事業で各所に様々な事業拠点が生まれている。同様に「農福連携」が稀有な例ではなく、その事業モデルの流布を通じて今後拡がりを見せるのではないだろうか。 ソーシャルベンチャーは、これらの社会問題を解決するために、独自のビジネスモデルや経営手法を用いて、社会に貢献している。日本でも近年注目を集め、社会問題の解決や社会の改善に貢献するだけでなく、経済成長にも貢献する可能性を秘めている。

福祉事業は、高齢化や少子化などの社会情勢の変化により、ますます重要度を増している。これらの福祉ベンチャーが取り組む「農福連携」という、”農業の担い手”不足と、”障がい者の社会復帰”のハードルを解決する「共通価値」が"福祉課題解決のモデル"として捉えられれば素敵だよね
.

時代の変化を捉え
これからの生き方を
考えてみよう!

.
◎金沢QOL支援センター株式会社 コーポレートサイト
https://k-qol.com/
◎農福連携 リハスファーム
https://creators.me/farmer/
◎株式会社ポタジェの農福連携
https://bit.ly/3OMzMBi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?